インセプションのレビュー・感想・評価
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予告編とはちゃいますが
誰かのアイデア盗んで儲ける話かと思いきやちゃいました。ストーリーの中で人間性にはつっこみたいところがいくつかありましたが、よく出来ている作品と思いました。1000円デーで観ましたので、もとはとった。パンフ代はやや高め…
もう1回観たいと思ってます。
映像はおもしろい!
うーん。
思っていたよりストーリーが複雑でよかった。
んー面白い。
難しい内容と思いきや、単純な構造の映画でした。
映画を見終わった後は、インセプションのディカプリオのような気持ちになり、この世界は夢かも、、、みたいな気持ちになっていました。
<内容は>
ディカプリオ扮する人物が夢の中に入り、他人の考えを盗む、という設定で。
渡辺謙扮する人物が、依頼する内容、それがこの映画の物語を展開させてゆくのですが。
その内容は人の夢の中に入り込み、ある考えを植え付ける事、なのです。
最後までハラハラしますが、途中一度や二度もっと早く展開すればいいのに、、という気持ちになった事があります。
<俳優>
いいですね。(ディカプリオが演じる人物は、なんであんなに眉間にしわをよせるのだろう?リラックスした方がいいよ、ディカプリ、、と思わずにいられませんでした。)
<お勧め度>
一度は見てみるといいと思います。意識と無意識、現実と夢の違いが分からなくなって来て、ジェットコースターのように出来事が起こる、という興奮を味わえる、と思います。
二度や三度は、、ちょっと、、嫌だ、という個人的な感想ですが。
渡辺謙、もがんばっていて、面白かったです。
以上、レビュー、初コメントでした。
新感覚
2Dでなくても十分3Dを見ている気分にさせられる今までにないSF映画です。しばらく後遺症がのこると思います…。見終わったあと、まずまっすぐ歩けないです。外にでるとビルが崩れおちる、水が吹き出す、自分が無重力空間にいるなどとおかしな感覚になります。すっごい影響力のある映画です。内容もわかりにくいとこもありますがすごくリアリティがあります。夢からさめたらまた夢で現実と混ざってしまう…。思わず、ほっぺをつねってしまう…。新感覚を味わえる映画です!
ノーラン監督のホラ話につきあってみない???
話題の映画を字幕版で観た。内容が難しそうだったので、吹替の方がよかったかなと思ったが、時間の都合で字幕版になった。でも、わかりにくくはなかった。但し、内容はいまいち。映画「マトリックス」と似た部分があるが、あちらはSFだと割り切って観ることができたが、こちらは一応現実の話だと思うので、何だか、ありえないんじゃ?という気持ちが先に来て、映画に入り込めなかった。リアリストの顔がのぞいてしまった。キャストは主演をできる人が何人も出ていて豪華極まりないし、お金もかかっている。しかし、設定自体に無理があると思う。思いつきを無理やり映画にした感じ。小品ながら「メメント」の方が断然いい。また、ディカプリオの役柄も「シャッター・アイランド」に似た設定でまたかよ~と思い、たまには軽い役もやった方がいいんじゃない?と言いたくなった。
インセプションされちゃいました♪
この作品2回鑑賞したのですが、好きすぎて
あと何回観に行こうか悩んでるくらいですw
こんなにイマジネーションの快感に酔いしれ
反芻することに悦びを感じることができる作品も
そうないと思います。
ノーラン監督の緻密に構築された枠組み、軸、ルールが
一貫してブレてないとこが素晴らしい♪
モチーフ的には今まで観た映画にいくらでもあった、
強盗、現実と虚構、夢や洗脳と新しいテーマという訳じゃない
だけに、この斬新なアプローチ!たまら〜んかったのですよ。
「マトリックス」や「パプリカ」なんか似てるのは数知れず
あるけど爽快感がまるで違う。
また、夢だけでなく主役のコブ(ディカプリオ)の
秘められた過去のトラウマの絡み方がただのSFでなく
ミステリー要素ありドラマを熱くしてくれてよかったです。
あと良き相棒でありポイントマン、アーサー
