ダーク・シャドウのレビュー・感想・評価
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炎上するアメリカ社会の姿?家族の存続を願うコリンズはアメリカ社会を写す鏡?
ジョニーファンにとってこの作品の前半はズッと彼がスクリーンの中心的存在で出演しているので、相変わらず、大いに楽しめる、彼の魅力満載の1本だと思うけれど、個人的には、「ウ~ん」もう正直食傷気味だってとこも有りましたね!
ジョニーは、確かに個性的で良い俳優さんなので、私は彼が以前は好きでしたけれど、あまり最近は、俳優として、芝居に冒険をしてくれていると感じられないので、今一気が進まないと言うか、気分が乗らず、飽きて来た感じがするのは、私の勝手な気のせいだろうか?
映画フリークである私は、彼にはもっと、ファンをアッと驚かす様な変化の有る役処をドシドシと続けて演じていって欲しいものなのだが、これは彼のファンである私の単なる個人的な我が儘であろうか?
ティム・バートンとのコンビも勿論ゴールデンコンビなので、気心知れた信頼関係の或るこの2人が組めば、興行的にも有る程度の水準をキープ出来るので、ハズレは無しと言うところなのかもしれないが、その事は、1つのマンネリズム化を招き、映画としての面白さとか、映画の迫力や新鮮味と言うところでは返って逆効果になってしまっている気がしてならないのだ。
今回の本作品も、結局のところ衣装や、化粧なども凝っていてそれはそれで良いのだが、200年振りに、この世に再び蘇ったバーバナスのタイムシフトした70年代の、アメリカの音楽や、ファッションや芸能などのポップカルチャーに造詣が深く無いと、何故、このシーンで、このギャグが出て来るのか、そのギャグの意味が中々解り難いのだ。カーペンターズが当時の流行だったと言う事だけでは無い事も含めてね・・・
エリザベス(ミシェルファイファー)が家庭教師としてやって来たヴィクトリア(ベラ・ヒースコート)との会話から、エリザベスが家族を護り抜こうと必死になっている様子が覗えるのだが、その姿はコリンズ家を護る事=其のままヴェトナム戦争で傷つき、破壊された家庭を護り抜いているアメリカ社会を象徴し、その事は、今イラクやアフガニスタン戦争で破壊させられたしまったアメリカの家庭が、家族を護って、家族の回復を願っている事の象徴として、このコリンズ家の存在が有る様に思われるのだ。
そして魔女のアンジェリーク(エヴァ・グリーン)が家庭を1番大切にして護り抜こうとしているバーナバス・コリンズを誘惑し、心からのバーナバスを愛していたと愛を伝えるが、それは決して愛では無と告げるバーナバスは、今のアメリカ社会の姿をそこに重ね合わせているのではないだろうか?そしてアンジェリークの魔力によって破壊されつくしたコリンズ家であっても、絶対に家族がいる限り、どんなに最悪の状況に陥っても必ずや、家族の不和をも乗り越えて、復興して見せるとキャロリンとエリザベスが力を合わせシーン、家族が1つになり、将来の再興の決意を見せるコリンズ一家はそのまま、戦争で、そして経済も破綻したアメリカ社会が必ず、将来的に復興を遂げて見せると言うアメリカ社会を重ね合わせて表現していると思うのだ。200年前の社会から蘇るバーナバス・コリンズとは、アメリカ建国の精神の本当の意味での回復を願って止まない、今のアメリカの姿をそこに重ね合わせている様に思うのだが、それは単なる私の勝手な思い込みだけだろうか?
ストーリーの先が観ていて中々読めずに、その都度小さな驚きと期待を持って最後迄観て行く事が出来る映画だったが、あなたはこの映画をどの様に評価するのでしょか?
キワモノ対決。
やっぱりジョニデはこういう役がよく似合うなぁー、と思う以外は、
ゴシック・ホラー・コメディ…になりきれない不完全な仕上がりで、
ヴァンパイアといっても、普通に男と女の愛憎劇に終始するお話。
だって、結局アレでしょ?
