「ただのおバカ映画じゃない! 謎解きとしても上手くできたストーリー」ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い めぐ吉さんの映画レビュー(感想・評価)
ただのおバカ映画じゃない! 謎解きとしても上手くできたストーリー
結婚式を2日後に控えたダグ(ジャスティン・バーサ)と、
悪友のフィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、
新婦の弟アラン(ザック・ガリフィナキス)は、
バチェラーパーティーを楽しむためにラスベガスへと向かう。
だが、翌日ホテルで目を覚ますとひどい二日酔い…。
おまけに部屋はめちゃくちゃに荒れ、
鶏はいるわ、赤ん坊はいるわ、おまけに虎までいる!!!
しかも、花婿のダグは忽然と消えていた。
3人は、二日酔いの頭で必死に記憶をたどるが、何一つ覚えていない……
私と友人のほぼ下戸コンビが見終わってまず言ったのは、
「お酒とクスリ一緒なんて、マズすぎるよね…」
それはさておき、、、
ただのおバカコメディかと思ったら、
いやいや、
“謎解き”としても上手くできたストーリーでした!
随所随所にパンチとひねりの効いた笑いを仕込みつつ、
脚本はしっかり骨太。
それを、ルックス的に対照的で相性のいいキャストが
がっつりと演じています。
花婿の悪友フィル役のブラッドリー・クーパーは、
「バレンタインデー」や「そんな彼なら捨てちゃえば」、
さらにもうすぐ公開の「特攻野郎Aチーム」にも出ているほど、
最近売れっ子のイケメンなのですが、、、
どうして、こんなに薄っぺらい…とゆうか“安い”感じがするんでしょう??
まあ、どの役もそんな彼の持ち味をわかっていて、
逆手に取ってる感はありますが・・・
(「特攻野郎~」での役名は“フェイス”ですからねー)
そして、私の大注目(=好み)は、
新婦のダメ弟でトラブルメイカー、
アラン役のザック・ガリフィナキス
“人を食ったor苛立たせるデブ”とゆう、
ジョン・ベルーシ、ジャック・ブラックたちの系譜をしっかり引き継ぐキャラクター☆
今アメリカで公開中の、
『奇人たちの晩餐会』リメイク作品にも出演しているらしいので
こちらも期待大です!!
(=ちゃんと劇場公開してくださいね…ということです、、、)