インセプションのレビュー・感想・評価
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理解しがたい難解作!
二度目の方が面白い!
潜在意識のちから
構成やストーリーは圧巻。
我々がみる夢物語は、いかようにも創造することが可能であることを思い知らされた。
その天地をもひっくり返すほどのパワーを上手く表現できていたのではないかと思う。
ただしその使い方を誤ると破滅するくらいのちからがあることも示唆している。
複数回みて伏線などもひろえるようになりたい。
「どうせ夢なのだからぶっかませよ」
現世と夢の境界は曖昧で、もっと夢のように破天荒に生きてもよいのかもしれない。
ごめんね🙏💦💦監督
凄い映像なんですよ。
ちんけなCGじゃなくて、それは見ていてすごく感心してしまいます。
でも夢の話で、しかも夢の中の夢とか「夢」ばっかりのせいか…。
ごめんなさい、クリストファー·ノーラン監督。
前半眠ってしまいました。ちゃんと眠気防止のコーヒーも飲んでたし、4DXだし、監督の作品だし…、まさか眠くなるなんて。
後半は大丈夫でしたよ。でも奥さんと子供たち、出過ぎじゃないですか。それに雪のシーンは夢の階層の違いを分かりやすくするためかもしれませんけど、絵的に魅力を感じないのは北海道民だからかなぁ。
コーヒーをもう一杯飲んでから観るべきでした。
さて今回のそっくりさんはもちろんこの人
Joseph Gordon-Levitt!
最初、日本人で渡辺謙の他にディーンフジオカも出てるのかと本気で思ってしまいました(笑)
多分何度観ても面白いはず
10年前の作品だが、こういう設定のアクション映画は初めてなのでとても新鮮だった。同じことを別の作品でやろうとしても相当に困難だろうから、おそらく唯一無二の作品なのだろう。
出だしからして難解だ。歳を取った渡辺謙?、いやデカプリオは若いけど?、若い頃の渡辺謙?、デカプリオはあまり変わらないような?などと思いつつ、前知識ゼロだったので何のことかさっぱりだったが、映画はそのへんの説明を後回しにして問答無用の戦闘に突入する。
エレン・ペイジ演じる女子大生アリアドネのリクルートに絡ませて夢と現実の行き来と夢のコントロール、それにクスリの働きを説明する構成はとてもよく出来ている。理論にはやや無理があるので完全な理解は不可能だが、要するにそういう設定なのだということは理解できる。
意識:無意識の割合は1:数万と言われているから、人間の脳の働きの殆どは無意識である。夢は大部分が無意識で、殆ど目が覚めたら忘れてしまっているが、中には印象的な夢もあって、家族に話したりすることがある。それは夢の中に意識が入り込むことがあるからだ。そもそも意識と無意識の境界線は曖昧で、同じ脳の働きだから日常的にオーバーラップが起きている。夢は意識の領域とも無意識の領域とも言い難いのだ。
しかしそんなことを考えているうちにストーリーはどんどん進んで、理由も疑わしい目的のためにプランを立て、仲間を集めていざ実行となる。エビデンスよりもアクションということで、ヒエラルキーのように上から下へ影響を及ぼす複数の世界でそれぞれがそれぞれの役割を果たす。登場人物の役柄が立っているからちゃんと区別しながら鑑賞できるところもよく考えられている。
世界観や善悪などを考えないで、この不思議な作品のアクションを単純に楽しむのがいいと思う。ハラハラ感もドキドキ感もワクワク感も十分にある。多分何度観ても面白いはずだ。
見てみろ、とぶぞ
一番好きな映画という問いにいつも思い出す作品
さっぱり理解できなかったのに面白かったと思ったのは初めて
IMAXで鑑賞したけれど、予備知識はゼロ。最初から最後までストーリーがさっぱり理解できず。なぜ一人ずつだけ以前の夢の中に残っているの?そこでの役割は何?死んだら一つ前の夢に戻れるのだから助けずほっておけばいいんじゃないの?先の夢に進んだ他の人たちは何がしたいの?で、これは一体誰の夢?なんでコブの夢じゃないのにモルが登場してくるの?等。でも、とても面白い。ストーリーが全く理解できてないのに面白いという経験は初めて、というか今後もありそうにない。
ところで、渡辺謙ってハリウッドでもすごかったのね。エンドロールでもデカプリオの次にクレジットされているやん。あと、アリアドネ役のエレン・ペイジという女優さん、どこかで見たことが有る、どの映画だったのか、ずっと映画館からの帰り道に考えていたけどわからず。帰ってウィキペディアで出演映画を調べてみても見たことのない映画だけ。非常にもやもやしていたけど、突然判明。卓球の伊藤美誠選手と勘違いしてた。結局出演者で知っていたのは、デカプリオと渡辺謙だけでしたというオチ。
コマ(トーテム)は止まるのか?
