「徹底された男性目線。」ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
徹底された男性目線。
名画座にて。
公開時(署名運動までして)宣伝していたのを覚えている。
そういえば友人がこれを観たい観たい!と叫んでいて^^;
当時一緒に観られなかったもんだから、今回誘って観てみたが。
うーん。。
確かに面白いといえば面白い!が、しかし徹底的に男性目線☆
なので、カップルとかご夫婦なんかで観るには注意が必要かも^^;
さっきササーっと感想を読んでみたが、ほぼ男性陣が高評価。
女性はこの下品さをどう捉えられるかで意見が分かれそうだな。
バチェラー・パーティーって、アチラでは当たり前の習慣だけど、
日本ではまるで「○○納め」(スイマセン激しくお下品な書き方で)
とでも言っているかに感じられて、女性には悦ばしくないかも。
まぁ女性の方もそれなりに(爆)遊ぶワケだから、どっちもどっちか。
様々な映画で描かれている行事なので、それほど目新しくもなく、
となると、展開がラスベガスを舞台に!羽目を外す!という点で
記憶がぶっ飛ぶ(これには理由があるが)ほど面白い展開が待ち
構えていた…ってことになるのかな。
その、逆に過去を辿っていくお話そのものにも面白さはあるが、
結局なんだった!?的なオチに片付くんだろうという結末が見え、
それほどドキドキワクワクする推理展開というワケでもなかった。
かろうじて花婿はやや誠実^^;、しかし最後まで可哀相だったがx
観る者の期待度とテンションの上がり具合を十二分に考慮して、
当初は公開を見送っていたのかなぁ~なんて思えたりした自分。
しかし映像面ではイロイロ出てくるんで(爆)けっこう楽しめる。
オトコってホントにバカだよなぁ~と思いながら、
あぁこういう女になっちゃうとオトコは離れ、こんな女になれれば
オトコは惚れちゃうもんなのか、と単純に納得できる作品だった。
バカを演じてもカッコいいB・クーパーや、
バカ丸出しのZ・ガリフィナーキスも堪能できたが、
個人的にはH・グレアムが演じたストリッパーが印象に残った。
歯抜けの歯科医(やたらネタにしてたけど)がデートに誘う場面が、
一服の清涼剤のように妙に爽やかに感じられた(今作では^^;)
(欲をいえばラストにもうひと捻り欲しかった。ワリと普通なんで)