インセプションのレビュー・感想・評価
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夢好きな人は必見♪
夢の中で 夢を見て
その夢の中で また夢を見る。
その夢の中でも また夢を見る。
そうして夢の階層を深く深く降りていく。
昔、恋愛映画で何度死んでも夢で…
とかいう「恋はデジャブ」という映画があって
それは単純な1階層の夢をループしてる流れだったけど
この映画は、夢の階層を深く降りていって
しかも複数人での夢の共有というところが、複雑でおもしろい。
中でもこの映画の見所でおもしろいと思ったのが
夢の階層における時間差。
この映画では、
夢に深く深く入っていけば数十年の時間を作り出せる。
2人以上が夢を共有することになれば、
やはり時空間というものは必要不可欠になるのかもしれない。
でも夢の中での時間を他人と共有できるとなったら…
それこそ、現実と夢の境界は難しくなるだろう。
夢落ち論好きな人にオススメの映画だと思いました。
(レビュー&夢落ち論の詳細はブログに綴っています♪)
圧巻!
これは映像的に圧巻と言える作品だと思う。
1999年「マトリックス」を劇場で見て覚えた興奮に近いものがあった。
「マトリックス」と似て、重力を無視するアクションシーンや、いろんな次元を越える(この場合、第1段階の夢からその深く第2段階の夢へなど)舞台変化、キャラクター個人に超人的な能力はないにしても、こういうSFファンタジー的な要素がありながらもリアルさにこだわったノーラン監督はいい選択をしたと思う。
CGを使うシーンを極力絞って、できるだけ本物を撮る演出。やっぱり「ダークナイト」でハリウッドで不動の巨匠の位置を得た監督ならできる業だ。
夢の中ならではの想像力を有したデザイン(アーキテクトの仕事)は面白く、いつの間にか夢の中に!っていう驚きも多々あった。
予告編を見るからに全体的に複雑な内容だと思っていたけど、意外と解りやすかったと思う。確かに第1部(主人公・コブ(レオナルド・ディカプリオ)が一大ミッションに取りかかるまでの序章辺り)はこのインセプションと言われる作業についての説明が多く、付いて行くのが精一杯で大変だった。けど、やっと彼の仕事を理解し始めた時に、ミッションが始まる。ここ10年近くの映画の中でこの作品の後半のアクションシーンは一番難しいものとなったはず。一歩間違えれば観客は今どの夢の層のどの部分にいるのか解らなくなるかも。
でも、ノーラン監督は複雑思えるシークエンスを簡易にうまく演出するのに長けているから、見ていて置いて行かれる気はしなかった。
ただ一度の鑑賞ではまだ完璧に理解できていないから、もう一度か二度は見たいと思った。
個人的に、渡辺謙が非常に良かったと思う。脇役かと思ったら、ほとんど準主役的な位置にいる。映画の冒頭から最後まで出ているし、ノーラン監督は非常にいい使い方(失礼だが)をしたと思う。渡辺謙という存在が強く出ていた気がする。
それに、この映画の一番好きな所は、黒幕と言える敵が居ないこと。
敵が居るとすれば、コブの妻だろう。でも、彼女の存在はあくまでコブの投影、本人ではない。だから、相手は妻であっても、コブの心の弱い部分と言えよう。だから、最後見終わった時に、キャラクター全員がハッピーエンドで終われるのだ。
サイトー(渡辺謙)はコブに託したミッションで自分の会社を守ろうとするけど、そのターゲットになったロバート(キリアン・マーフィー)も最後は(嘘であっても)父親との和解があるし、とにかく主要メンバー達の葛藤は晴れるわけで、ネガティブな結果を得る人がいないということだ。
この展開は最近の映画では珍しいと思った。
そういう意味でも新鮮な試みがされていてよかったと思う。
それにここまでアクションアドベンチャー的な要素が多い作品で、最後に泣かされたのには驚いた。「ダークナイト」の時もそうだったけど、またノーラン監督にやられてしまった。。。w
また見に行こう!
ウーン
もう1回観たいですね。
いきなり意味不明なシーンから始まるこの作品ですが、観終える時までには解決するから問題無し。
ディカプリオは「シャッター・アイランド」に続き、家族との苦悩に苦しむ役ですが、イケメン俳優から本格化俳優になってきましたか?