設計士アリアドネ、偽造師イームス、調合師ユスフ
依頼人であり観光客サイトー(謙さん)そして、モル。
キャラクターも個々に必要性があって誰一人
かけることなく魅力的でした。
<基準&ルール>
・夢の世界は現実の世界より時間の進み方が早い
・夢から出る為には自分を殺すor衝撃(キック)してもらう
・夢の主が目覚めると夢の世界は崩壊する
・夢の世界を記憶を元に創ると現実と区別がつかなくなる
・エクストラクション=夢の中でアイデアの抜き取り
・インセプション=アイデアの植え付け
・インセプションする場合、3階層の深い所(潜在意識)に
植え付けないと、自分のアイデアでないとバレてしまう
・薬物で深い睡眠中、夢の中で死んだ時、“虚無”に落ちる
過去に夢の共有者が虚無を構築した場合、形は残る
・夢か現実か確かめる為に、自分だけのトーテムという
アイテム(コブの場合コマ)がある
・ペンローズの階段の理論を応用して設計する
なんつーか、良くできてます。
ノーラン監督はこんなシナリオを作っておいて
ドラマに映像に説得力第一のリアル主義だから徹底してそこもすごい。
今回の話題ではブルーバック合成してないとか。
確かに人物はほとんど現場撮影で、爆破で飛び散る破片にも
工夫がほどこされ、超スーパースローでその様子がじっくり伺える。
それにちょこっと周りをCGでトッピング♪(またここがスゴイんだけどw)
改めて撮影がもたらす臨場感は大事だと思い知らされました〜。
第2階層のぐるぐる回るホテルなんかも30mのオープンセット(毎分8回転)
キューブリック好きな監督の発想らしいけど今でも全然楽しい撮影方法ですよね♪
(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が器用に立ち回ってて、ずっと観てたかったですw
最後にネタバレになるかな?
オチが夢なのか現実なのかで議論あると思います。
散々夢に出てくる子供の衣装が、最後唯一違う衣装を着ています。
さて、あなたはこれをどっちと解釈しますか?
脳を刺激
久々にわくわくしたハリウッドの大作でした~。
映像とかすごい「脳」にきます。
ストーリーはわかりやすいです。
何気にレオさまの前作「シャッターアイランド」とかぶってるちっくなところがあったりですが、規模や映像センスが全然違うので。
『マトリックス』の不思議感というか・・・そういう刺激されるモノを感じました。
あと、最後がちょっと個人的な趣味だとちょっと残念だな~と思っちゃいましたが。
そんなちょっぴしがっかしポイントもありますが、でも、それ以上に映像が迫力&説得力があり、インセプションの世界に入り込めます。
まさに誰かの夢に一緒に入り込んでる感じ。
ちょっとキュンっとくるところもあるけれど、感動とかそういうのとはちょっと違うかな~。
とにかく、これは観るというか、イマジネーション刺激される映画です!!
おっきなスクリーンで絶対観ないとです!!!
脳刺激されて下さい~♪
マリオン・コティヤールの場面でピアフが流れるのとか映画好きには超ツボです!!
確かに面白い
映像、役者など豪華に堪能
映像の面白みがあるけど、オイシイ場面はだいたい予告編で見せられちゃった感はあり…。
あとは役者が豪華なので、それも楽しい。ジョセフ・ゴードン=レヴィットはやっぱりいいね。線は細いけど芯はある。『(500)日のサマー』の草食系もできれば、今回のようなアクションもこなせる。っていうか、彼ひとりがいればいいのではという突っ込みも多々聞く…。コブ(ディカプリオ)の余計なトラウマがなければ全部スムーズにいくわけで(笑
基本的に夢の何階層目にいまいるかだけをちゃんと把握してれば、まあ、大筋は分かるのでよいかな。細かいところでおっかけるのが大変ではありますが…。いま誰の夢の中?とか。まあ、そのへんはまたDVDで見る時にじっくりと。
ワンアイディアでここまで作れちゃうってところは、やっぱりノーランってすごいねと思うところ。
インセプション
難解だが良くできている
夢のまた夢~
夢の中は夢
駄作?秀作?とにかく長い!
