幸せのセラピーのレビュー・感想・評価
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水の中は自由だよ 雑音も届かない
映画「幸せのセラピー」
(メリッサ・ウォーラック、バーニー・ゴールドマン監督)から。
作品自体は、なんだか中途半端なストーリー、
中途半端な結末に、やや不完全燃焼であったが、
この一言だけが、妙に輝いていたので、メモをした。
主人公がシャイプアップのために、水泳をしているようだが、
何度も何度も、スイミングのシーンが繰り返される。
その意味もわからず、観ていたら、この台詞に出会った。
私は、この台詞で「スイミング」の見方が変わったと言ってもいい。
普段の生活で、モヤモヤするものがあればあるほど、
このフレーズのもつ意味が大切になってくる。
「水の中は自由だよ 雑音も届かない」
多くの人たちの意見を、取り入れれば取り入れるほど、
自分たちの自由がなくなっていく。
そして、雑念を払って集中できる環境もなくなってきた。
不平・不満・愚痴・妬み等で、溢れている社会、
それを取り戻すのは「水の中」だという意見に、賛同したい。
特に「雑音も届かない」という表現が気に入ったし、
今度、プールへ行った時、そんな視点で水の中を楽しみたい。
薄いなぁ
ジェシカ・アルバ目当てに見たんですが
そのジェシカ・アルバはチョイ役で殆ど出ません(泣)
パッケージに思いっきり出てるから期待したのに。
話の内容としては
銀行の娘と結婚して逆玉に乗った可愛そうなサラリーマンが
地元の高校生(職業見学みたいなので銀行にきた)と一緒に
自分らしさを取り戻す、みたいな良くある感じ。
サラリーマンなら共感する(少し大げさだけど)部分も
あると思います。
ただこの高校生がイイ奴で(最初はむかついたけど)
いつの間にか主人公を応援する気になれたし、
話の途中にも笑えるところが結構あって楽しく観れました。
ただ結局最後は、主人公は今の自分を否定しただけに
思えたので、話の内容としては薄いなぁと。
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