バーナバス・コリンズ、アナタが使用人を(魔女とは知らず)弄んだ
からいけないんじゃない^^;
その後、最愛の女に夢中になって怒りをかっちゃったんだものねぇx
それに魔女も魔女。
嫌われてるんだから…いい加減に諦めりゃいいのに。しつこい~x
まぁ~さすがに殺し方がリアルというかバンバン殺しちゃうんだけど
ヴァンパイアって、ああしないと死んじゃうんだものね…。
今作にC・G・モレッツが出ているのはナゼ?と思う皆様方には、
しっかり彼女の見せ場とその理由が描かれるのでラストまで辛抱を。
…ただまぁ、それがなんで必要?^^;というのはありますが。
魔女の呪いで生き埋めにされ、200年もの眠りから覚めたバーナバス。
1972年っていう(面白い)年代に甦り、カルチャーギャップに喘ぐのか
と思いきや、その辺はサラッと流されてゆく^^;
「唯一の財産は家族」という亡き父親の言葉をモットーに
御家復興のため、末裔たちと彼がタッグを組んで催しを始めるが、
そこへ当然、魔女が邪魔に入る。あの手この手で誘惑したり責めたり。
たまたま家庭教師で住み込んでいたビクトリアが亡き妻にソックリで、
彼はやっぱりそっちへ向いてしまうため^^;余計に魔女が暴れるハメに。
どこをとっても予定調和で(残酷シーンは多々あれど)
お話の盛り上がりに欠ける展開、、これは原版のドラマがそうなのか?
子供向けにするなら、思いっきりコメディにするとか、
大人向けにするなら、個々のキャラを整理してもっと観やすくするとか、
ジョニデの演技は確かに巧くて楽しめるんだけど、
それ以外の不完全さが否めず、予告で期待した面白味が半減する。
まぁバートンらしいといえば、バートンらしいんだけど^^;
最後のアレなんかねぇ、まるで奥さんに頭上がらない感じあるもんね。
しかし奥さんも、ジョニデに負けずキワモノ役がホント多いわね。
(A・クーパーが老体に鞭打って^^;素晴らしいステージ。盛り上げます)
我がケツにくちびるをあててチュウチュウしやがれ
見所はヴァンパイアと魔女の壁を破るほどの激しいセックス。魔女は200年もバーナバスを愛し続けている。愛の形がちょっと変形しているだけで、認めてあげてもいいと思う。
けっこうよかった
ジョニーデップがバンパイアで200年の眠りから現代に蘇ったと思ったら現代ではなく70年代だったので、70年代なりの時代ギャップコメディがとてもとても楽しかった。
ジョニーデップが終始デーモン小暮のような口調で、面白かった。ちょいちょい退屈だったので、もうちょっとギャグを盛ってくれたらもっとよかったと思った。
元カノをやり捨てしようとしたら、呪いでバンパイアにさせられるというのは変だし手抜きな感じがした。でもジョニデがイノセントじゃないところはとてもよかった。
最終的にカワイ子ちゃんがバンパイアになって助かるんだけど、目の周りが真っ黒になっていたら、全然かわいくなくなってげんなりした。
全体的に人間味があって面白かった。音楽も楽しかった。
コケおどし
中盤までは、ほとんどジョニーデップ演じる吸血鬼キャラだけが焦点の映画。
そして終盤、200年に渡る呪いと愛に終止符を打つ展開。
派手な映像や奇妙な演出で、不気味な部分とコミカルな部分は半分半分。確かに派手で見てて退屈しない印象も強いが、そもそもストーリー的に大した話じゃないってのも否めないね。ようはあまり心に残らないタイプ。
ティムバートン&ジョニーデップの映画って、正直どれもコケおどしでイマイチ面白くない感が強い。
最後がもうちょっとどうにかならないものか
昔のドラキュラ映画は怖かった印象であるが・・・
コメディタッチながらもその前段がちょっと。
累々とした屍を重ねて、一族の幸福を願うというのは、まぁ映画として頭を使わずに見るべきか。
最後はぐずぐずというか、各部、崩壊したままで終わるのがちょっと・・・
魔女があっけなかったなというのと、家庭教師が可愛かったな、また残された一族がかわいそうな印象。
年齢指定アリだが、一部、確かに子供に見せられる内容じゃない。露骨ではないものの。
美女の執念の対決! 可憐な乙女:妖艶な魔女
吸血鬼に変えられ200年棺桶に閉じ込められたバーナバス・コリンズ
(ジョニー・デップ)を中心に、
新旧美女の競演は楽しかったが、ドタバタ・コメディ風で、
一歩引いて見てしまった。
エヴァ・グリーンの魔女は最高!