キャスト・スタッフの仕事はすばらしいものがある。
画面に映るアクション・CGは見るに値すると思います。
一方台本の詰めの甘さには閉口する場面も
台本理論武装が崩壊気味です。
第一層で車が揺れると第二層に影響しているのに
第三層以降には影響しない???
一層分しか影響しないのなら
第三層でホテルの部屋からエレベータに移動しているとき等
第四層で影響が出ない?
エンディングもコマが回り続けるのか止まるのか
バランスが??
次作を作れるよう終わるあたりが悲しい。。。
観客がインセプトされる
映画「インセプション」を観た。原題「INCEPTION」
監督:クリストファー ノーラン
キャスト
コブ:レオナルド デカプリオ
サイトウ:渡辺謙
妻マル:マリオン コテイアード
ロバート:キリアン マーフィ
アーサー:ジョセフ ゴードンレヴィ
アリアドネ:エレン ペイジ
(なお、アリアドネとは、ギリシャ神話で迷宮から脱出することを教える神様の名前)
ストーリーは
眠っている人の無意識の頭の中に潜入して その人のアイデアや情報を盗み出す という特殊な能力を持つ企業スパイ、コブ(レオナルド デカプリオ)は 重要犯罪人としてインターポールから 国際指名手配されていて、子供達の居るアメリカに帰ることが出来ないで居る。
妻、マルも、同じ仕事をしていたが、仕事のストレスによって、夢の世界と現実の世界の境界がわからなくなって 自ら命を絶ってしまっていた。子供達は コブの 大学教授をしている父親と母親が 世話をしていてくれている。自分がこのような仕事をしているために 自殺してしまった妻に対しても また会えなくなった子供達にも コブは深い罪悪感を持っている。
ビジネスマン サイトウから仕事の依頼があった。成功したらアメリカに帰国して子供達に会えるように手配してくれるという。それは サイトウのライバル会社の社長ロバートの潜在意識の中に入りこみ、情報を盗みだすのではなく、自分で自分の会社を潰すという考えを植え込む「インセプション」という仕事だった。それは夢の中からアイデアを盗むよりも はるかに難しい仕事だった。
コブは 仕事を請け負うに当たって、心理学者の父親の助言を得てアリアドネ(エレン ペイジ)という女子学生を 仲間として協力を得ることにする。彼女は夢をデザインすることができる。また「泥棒」という名の情報をスリとって それをコピーすることができる男や、「薬屋」という夢に導入するための薬を調合できる男をチームのメンバーに入れる。
世界のオイルを一手に収める大富豪の息子ロバートが 死の床にある父親に会いに行く為に 乗っている飛行機の搭乗時間は10時間。その間にロバートを眠らせて チーム全員が同じ機械に取り付けて 眠ったロバートをチームのデザインした夢の中におびき寄せる。そこまでは 守備よく成功する。
しかし予想外に、ロバートは自分の潜在意識の世界を守る訓練を受けていた。彼の夢のなかには それを読み取ろうとするものを攻撃する敵や戦士達が沢山居る。ロバートの無意識の意識を守ろうとする無数の敵と、コブたちチームは激しい戦闘をしなければならなかった。運の悪いことに、サイトウが銃で撃たれて大怪我をする。強い催眠薬で 夢に導入された場合 夢に中で殺されると無意識の虚無に陥り 廃人になってしまう。一時もはやく、チームは仕事を済ませなければならなくなった。
コブは現実世界と夢の世界の境界がわからなくならないように ポケットにコマを入れてる。コマを回して 永遠に回り続ける世界は夢の世界で コマが止まるのが現実世界だ。
夢の世界では重力も距離も時間もない。数秒の眠りの中で人は何十年も年をとる。眠りのなかで死ぬと目が覚める。催眠薬を使って夢に導入されて 夢に中で殺されると潜在意識の無に陥り現実世界で廃人になってしまうので、そうならないように、チームの仲間は、睡眠中の仲間に水をかけて強制的に起こさなければならない。