ノーラン作品の中ではそこまで不可解では無いかなー
入れ子構造、メタ認知
INCEPTION
インセプション
潜在意識は、人間の無意識な行動選択・行動決定に深く関わっているという。
「潜在意識への介入と、それを操作する試み」といえば、映画もまた、人間の眠る意識を呼び覚まし、ガイドする。
映画作家は、自分が抱く「イメージ」を映像として固定する。
映像が、視聴者の「イメージ」を深く呼び起こすほど、映画と視聴者とのあいだに発生した共振・共鳴は大きい。
より"moving"な作品を製作することは、映画作家にとって1つの目標である。
映画作家が"moving"な作品の設計に取り組むように、本作の主人公は「個人を動かす夢」を体験させようとする。
"INCEPTION"は、「人間の行動に変革をもたらす夢」を見せる主人公の姿を通じ、観客の心を動かす取り組みだ。
この入れ子構造に気がつく時、私たちは「映画を観ている」自分自身を俯瞰する。(メタ認知)
そして、映画には登場しないはずの映像作家の姿が浮かび上がってくる。
どうせ夢なんだから派手にやれ
そうそう。M32とかまだまだ。カールグスタフM3とかでビルごと吹っ飛ばせば良いんじゃない?
劇場初で4DXで鑑賞。やっぱり思います、ノーラン作品は、絶対に劇場やないとダメだわw
だって、DVDでは鑑賞してましたが、途中までしか話を覚えてませんでしたもん。それくらい、印象に残って無かったと言うw
DVD鑑賞時に思ったのは「難解」「まどろっこしい」「説明不足でスッキリしない」「長い」などなどで、明らかにネガ優位。劇場で観たら、それらが全部吹っ飛びましたもん。ノーランワールド堪能ですもん、ハンス・ジマーにやられますもん。気付いたら、肩で息してたラスト30分。4DXの場内演出がギャグにしか感じられないくらいの破壊力には脱帽でした。
しかし4DX。4DXで良かったぁ!ってのが無いんですよね、これまで。IMAXとの比較は数作品ありますが、IMAXの方が断然良いですもん。字幕が読めないんでメガネを掛けてるんですが、あの霧と水滴攻撃が、かえって迷惑なだけで。最近では、水滴が飛んでくるタイミングが読めるようになったので、来るぞ!と思ったらメガネを外して身構える余裕が出て来ましたw
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9/2追記&⭐︎修正
IMAXの上映時間が都合良かったので、もう一回見とく事にして。と言うか、事故物件見るの止めて、こっちにしたw
やっぱりスゲー、クリストファー・ノーラン&ハンス・ジマーは最強だす。ラストの5階層帰還の畳み込んで来るドキドキ感。コブの告白は、どこまでが真実なのかと言うサスペンス感。TENETが本当に待ち遠しいです。
三階層同時進行バトルはスターウォーズ旧シリーズの得意技。階層は、大隊→小隊→ジェダイのサシの勝負。ノーランの三階層では、その階層で戦ってるのは1人だけ。あとは皆んな夢の中w 三階層目から、更に潜って潜って、冒頭のシーンに戻った時のドキドキ。
謎解きとアクションにかわい子ちゃんもついてます!な、右脳も左脳も本能も刺激してくれる徹底的サービス精神。金出して見る価値、あります。脱帽です。
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9/4 追記
ラストシーン。コブは習慣になっている「コマが永遠に回り続けることが無いことを確かめる」ために、テーブルでコマを回しますが、「コマが止まること」を確認しないまま、子供たちの元へ歩き去ります。そこが夢の中であっても、現実であっても、子供たちの顔が見れる場所こそが、自分の居るべき場所だから、止まろうが回り続けようが構わない。コマが徐々に回転数を落とし回転軸がぶれ始めたところで、画面はカットされハンスジマーの重厚感のある音楽が流れます。
コブはアリアドネに、インセプションの内容は「ここは現実ではない」だったと説明しましたが、そのインセプションはガンの様にモルの中で増殖して行き、また、癌が転移するかの如く、コブにも伝染して行った、おそらく。また、多少の嘘もついている、多分。「夢の世界で死ねば別の場所に行ける。それがどこかは判らない。どこへ行こうが、二人は一緒だ」(列車で自殺した際やモルが投身自殺をする際のセリフ)。
モルは自分自身でトーテムを封印する。コブはそれを見つけるも、同じように金庫の扉を閉じます。この世界にとどまり続ける事を拒否するなら、トーテムを持ち出してモルに付きつければ良い。それをしなかったのは、コブもまた、モルと一緒に夢の世界にとどまり続けることを選択したから。夢の中で年老いて死ねば虚無に帰する。もしかすると、虚無の世界に二人で落ちてしまったのかも知れない(アーサーが指摘している)。だから帰らなければならない(もしくは現実世界で目覚めたから帰れただけ)が、「夢の世界で死ねば別の場所に行ける。それがどこかは判らない。どこへ行こうが、二人は一緒だ」との思いに憑りつかれているモルを、現実世界で改心させることは出来ず。「止まるコマ」を見ても(ホテルの一室で見たはず)、思いを振り去ることができない。
「夢の世界で死ねば別の場所に行ける。それがどこかは判らない。」との思いが伝染しているコブ。だから、現実に戻った時、焦ってトーテムを取り出して確認をする(サイトーにも目撃される)。そのモルが、コマが止まることを確認せずに歩き去ったラストは、コブに伝染した、モルへのインセプションが、モルの死を見届け潜在意識から葬り去ることで、真の意味で「この世に戻って来た事」を示唆している。が、いずれにしても、そこがコブにとって「いるべき場所」であることは間違いなく。
結局、二日連続でIMAXしてしまいましたw
セリフを多少は聞き取れた結果、今日時点は上記の様な解釈になりました。
生きてるの?死んでるの?