渡辺謙も他のハリウッドスターに負けない堂々たる活躍振りで、英語もうまいですね。
途中、中弛み的な感じもありますが、最後までじっくり集中して観ていないと、謎が多すぎてストーリーについて行けないスリリング展開。夢と現実が交差する展開の中、夢の夢のそのまた夢の中へ・・・・言わば夢の多層構造への潜行。
凡人な言い方をすれば、このストーリー性にはマトリックスを始めて観た時の様な衝撃を受けました。
この映画で、唯一批評するならば、夢の中とは言え日本観がどうも未だに「ラストサムライ」の域を出ていないのは如何なものかと。
ただ、謎が多いだけに、もう一回観たい映画ですね。
見応えありました(追記)
展開も速いし、ちょっと難解でした。
7/17 先行上映にて
面白かったといえば、面白かったんだろうと思う。
けど、絶賛はできないかな?私には、複雑で・・・。
スパイ物って、いつも途中で飽きることが多いし。
好みの問題かも、です。
夜9時過ぎに観に行ったのですが、熟年世代結構多かったです。
果たして、スピードとストーリーに付いて行けたのでしょうか?
夢では、潜ろうと思えば、何層でも深層心理の奥まで行けるのか?
際限なく・・・
これが、オリジナル脚本っていうのは、素晴らしいです。
実は「ダークナイト」未観賞なんですが、観なければ!と思いました。
(「インソムニア」は観た)
架空の街が、折れ曲がっていくシーンとか、好きです。
ディカプリオはもとより、渡辺謙が良かったです。
堂々とハリウッド俳優の名に恥じぬ演技をしていましたね。
ディカプリオは、何だか最近、苦悩の表情が板に付いてきて、
童顔俳優脱出って感じですね。
以前は、あまり好きではなかったのですが、いい顔になってきたなって思います。
もう一回観たら、また新たな発見がありそう。
観てもいいです。
個人的にはアーサー役のジョセフ・ゴードン=レビットが良かったです。
完全に好みを書いてるだけですが。
クライマックスが止まらない!!!!
いや~、あの、何と言っていいのか…。
「『面白い映画』ってさ、こういうのを言うんだぜ!?」と、ノーランに言われた気分ですよ。……ええ、そうです。
マジで面白かった!!!!
ちょっと興奮覚めやらないですね。
アイデアが斬新、とか言うつもりはないです。SFのモチーフとしては使い古されてる感もあるし、最近だと「マトリックス」やら「悪夢探偵」やら「パプリカ」やら…
じゃあ何が凄いのか?というと、その語り口とヴィジュアルですよね。
「夢に入り込む」というSF要素に独特の解釈、ルールの肉付け。そこに圧倒的な都市破壊的映像を魅せ付ける。
もうアバンタイトルから息も付かせぬ怒涛のリアルクラッシュ!
独自のルールで紡がれるアクロバティックな演出!
二重三重のタイムリミットに追われ、四六時中クライマックス!
まったりしちゃいけない場面でまったりするレオ様w
映像の洪水、視覚の息切れ状態。心地の良い疲労感に見舞われましたw
こうやって文章書いてる最中も、思い出して興奮……また観に行こうかなぁ。
この手の深層心理、夢、仮想現実系統のネタはもう払底したもんだと思ってたけど、インセプションはそのジャンルに、確実に一石を投じています。
クリストファー・ノーランは常に進化する監督なんですね。
この人の映画になら、付いて行って間違いないと確信しました。
インセプションにインセクションする
まだまだ寝れずにいる…
それは今日、『インセプション』を観たからである。
去年からずっと観たかった…
もちろん ダークナイトを3回観てるほど…ノーラン監督に陶酔してるから。
いや、ほぼ8割型、謙様が出演しているからという理由のが勝っているからか…?(笑)
は、ともかく。本題。
──とにかく 中毒性の高い映画だ。
ノーラン監督は、毎回私達を掴んで放さない。
この当たりは、今回で言うと…
『私達もこの映画をインセプションさせられた』に違いない。
少なくとも私はもう一回は観たい。
今度は もっと 前のめりで、
夢と現実世界をしっかりと比べながら…
いや、とにかく
この映画は一筋縄ではいかない とゆうのが正直な感想だ。
私は学生の頃、よく友人と語り合っていた思想があり、
人はなぜ眠るのか…?
眠らなければならないのか?
本当は 夜 とゆうものは現実ではないのかもしれない。 とか
眠らなければならない理由とは?
…生理的な意味だけではないのかも?
とか考えて…
本当は その夢の中でこそ もう1人の自分であり…もうひとつの友人達があり、
ひとつの現実として生きているのではないか?