チームは 激しい戦闘の末、ロバートの心の奥底に仕舞われていた金庫を開ける。ロバートは大富豪で偉大な事業家の父親に育てられて 父に「期待はずれだった」と言われたことで、深く傷ついている。父の期待に答えて 仕事を継ぐことだけを念じて生きてきた。しかし、こじ開けられた夢に中で再会した死の床にある父は、「おまえが自分の生きたいように生きなかったことが期待はずれだった。」という意味だったのだということがわかる。そして、父に愛された子供の時の写真とともに、父が作って 彼が大事にしていたカザグルマが 父の金庫に しまわれていた。ロバートを苛んでいた長年の心の傷が癒された。父との心からの和解。
こうして しっかりロバートはチームの思惑通りに 無意識の中で自分に会社を潰す考えを植え付けられていたのだった。
夢の中で銃撃を受けたサイトウを 救うことができるだろうか。彼は戦闘の途中で死んでしまう。
また、コブの夢の中には、死んだ妻マルが いつも出てきてコブの仕事の邪魔をする。コブはマルから開放されることが できるのだろうか。
以前、コブとマルは二人で共通の夢を共有していた。二人でデザインした夢の世界を作って 50年先まで二人が仲良く暮らせる世界を作っていた。そこでは コマはいつまでも回り続け、二人の子供達はいつも背を向けている。マルが心変わりしないように、、実はコブは二人の夢をデザインするだけでなく、モルに「インセプション」を実験したのだった。そのために、マルは現実の世界と夢の世界の境界線がわからなくなって、自殺してしまった。その罪が余りに深いゆえに、コブが仕事で 無意識の世界に入るたびに マルが必ず出てきて邪魔をする。
チームの面々は 航空機の中だ。
10時間の長い眠りから一人一人と、目を覚ます。着いたところはアメリカ。荷物受け取りのところで それぞれは自分の荷物を受け取り 笑顔で別れ別れになっていく。
コブが出口を出ると 父親が迎えに来てくれている。そして、父親と共に着いた家に足を踏み入れると 二人の子供達が待ち構えていた。飛びついてくる子供達。しっかり子供達を抱きしめて 喜びにふるえるコブ。幸せすぎて コブは思わずコマを回してみる。しかし、それは いつまでもいつまでも回り続ける止まらないコマではなかったか、、、、。
というストーリー。
画面を見ていて それが現実世界のお話なのか、夢の中かわからない。嘘か真か わからないまま 激しいアクションシーンが続いていく。とてもわかりにくくて、何かだまされたみたい。同じ デカプリオ主演の映画「シャッターアイランド」のほうが分かりやすかった。「シャッター、、」では 精神病患者の頭の中で起こっていることと、現実との2極に別れた世界だった。
今回の無意識の意識、潜在意識の世界は、現実世界に限りなく近いため、どこにいるのかが、とてもわかりにくい。
それだけに それぞれの人の解釈がちがってくるだろう。難しい映画というのは 自己流の解釈ができて、それが他の人と全然ちがう おもしろさがある。私の書いた解釈を これは違う!と言う人も多いだろう。これは私の解釈したストーリーであって、他に人と違って それで良い。
ハッピーエンドだった と思っている人も多い。
コブの心の傷が余りに大きくて 子供たちにも会えない姿が可哀想で可哀想で 何とか子供達に会わせてあげたい、、映画の観客の無意識の願望が 最後をハッピーエンドにするのだろう。ここで すでに観ている人は「インセプト」されているのだ。
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