劇場公開日 2011年5月20日

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「ちょっと期待はずれ。新たなシリーズの序章か」パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉 aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ちょっと期待はずれ。新たなシリーズの序章か

2011年6月8日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

これまでの3部作は、キャプテン・ジャック・スパロウを軸に総督令嬢エリザベス、その恋人ターナーとの信頼と裏切りなどの駆け引きが二転三転し、複雑に入り組んだ謎が最後に明らかになる物語が最高に面白かった。
新作では、ジャックとその仲間(あとキャプテン・バルボッサも)の他は登場人物を一新。伝説の海賊黒ひげ、ジャックの元恋人アンジェリカが織りなす物語に、生命の泉の鍵となる人魚とまじめな宣教師の恋も絡む。ただ前作のターナーとエリザベスほどの魅力は感じなかった。
冒頭はロンドンからはじまるなど、イギリスとスペインの覇権争いを絡めて舞台を広げているものの、生命の泉を探し求める冒険も前作ほど複雑に絡み合う展開にはならなかった。ちょっと期待はずれ。新たなシリーズの序章といったところか。3Dは予告編にもあった剣が飛び出すところが効果があるくらいで2Dで十分。

aotokage