こんなグラマラスで美しい魔女ならついて行きたい!
と思ったのはウチの連れ合いだけではなさそう。
ただ、ジョニー・デップは好きだけどバーナバス・コリンズ役は
もっと若手の美形俳優にして欲しかった。
転生を繰り返して彼との再会を待つ
可憐なヴィクトリアの残留思念の強さと、
悪魔と契約してまで彼を我が物にしたかった
アンジェリークの苦しみとに焦点をあて
喜劇ではなく、
心の行き違いの愛憎劇に仕立てる事も出来そうな気がする。
ともあれ、期待したほどの面白さは無かったが、
ホームドラマの続きを待つ感覚で、
その後のコリンズ一族を見たい気持ちにもなった。
余談ですが、エヴァ・グリーンのお母さんがマルレーヌ・ジョベール
と知ってビックリ!
キュートな小リスが、華麗な白鳥(黒鳥?)を産んだ感じかな?
主人公より魔女さんに一票
5月15日に、友人に誘ってもらい「ダーク・シャドウ」試写会に行ってきました。…が半月経ってようやくレビューしようという気になりました。
事前に情報をあまり仕入れずに観てきました。ちなみに熱狂的ではないけれど、ティム・バートン × ジョニー・デップの作品ファン。
ネタばれあり、長文コメント失礼します。
観た第一印象は「独特のダークネスな世界観が面白い、出演者も豪華だわ~」。
出演者が女性多いですし、ストーリー的にも女性陣が強いです。
個人的に「ダーク・シャドウ」で気になる事をまとめてみると、
伝わりにくいバーナバスの家族への愛(家族のためと言いながら、普通に自分中心で行動してるような…)
主役はじめ、どうにも「だめんず」に見える男性陣と、個性的な美しい外見からパワーまで、とにかく強い女性陣
ストーリー内でフォローの少ないファンタジー部分の説明(あと少しだけでも、あればいいのに)
R指定はないけれど、意外とあったきわどいセリフや部屋のインテリアがぼろぼろになる位のラブシーン(大人はともかく、小さい子供に見せるのは考えた方がいいかも)
あくまでバーナバス(ジョニー・デップ)が主役で、今回もかなり印象的なルックスでしたが。
でも正直な所、元恋人であり今や強大な敵になった魔女(エヴァ・グリーン)の方が、大活躍でインパクト大。彼女の登場シーンや美しさ、色気のあるポーズ、着ていたドレスの方がよく憶えている。
人物設定で「あれ?」と思ったのは、とってつけたようなキャロリンの狼男の能力。登場シーンからヒントがあったかどうか、私も思い出せないけれど、唐突感が否めない…。
…あと博士(ヘレナ・ボナム・カーター)はあの役割で良かったのだろうか。勿体ない印象。最後の最後で、また登場されるけどあれもどうかと。
いちばんの見所。それは魔女アンジェリーク(エヴァ・グリーン)の、映画クライマックスまでの無敵、無双っぷり。驚くほどご活躍。
なのにその「魔女の最後」がやけにあっさり、意外な人物の唐突な登場&一撃でそのまま終焉…。それまで無双だったのに。
