劇場公開日 2010年7月3日

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「究極の【泥酔あるある映画】」ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い Natsukiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5究極の【泥酔あるある映画】

2010年11月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

【酔った男子のバカ騒ぎ】だけでも共感できるのに
翌日に【二日酔い】のまま《昨夜、何が起こったのか?》
を必死で探るという状況がもう200%共感できて・・・
評判どうり笑いっぱなしの2時間だった

飲み過ぎて→ 酔い潰れて→ 記憶喪失

そんな事を僕自身も何度も経験したんで
《昨夜、何が起こったのか?》という探求を
飲んだ翌日に現場に戻ってやった事も何度もある
そして・・・記憶の点と点が繋がって・・・案の定
【衝撃の事実を知る】(笑)

これは 今までの映画に無かった高共感ポイントで
まさに【泥酔あるある映画】という新ジャンルだ

この作品のDVDを【飲み仲間】みんなにプレゼントしたい

『泥酔メメント』や『トータルアルコール』という
邦題でも良かったくらいに【記憶のピース】を
埋めていく感覚の構成が上手くて上手くて

【コメディー】と【ミステリー】の融合に
素晴らしく成功している奇跡の作品

意外と映画ネタも多くて『サイドウェイ』『グレムリン』
『インディジョーンズ』『スリーメン&ベビー』『キャットウーマン』
などetc... そして極めつけが『レインマン』

『レインマン』のオープニングに流れていた『Iko Iko』を
バックに『レインマン』と全く同じアングルでエスカレーターを下る
場面は笑い過ぎて涙が止まらなかった

そして【エンドロール】の驚き

まさかエンドロールに最上級の【笑い】と【タネ明かし】が
待っているとは全く予想できなかった

エンドロールでここまで笑ったのは初めてなのはモチロン
《今までの2時間はこのエンドロールの為に存在していた》
という【壮大な前フリ】だったと気付いた時・・・

すでに【笑い死に】していた

Natsuki