「この物足りなさを 埋めるのは」パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
この物足りなさを 埋めるのは
ジョニデがいて、ぺネロぺ・クルスが参入して、ジェフリー・ラッシュや キース・リチャーズなど 錚々たるメンバーなのに なぜか物足りなさを感じる。。 楽しいのに、ワクワクするのに、どこか飽きを感じる『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』を観た時のように ちょっとガッカリする。 これってもしかして、オーランド・ブルームや キーラ・ナイトレイが外れて 年齢層が上がったから?
前作のラストで暗示された 永遠の命をもたらすという「生命(いのち)の泉」をめぐり 数々の野望が渦巻くなか、海賊ジャック・スパロウが新たな冒険へと旅立つ (作品情報より抜粋)。
初の 3D字幕で鑑賞したのですが、なぜ(日本の配給会社が)吹き替えを押すのか やっと理解できました。 3D字幕、面倒臭い。。 セリフは当然、本人の声(英語)で聞くのが ベストなのですが、いつも控え目に書かれる字幕文が 3Dで浮いて・主張するので 邪魔。。
また、字幕だけに限らず アクションシーンにおいても 一緒に体感できるような構成ならいいのに 背後から覗いているようで、「ぶつかりそう・触れられそう」などの リアルな感覚が望めない。 だったら、出演者の顔 一人一人(特にぺネロぺ・クルスの美しさ)をしっかり認識・表情が読める 2Dで鑑賞したほうが よっぽど楽しめるんじゃないかと思いました。
ストーリーも悪くはないのですが、マーメイドや聖杯など 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を思い起こさせたりして、ちょっと落胆(『ハリポタ』のダーズリーおじさんも 王様で出演してましたね)。 エンディングに至っては、アンジェリカ(ぺネロぺ)のとって付けたようなあのセリフで プライベートとリンクさせたのかとシラけました。。でも一応めでたいので、「おめでとう、ぺネロぺ☆」
個人的に注目したのが 牧師とマーメイド。 この二人、(私の中では)ジョニデ&ぺネロぺより 印象に残りました。 牧師・フィリップを演じた サム・クラフリン。瞳がとてもキレイな イケメン。 イギリス出身の 俳優さん。 マーメイドのシリーナを演じた アストリッド・バージェス・フリスビー。 繊細で 守ってあげたくなる無垢な少女(マーメイド)。バルセロナ出身の女優さん。 二人の これからの活躍に期待します☆
人気シリーズの続編ということで 自動的に☆3つ。 豪華出演者で ☆+1.0。 だけど(出演者の)セリフにイマイチ魅力を感じなかった ☆-0.5で、トータル ☆3.5評価です。
P.S. 続編が出るなら(出るでしょうね)、ぺネロぺ妹の モニカも (ボディダブルじゃなく)出演させてほしいです!!