ストーリーについてはせめてエンディングで、「残ったコリンズ家のその後」について少しでも描いてほしかった…。
「物語はその行間を読め」と、映画を観た人それぞれが物語を補完する形もいいとは思うのですが…。今回はどうも、最後は駆け足で説明不足のままストーリーを閉じちゃった印象もありました。
音楽は現代でのシーンでは、カーペンターズなどの懐かしい洋楽が流れて「お、私でもこれ知ってる」というノスタルジー感も感じられ、なかなか好印象です。ただ全体的に、曲のインパクトもあまりない。
くすりと笑える面白い(大笑いではなく)シーンはありました。
マクドナルド看板への解釈(メフィストフェレスの「M」と勘違いする)、屋敷で段ボール箱やタオルの棚に入ってみたり、意中の女性(現代での家庭教師)と二人きりのシーンで、顔を近づけすぎた時の相手の反応を「私の口臭が気になるか」と言うシーン。
しかし全体的にあまり楽しく笑えるシーンは少ない。むしろ苦笑いしそうなシーンが多い。
これは「家族に向けるような愛をもって、何ぞこれというシーンもあたたかい目で見て、あまり考えずにティム・バートン世界に浸ると面白い」映画。
私としては独断ですが、あまりプッシュできないジョニー・デップ×ティム・バートン作品です。
まぶしすぎるぜ
いやあ、1、金があるからといろいろ権利を買う。2、受けばかり狙って物作りする。3、ブランド力で人気はあるが中身は「あのねきみぃ」、・・・という3拍子そろったとても悲しい(泣ける)映画でした。う。指輪のごときプロローグがあっても、指輪のごとき深みはないし、何とスポイラーになっている。黄色い看板を出してコメディのつもり?今更「スリーパー」の頃に戻られてもねえ(という意味では正確な時代考証かな)。いつも出てくる幽霊なら(これは後で知ったけど)、わざわざシーツの中に入らなくてもいいのにねえ。←エンターテインメント精神ですかぁ。(中略)15歳の娘がラストで突然××になるに至っては、「オーマイガッド」としか言いようがない。などなど、どのシーンにも突っ込みどころ満載。バートンが思いっきり迷子になった映画です。
ただ、そんな迷作にも原作(なんてあんの?)が伝えようとした精神は見え隠れしています。つまり1、「血は水よりも濃い」などと言ってると、人を悲しませ恨みも買うよ(まさこさまあ!!)。2、魔女だって地域を潤わせ住民に愛されたら立派な政治家(頑張れ日本のドジョウ総理!)。3、赤毛の女には気をつけろ(ジュリー・レスコー、君の事だよ)。ね。人生の指標になるとてもありがたいお話ではありやす。
さて、これをどう楽しむかは・・・1、ジャッキー最高!loosin' it以来の元気なお姿。bad newsビデオが見たくなります。2、ボールに来たおっちゃんはalice本人?いい爺さんになりましたねえ。3、せっかくハローウィンで始まったのにクリスマスで終わらないハードボイルドさ。ここいらへんでしょうか?
