「最高にロマンチック」塔の上のラプンツェル ももえもんさんの映画レビュー(感想・評価)
最高にロマンチック
ずっとずっとずっと夢に見てた、ラプンツェルを映画館で観ること。
今回のディズニー100フィルム・フェスティバルで1番楽しみにしていた作品。
公開当時は、知ってはいたけど観に行かなかった。
後になってなんで行かなかったんだろってすごく後悔していました。それが遂に叶いました。。
もうオープニングからすでに感激で泣きそうで、、。
大画面で見て、ラプンツェルを初めて可愛いだけでなく美しいと思いました。
よくよく考えるとラプンツェルはとても多彩で、料理、音楽、絵画、編み物となんでもできます。
美しさと行動力と知恵があります。
ユージーンはもちろんイケメンで、それだけでなく運動神経もいい!びっくり!
本作はディズニーの50作品目の初の3D。
原題である『Tangled』はラプンツェルの長い髪の毛が絡まるのをイメージしてつけられました。
前作の、プリンセスと魔法のキスで男性の支持があまり得られず、ジェンダーニュートラルな作品をと力を入れられたそうです。
そのためヒーローであるユージーンは作中大きく活躍し、ユージーンをデザインする時はより魅力的にするため、それぞれ女性スタッフが好みの男性写真を持ち寄り会議に会議を重ねて作り上げられました。
ラプンツェルは妊婦に良いとされる葉野菜の一種で、青紫色の花を咲かせます。原作ではこのラプンツェルからお話が進むようですが、映画では空から落ちてきた太陽の雫が魔法の花を咲かせます。
もうね、ラプンツェルの髪の綺麗さ、歌の素晴らしさ、なんと言ってもストーリーが明るい!
それだけでなく、ランタンを空に飛ばすところやユージーンとラプンツェルが心を通わせるシーンにきゅんきゅんさせられました。
映画館で観るランタンのシーンをどれだけ待ち侘びていたか、、😭泣きました😭
ゴーテルがラプンツェルを愛でる時は必ず髪を触っており、反対にユージーンはラプンツェルに触れているそうです。前から聞いていたのに、そのことを思い出す前に終わっていた、、また見直そう、、。
ユージーンの怪我をラプンツェルが治したシーンで、ユージーンは『自分の手にも不思議な力が宿るかな』と魔法に期待や興味を持っていました。
それが最後のシーン、ラプンツェルをゴーテルから解放するために何も厭わずラプンツェルの髪をばっさり切ります。
『君は俺の新しい夢だ』なんて、、😭
ちなみにこのシーン英語版は『You are my new dream』ではなく『You were my dream』と自分の死期を悟って過去形となっています。
もーー本当に本当に映画館で観れてよかった😭
あのランタンのシーンは4万6千個のランタンが描かれているそうです。
作品を調べれば調べるほど、制作スタッフ、キャストの妥協なき努力が出てきてその結晶がこのラプンツェルという素晴らしい作品になっているのだと思いました。
これからも永くに語り継がれる、ロマンチックな映画です。大好きです。