「面白い!どこまでが夢で、どこからが現実か」インセプション 尾田将志さんの映画レビュー(感想・評価)
面白い!どこまでが夢で、どこからが現実か
『インセプション』を観終わったあと、正直、しばらく余韻が抜けなかった。
夢の中の夢、そのまた夢。何層にも重なる世界に引き込まれながら、自分だったら何を「現実」と信じるんだろうって、考えさせられた。
僕自身、これまでの人生で「これは現実なのか? ただの理想じゃないのか?」と悩んだ時期があった。
何度も仕事を変え、挑戦して、うまくいかなかったこともたくさんある。
でも、結局「自分が信じたいものを信じられるかどうか」が、一番大事だった気がする。
映画のラストで、コマが回り続けるかどうかを見つめるあのシーン。
僕にとっては、「答えは誰かが決めるもんじゃない」っていうメッセージに思えた。
現実は、自分の意志でつくるものだと、あらためて感じさせられる一本でした。
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