元になったテレビ・シリーズ(があるのかな)は、とても見たくなりました。でもそれを作ったお方は、こんな映画を捧げられて草葉の陰でさぞやお困りでしょうね。
最後に私的意見で恐縮ですが、この映画の教訓はわたしにとっては「嘘をつけない男に、女を愛する資格はない」でした。「男と女」は適当に入れ替えてお楽しみください。
<付録>僭越ながら救出案:1、ヴィッキーの生い立ちをプロローグにして、ヴッキー目線で作る。2、それらしい吸血鬼ならでは(銀やら、棺桶やら、太陽光線やら)はあえて全て使わない。3、グランドバンクスで漁にいそしむ船長のカットをちりばめる。以上の編集&追撮で、結構バートン風になるかも。
魔女の愛
もっとコメディだと思っていたので、アンジェリークのバーナバスへの叶わぬ愛が胸に迫った。ジョゼットが好みならば、対極だけど美人なのになあ…
ミシェルファイファーは年を重ねて益々美人ですてきでした。
収穫はエヴァ・グリーンの妖艶で積極果敢な魔女ぶり
年代を現代ではなく、70年代に設定したところがいい。ちょっと風変わりなヴァンパイアと、姿を変えながら生き延びてきた魔女の、カラフルな対決が70年代のポップな色彩によく合っている。
そういう意味では色彩感覚と画作りはティム・バートンらしいが、ジョニー・デップの成り切りメイクと演技に頼り過ぎで、このコラボによる作品もやや鼻についてきた感がある。
コリンズ家のトボけた執事ウィリーと無口な老メイド、ミセス・ジョンソンが流れにアクセントをつけているが、ティム・バートンのストーリーを見せる技量に限界を感じた。
収穫は、ジョニー・デップのヴァンパイアを惑わすエヴァ・グリーンの妖艶で積極果敢な魔女ぶり。大きな瞳は、ときに冷たく、ときに怪しく誘い、ぞくっとするほど美しい。「007 カジノ・ロワイヤル」や「パーフェクト・センス」の時とは違った爽快な魅力が出ている。
このところ出ずっぱりのクロエ・グレース・モレッツ。今回はそうきたか。いろいろと忙しいことだ。
まぁ、オリジナルがマイナーなTVシリーズなので(少なくとも日本では)
あまり前評判はよくない
確かにケッサク、というわけにいかない
もともと、米TVシリーズ(ソープオペラ)が原作で
それ自体知られていないこと
70年代初頭の雰囲気に、好き嫌いが分かれてしまうこと
ギャグに小ネタが多くて、観客には馴染めないこと
それでもまぁ、楽しめたのは、ジョニデが
魔女の色香に迷う吸血鬼を楽しそうに演じていたことが愉快
また70年代ロックの歌詞が台詞に織り込まれていたりして
それが好きなわたしは、観ていて思わず、( ̄ー ̄)ニヤリ
私の好きなギャグ
蘇った吸血鬼、バーナバス・コリンズ(デップ)が
現代のコリンズ家の娘キャロライン(クロエ・グレース・モレッツ)に
舞踏会を開くので、誰かいいゲストは知らないか?
と聴く場面
ロックが好きなキャロラインは「アリス・クーパーがいい」という
それを聞いたバーナバスがひとこと
「そうか、それでそやつはどんな娘だ?」
もちろん、あとの場面でクーパー自身が出演してくる。
しかしながら、流石にティム・バートンはこれ以上
吸血鬼モノをやったら、マンネリといわれても仕方が無いだろうな、
そういえば、次作は制作総指揮だけれど、あのリンカーンと
吸血鬼が闘うものらしい・・・(゚Д゚ )ムハァ
中辛スパイシー、面白かったです
女性キャラクターが強力!面白かったです、思いがけない展開。
ホラーコメディーなら、監督作で大好きな「マーズ・アタック!」くらいブラックでも良かったかもなぁとは思ったけど、中辛スパイシーでなかなかでした。
予告編は、編集して面白おかしい別の話を作るんじゃなくて、作品の良さをキチンと伝えるものであって欲しいです。その点に少しがっかりでした、カッコいいプロの仕事を望みます。
ティム・バートン監督は、ヘレナ・ボナム・カーターっていう女優さんが好きで好きでしょうがないんだろうなぁ、いいですね。
5年も続いたソープオペラが元って、昼メロかなんかでやってたんでしょうか、シュールです。ドラマの映画化「血の唇」(70)も気になるけど、物凄いレア物な気がする。
ジョニー・デップのコスプレ劇場ヴァンパイア編に過ぎない茶番
