「魅せ場がないまま。」パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
魅せ場がないまま。
シリーズ4作目で監督がR・マーシャルに代わった。
私はこの監督、別に嫌いではないが(ミュージカル監督?)
今作を観れば明らかに過去3作とは違うことに誰もが気づく。
ある意味、映画なんて監督のモノ^^;だから自由なんだけど、
(ハリポタシリーズなんかでもそう、分かっちゃいるんですが)
言い換えれば監督次第でこんなに変わっちゃった印象が強い。
まぁ好き好きなんで…^^;良いも悪いも観方次第なんですが。
すでに冒頭~中盤でウトウト眠くなり、あっれ~?こんなに
つまんなかったっけ??もっと迫力あったよなー!?なんて
自問自答のくり返し。確かにキャストもメインがいなくなり(汗)
ジョニデ扮するJ・スパロウのみに焦点を押し付けたような、
(まぁ彼は彼でソツなく演っているのでvファンは楽しめます)
これで140分どうなんだ?もたせるのか?という無謀な挑戦。
多分シリーズものの宿命になる「単調さ」や「飽き」は前作から
チラホラあったかな、と思う。話自体がどんどん袋小路に
追い込まれて収拾つかなくなってるような^^;そんな感じ、、
特異なキャラクターをバンバン出して、映像で見せ場作って、
ぶらっかいまーと、ばーびんすきーは、頑張ってた気がする。
だからまぁ…すっごい奥深い話を期待してたワケではない^^;
ワケではないんだけど…コレもないよねぇ。が今回の感想かな。
お馴染バルボッサとギブス(スパロウ父はチラリしか出ない)に
今回は黒ひげとアンジェリカが登場。あとは新人二人(簡単^^;)
あ、猿も少し?
ちょこっとだけデンチ伯母さん出てました。いや~あのメイク。
生命の泉の在りかを知っているのはジャックだけ。みんな群がる。
コメディ仕立てで面白く見せようというのは冒頭からアリアリで
笑えなくはないのだけど、やはりこのシリーズ特有のアクション、
ジャック以外のところで感じられた印象深いドラマ性も少ない。
腐った海賊にハスッパな女、地味すぎる宣教師と人魚(ゴメンv)
音楽だけかなり合っててミュージカルならいいんですけどねぇ~。
いっそパイレーツ・オブ・ミュージカル。とか銘打って、皆に歌って
踊ってもらい、シカゴ、NINE、スウィニー~のかけ合わせみたいな、
そんなパフォーマンス活劇なら、監督お得意だったかも?なんて。
(いやホント素人が言いたい放題でスイマセン。)
なんか続編もありそうなんで…^^;次回は考えた方がいいですね。
監督を代えるか(どうなんだろ)、ミュージカルにするか(ないって!)
(ブーツ(足)^^;を脱いで朝食…じゃなくて水分を。ココは笑えました)