と結論づけていた事があったのだが…
この映画は見事にその謎をぶつけて来てるなぁ…って、
すごく個人的には 長年のモヤモヤが解消された。
とにかく もしかしたら、
夢も現実も…
どちらがメインなのか、自分では決められないのではないのか?
三次元と二次元。 さらに異次元とでは世界初違うのではないだろうか
はともかく。
昨今は二次元がなくなって来てる様な気がする。
何もかも三次元でなければ納得できない生活になりつつある…。
本来なら、
二次元ほど 『完成されてなく、何か物足りない世界』だったからこそ 私達は共存できたのかもしれない。
踏み入れてはいけない境界線。
─それがもし"夢"とゆうパイプであるとしたら?
知ってはいけない部分を呼び覚ますもの。
それがこの『インセプション』とゆう映画なのかもしれない…
後 これから観に行くと言う人には、絶対に二日酔いや夜勤明けなどといった…とにかく『疲れた脳』では見ないでほしい。
ひとつひとつの世界を理解しながら進まなくてはならないこの状況を、維持できる頭で観に行くことを強くおススメする。
とにかく この映画にまずは インセプションされて下さい。
潜行せよ多層構造意識 [修正]
修正前は“夢への潜行”に関するルールを推察して書いてみたけど、鑑賞前の方に対して不粋なので削除。
さておき、クリストファー・ノーラン監督の作るサスペンスはやっぱり半端じゃあないですね!
最初の20分は正直、何が起こっているのか良く理解できない(笑)。
だがエレン・ペイジがチームメンバーに加入した辺りから“夢への潜行”のシステムが分かってきて、段々面白くなってくる。だんだん深みにはまっていく。
具現化される騙し絵、
重力を超越した格闘戦、
夢の多層構造の同時進行、“潜行”に必要なスタッフの技術、
映画史上最長レベルの落下シーン、
Inception(=意識植え付け)の方法の簡潔さ、
そしてクライマックスの複雑怪奇な“脱出”——
こちらの想像を越えたアイデアの連打に、もう頭の中がぐるぐるしてくる。細かい部分まではよく分からんけど、モノスゲー面白い。
まるで意味が分からないと思っていたファーストシーンがクライマックスにぴたりとハマった瞬間には、思わず鳥肌が立った。
なんて美しい着地だ!!と。
これだけ書くと理詰めで作っただけの無機質な映画に思えるだろうが、それだけじゃない。
夢は、夢を観る人物の感情の影響をもろに受ける。今作の場合、ある人物が抱える“罪悪感”が最大の敵となって襲い掛かるのだ。
この映画はその人物が己の過去と対決する人間ドラマにもなっていて、それが決着を迎える瞬間には目頭が熱くなった。
あとは不満点というか、良く理解できなかった点について少し言及。
映画はどうやら近未来が舞台で、“夢へ潜行してアイデアを盗む”という犯罪は一般にも周知されているらしく、“夢への潜行”に対抗する為のセキュリティなども存在している。
その辺りの背景やセキュリティの仕組みについてもう少し細かく説明して欲しかったかなあ。
それと、夢の階層が変わる度に、いったい誰の夢に移動しているのかが良く分からず混乱。未だに理解しきれていない。
どちらも単に僕の理解力不足だろうな。これは……もう一回劇場で観て確かめてみるしか無いか。
あのラストも気になるし……最後にちょっとだけ傾いたように見えたんだけどなぁ……。
最後の最後の瞬間まで、脳を絶え間なく刺激するステキな映画だった。秀作です!
<2010/7/17鑑賞>
意識の限界=幻想の限界=想像力の限界→限定的な現実
そこそこコンセプチュアルな能力を持ってないと楽しめない映画です。
楽しめなかったとしても、それはきっと映画のせいじゃない。
逆にエッシャーとかペンローズとか自由落下運動とか、
予備知識があり過ぎても既視感があって楽しめないかも。フンみたいな(笑)
個人的にはもっとシュールでウエットあって欲しかった。
爆弾を使った爆破とか、眠るために横になることがなぜか滑稽に思えて来ます。
綿密にタイミングを計って一緒に「逝くことを死守する」シーンが笑えます。
新幹線や東京の俯瞰空撮に唖然としたのは長年日本に帰ってないからですね(涙)
アイアンマン2には長蛇の列でも、この映画だと初日なのに閑古鳥が鳴いてましたよ。
ハハハ、もうこんな国嫌だ(号泣)
ところで夢の中なら空だって飛べる筈なんだよね。
夢の中でみんな一度は空飛んだことあるよね?
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