メチャクチャつまらなかった。
期待値のハードルが高過ぎたから云々以前に単純に退屈極まりない。
今年、劇場で観た映画の中でワーストのつまらなさだ。
娘に『モールス』のクロエ・モレッツ、
専属ドクターにバートン組の常連ヘレナ・ボナム・カーター、
街の漁師の棟梁に往年のドラキュラスターのクリストファー・リーetc.血を好むキャスト陣で固める配置は興味深いけど、深かったのはそこのみで、以外は浅い浅い。
ギャグもストーリーもとにかく全てが…。
ハッキリ云っちまったら、こんなのジョニー・デップのコスプレ劇場ヴァンパイア編以外の何物でもねぇや。
しょ〜もない。
大味同士やけど、コスプレ劇場やったら、海賊編の方がまだマシやったわぁ…。
致命的なのは吸血鬼のキャラクターが明確化していない点に尽きる。
太陽光線に弱いはずやのに、割と平気に昼間外出しているし、血を吸う周期も襲う基準も全く解らない。
一番解らないのが時代を72年に設定した点である。
不死身の身体を活かして、最終的には2012年に到着するのかと思いきや、72年をグダグダグダグダ茶番繰り広げてるので呆れた。
単にカーペンターズの『トップオブザワールド』に乗せて、ドラキュラの習性を撮りたかっただけやと思う。
そのためのチョイスなのか?
あのシーン以外に面白さは一切無い。。
っていうか、予告のPVで観とけば、もう充分である。
そんな代物に¥1800払う価値って有るのかね。
甚だ疑問だ。
では最後に短歌を一首
『血飛沫(しぶき)の 目覚めは遠く 恋啜る 棺重ねし 呪いに濡れて』
by全竜
見るなら映画館で
特殊撮影が凄い、お金かかっていそう。。。
時代設定がつぼに嵌まった人は、
懐かしく、胸がきゅんとするはず。
監督の同居人が、
どのように出てくるのか興味津々だったが、
ラストに笑えた。
ジョニー・デップは、
またもや映画の中で大いに遊ばせてもらえて、
さぞかし幸せだっただろう!
惜しい!もうちょっと!
まず、この作品は予告編に問題があるのではないでしょうか。
いかにも「面白そう、笑えそう」と先入観を持たせるような“コメディ作品風”に作られています。
ですが、実際の本編は、笑える部分はそれほど多くはなかったと思います。
あの方向性を間違った予告編が原因で、コメディ映画として期待した多くの観客は、鑑賞前のイメージと鑑賞後のギャップに困惑したと思います。
…確かに、あの予告編で世間の関心を集めて、期待度をアップさせる作戦は成功し、宣伝プロモーションとしては上手くいったのかも知れませんが。
私が見た感想は「なんとなくまとまりが悪い作品」。
そして思っていたよりも結構「重くて暗い」作品でした。
一癖も二癖もある登場人物たちを演じる贅沢なキャスティング、豪華な美術、お金をかけた箇所は確かに素晴らしいです。
が、ストーリーの流れが悪くて(特に後半)、全体に一本の筋が感じられず、「あれもこれも」とやりたい事を色々詰め込みすぎたためにまとまりがなくなった感じがします。
主人公バーナバスについて、宣伝チラシには「人を襲うのはちょっと」と書いてあったので、私はてっきり“人を殺さない主義”の吸血鬼なのかと思っていたら、いきなり大量に殺しているじゃないですか。
その後の“食事”の時も、被害者を最小限に抑えるよう努めるわけでもなく…。
コリンズ家再興のために事業を再開して、魔女が経営する水産会社に対抗するという流れは良いんですが、その勝負というのが、およそビジネス対決とは言い難く、吸血鬼の魔力で漁師獲得とか魔女の魔力で工場爆破とか、何でもありのムチャクチャな展開。
そしてムチャクチャといえば、最後の魔女との対決でのクロエちゃん。
「勝手に人の部屋に入るんじゃねえ!!」と、いきなり態度が豹変して「えっ!?どうしたの!?」と思ったら、「モールス」のアビーのような異形の姿ふたたび(笑)。
しかもその肝心な時に、バーナバスは柱に捕まってて役立たず状態(笑)。
バーナバスは「末裔のために繁栄を取り戻そう」と思って色々やってみたけれど、しまいには価値ある財産であろう豪華な屋敷も消失してしまって、バーナバスのせいで状況は前より悪化&末裔はさらに厳しい経済状況に陥るのでは?