映画館が近くなくずっと暑かったし久々の観賞二本目。4DX好きで「ダークナイト」が面白かったので観賞。始まって30分位で4DXなのに寝てしまいました。たぶん20分位。起きてからは寝ることなく作品の睡眠にお付き合い出来ました。最初、渡辺謙→日本語でおおっ!?とつかみはよかったのに(つまらな感はあり)アクションがつまらなループ。最後まで戦闘アクションシーンには「夢の中」だからか入り込めませんでした。今はどっち?ずっと夢の中でもわからなくなって特に橋からバスが落下の時間で無重力にはならないだろ!?(夢の中だから何でもあり?)その時間長すぎ!いつまで経っても歳をとらない漫画状態。生きてるの?死んでるの?いつ死んだの?最後までわかりませんでした。最後の感動シーンでさえ信じられなかった。まだ「夢の中」なのか?
さらにホラーのような怖さ(生死がよくわからない所とか)があって4DXで1人観賞だったし、最初の予約ではあと2人いるはずなのに~(>_<)まいりました。当初の目的もよくわからなかった。
そして、サンシャイン系4DX全てがそうかはわかりませんし、コロナ禍によるかもしれませんが雨のシーンや着水シーンでも水の演出少ないです。私としては、ですが映像自体はきれいで損したとは思わないけれど見なくてもよかった作品でした。
テネットに期待です。
...her world wasn't real. 夢の中へ
書いてみてフと気が付いたのですが、「深層心理」って言葉には「層」って漢字が入ってる!この漢字が説明しているように「心」って「層」になっているんですね。「夢」=「心」っと考えると「層」になってるのも納得できて勝手にスッキリしてます。でも「深層心理」って言葉はいつできたのでしょう?フロイトさんとか有名な学者さんが作った言葉なのでしょうか??もしフロイトさん以前から言葉があったとしたら、昔の漢字を作った人は「心」は「層」になっているって知ってたって事になりますね。不思議~。
そんなこんなで「層」に重なりあっている心の深い所まで「夢」から入って行くお話の「インセプション」をIMAX 再上映で観てきました。ややこしい話のはずなのに、一級エンターテイメントに仕上げてるクリストファー・ノーラン監督スゴいですよね。
で、スゴく気になったんですけど、モルの自殺の原因って「ここは現実ではない。死ねば夢から覚める。」ってコブがインセプションしたからですよね?それならばモルが死ぬ前に警察か弁護士だかに「コブに殺される」って手紙出したのは、あながち間違いではないのでは?モルの為とはいえ、コブのインセプションがモルを殺したようなもんですし。これって業務上過失致死だったりしないんですかね?結果コブが「警察に追われるようになったからアメリカに帰れない」っていうのは自業自得ではなかろうかと。確かに善意からでも愛するモルを殺してしまったって所が切ないポイントでもあるのですが・・・
そもそも、もう一度夢の中に入ってインセプションを取り除く事はできなかったのでしょうか?その辺って見落としてただけで説明あったのかなぁ。一回インセプションしたら取り除けないとか?うーん、ちょっとモヤモヤします😣
と、よくわかっていないながらも、観賞後は何かスゴい物を観た気分になって満足している自分がいます。ノーラン組と呼ばれる俳優達のアンサンブルも素晴らしいですし、最後の皆がドンドン目が覚めていくシーンとかなんか好き。多分メッチャ理詰めな作品なので色々考えるのも楽しめますし、アクションもあるので考えなくても楽しめる、クリストファー・ノーラン監督のレベルの高さが味わえる作品でした。
全531件中、141~160件目を表示