バーナバス本人は最後に恋人と結ばれていいだろうけど、周りの人は巻き込まれていい迷惑です。
結局、死んだ恋人に生き写しのあの家庭教師さんの人生は何だったの?
いくら生き写しで、“何か”に導かれてコリンズ家に関わったのだとしても、あの扱いでは彼女が不憫すぎるのでは?
まだ若く、彼女には彼女自身の未来があったのではないでしょうか?
…というわけで、バーナバスさん、いっそ妥協して魔女の求愛に応じたらどうですか?
もとはと言えば貴方が本命の彼女がいるのに、遊びで魔女に手を出したりするから、コリンズ家は呪われたのですよ。
魔女に迫られた時、断固拒否しなかったところを見ると、全く気がないというわけでもないのでは?
何しろ彼女、顔も身体も完璧ですから。
…つまり、全ての騒動はバーナバスの撒いた種が原因だと思いますが、それを言ってしまってはこの映画の意味がなくなるので。
それにしても魔女役のエヴァ・グリーンはハマリ役でした。あのセクシー度と執念深さは最高。嫉妬に狂った彼女が爪で引っ掻く動作がいかにも魔女らしくて◎。
ミシェル・ファイファーもカッコよくて強い女だったし、クロエちゃんや長老クリストファー・リーやアリス・クーパー。
そう、キャスティングは文句なしに豪華なんです。
あとはもう少しさじ加減がよければ、もっと面白い作品になっていたと思うので、もったいなくて残念です。
それからもう一つ、欲を言わせてもらえば、最後に「コリンズ家とバーナバスのその後」的なアフターストーリーがあると良かったと思います。
ラストシーンは少々物足りなかったし、バーナバスと恋人と末裔たちが、あの騒動の後どうしたのかを見せて欲しかった。
例えば、お金も家も無くしたけど貧しくも皆揃って仲良く暮らしているとか。
バーナバスのモットーは「家族が大事」だから、それに沿った分かりやすいハッピーエンドだったら良かったなぁと思います。
で、その後であのホフマン博士の水中シーンをもってくれば(笑)。
ホラーが苦手でも、軽く観れる
私はホラーは苦手な方の分野ですが、それでも軽く観れました。それは、笑えたり楽しい場面もあるからだと思います。
だから、ホラーが苦手な方にもおススメできます。しかし、この意見はあくまでも一個人のそれですから、ホラーが苦手な方全員に言えるわけではありません。参考程度に捉えてください。
後半のストーリーが?
イントロ部分で列車にのる意味ありげな家庭教師役の彼女とバックの楽曲(ムーディーブルースのサテンの夜)があまりにあっていてどんな展開で進むんだろうとワクワク状態でした。話しもわかりやすくですが後半のもって行き方にいろんな意見の見解があると思いますが・・・・・。(でもヒットすれば続編もありだったりで)娘役の子はAKBの板野ちゃんなみにかわいかった。音楽は70年前半の曲が多くて私は好きです。
笑えはせず、これといって見所もなく・・・
シザーハンズからのコンビももうそろそろ解消した方がいいいかも...
見所はまるでなく白塗りもなんかね~~!!
だいたい妻ヘレナの出演はもういいんだよな~~↓↓
ミシェル・ファイファーは相変わらずきれいですが、
今注目のクロエ嬢そろそろ今のポジションから脱却しないと
先が短いかも。
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