ゾンビランドのレビュー・感想・評価
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トゥインキーってなんだ?
初めて映画の感想を書きたくなった作品。
3つのポイントがあったように思う。
笑いどころ、メタ的な楽しみ、リアリティ。
第1のポイントで、本作の最も良くない点は、コメディなのに、笑いどころが分かりにくい点。
まず、トゥインキーってなんだ?
子ども向けお菓子であることは説明されていたと思うが、具体的なイメージを共有できない。
おじさんがトゥインキーを求める、という笑どころなのだろうとは思うが、心からは笑えなかった。
パロディっぽい笑いもあるようだったが、私にはちんぷんかんぷんだった。
しかし、思考停止で笑えた所もある。
ビルマーレイのシーンは面白かった。
あのシーンが☆0.5コ分に相当しているくらいには面白かった。
(残りの1.5コ分はキャスト)
第2のポイントは、メタ的な楽しみ。
これには「あるある」と「ツッコミ」という2つの意味がある。
第1のポイントとも関連するが、前提となる知識が必要だった。
これがメタ的な楽しみの1つ目の意味。
「あるある」的に笑える人には面白い。
友人から聞いた話だが、ミルクボーイの漫才は外国人には面白さが分かりにくいらしい。
コーンフレークや最中といった前提知識がある人にはハマって面白いが、ない人にはハマらずに面白くない。
これと同じで、メタ的な楽しみを共有できる人には面白い映画なんだろうな、と思った。
もう1つのメタ的な楽しみが、ツッコミ。
登場人物はかなり奇天烈な行動をとる。
その奇天烈さに、「なぜそんなことをするのか意味不明」という感想を持った人もいるだろう。
しかし、これは意図的に埋め込まれた意味不明さなのではないだろうか。
その意味不明さに対して、観客がツッコミを入れながら見ることで、笑いを生じさせるメカニズムがあったように感じられた。
「なぜ」という感情を言葉にして伝え合うことで、この映画を本当の意味で楽しめるのではないだろうか。
映画そのものを楽しむ、というだけでなく、映画を通したコミュニケーションを楽しむ、ということも意図されているように思えた。
そういう意味で、本作はメタ的な楽しみを持っていると思う。
第3のポイントは、リアリティ。
人間がゾンビになった瞬間、それまで綺麗だった顔が傷だらけになったりする。
このシーンにリアリティはない。(このリアリティのなさが、先述のツッコミポイントとなるわけだが。)
しかし、妙なリアリティがあるシーンや設定もある。
例えば、本作で中心的に描かれる4人は、秀才でも特別な能力を持っているわけでもない。
良くも悪くも、凡人である。
本作のストーリーは、「秀才や特別な能力を持った人に焦点を当て、人類を救うストーリーを描く」
という起承転結が分かりやすいものはなく、
「凡人がゾンビランドで生きていく」
というストーリーである。
起承転結が分かりやすい方が、映画としてはよいのかもしれないが、
実際にゾンビランドで生き残るのは凡人なのかもしれない。
それほど都合よく、科学者やリーダーシップをとれる人間が生き残るわけがない。
そういう意味で、本作の設定には妙なリアリティを感じた。
このような妙なリアリティが散りばめられており、絶妙な世界観を演出していた。
まとめとしては、毒にも薬にもならない映画のわりに、分かりにくく、思考停止で笑える作品ではなかった。その中途半端さが良いという人もいるかもしれないが、私には合わなかった。
予習・復習をした上でもう一度見てみたらまるっきり面白い映画になるのかもしれない、という潜在性は感じられる。
【ゾンビで埋め尽くされた世界を、ビビりの青年が、”32の生き残りのルール”を作り、”新しい家族”と出会うまでをコメディタッチで描いた異色ゾンビ映画】
■出演者
1.ビビりの、コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ:ナレーションも担当)
2.タラハシーおぢさん(ウディ・ハレルソン):哀しい過去により、異常にゾンビを殺しまくる。又、”トゥインキー”というケーキ菓子をこよなく愛する・・。
・賢い姉妹の
3.ウィチタ(エマ・ストーン)ー見返すと、一番印象が変わったかなあ・・。ー
4.リトルロック(アビゲイル・ブレスリン)
・コロンバスとタラハシーの出会い
ー緊張感溢れるヒッチ・ハイク・・ー
から、彼らがウィチタ&リトルロック姉妹と出会い、”見事に騙され車、銃を奪われる”が、徐々に4人は結束をしていき、LAの”パシフィックランド”を目指す・・。
という、ヒジョーにシンプルな作品なのだが、”32の生き残りのルール”を守りながらゾンビの襲撃を躱して行く姿(と行っても、”二度撃ち:ダブルタップ これがまさかの第二作の副題になるとはなあ・・、や”有酸素運動””ヒーローになるな””シートベルト・・”など、一部が紹介されるだけなのだが・・)
ハリウッドのビル・マーレイの豪邸での、彼らとビルとのやり取りなど、とてもオモシロイ・・。
ービビりの、コロンバス君、まさかの・・。-
<それにしても、今作後(アビゲイル・ブレスリンは名子役から脱却中・・)皆、大スターの階段を更に駆け上がるのである・・。
もう、皆さん、豪邸で暮らしているのかなあ・・。>
■蛇足
今作も、エンドロールまでしっかり見ないとね・・-
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ー以下、「ゾンビランド・ダブルタップ」のレビューー
まさか、「ゾンビランド」主要キャストがほぼ、前作通りでパートⅡが作られるとはなあ・・(遠い目・・)
コロンバス君もウィチタさんもタラハシーおじさんも劇中、実に楽しそうである。
”俺たちは、私たちは 10年かけて大スターになったんだよー!”という勝鬨の声がゾンビ達(含むT800)を撃ちまくる姿の背後から、もしくは高々と打ちあがる花火とともに響き渡っているように感じたのは、私だけかな?。
シリアスで重厚な作品で現在の位置まで上り詰めた彼らの、自由で楽しそうな姿が実に微笑ましい。(特にウディ・ハレルソン)
全く、レビューになっていないがお許し願いたい。
<エンドロールが流れ始めても、席を立ってはいけませんよ。おもしろいおじさんがもう一人出てきますから。>
B.M.!!!
いやー面白い。
「ゾンビ―ワールドへようこそ」か本作かっていうコメディ仕立て。
あっちよりもゾンビがグロめなので、苦手な人は要注意です。
個人的にはビル・マーレイがほんとにツボで、腹抱えて笑っちゃった。
もう多くは語るまい。
マジで面白かった。
何かを食べつつ見始めてはなりません(笑) オープニングまでの描写、...
何かを食べつつ見始めてはなりません(笑)
オープニングまでの描写、なかなかきついです。
しかし、ただただ襲い来るだけの恐怖映画とは違った。ロードムービーの要素を巧みに取り入れ、終盤まで飽きずに見られます。ラスト、遊園地の攻防はもはや楽しくすら思えてきます(笑)なんでお化け屋敷に入るかねー、お約束?
10年を経ての続編ありとか。見たい見たい。おチビちゃん、可愛くなってるでしょうね。
なんだったんだ、ビル・マーレー(笑)
BS12字幕版鑑賞。
トゥインキーが食べてみたい
ホラー映画は苦手だが、ゾンビランドはコメディ色が強く、爆笑しながら観ることができた。
ただただゾンビと戦うのではなくストーリーやビル・マーレイも出てきて過去作をら使った笑いもしっかりあって笑えた。
タラハシー役のウディ・ハレルソンがずっと欲していたお菓子「トゥインキー」食べてみたい。
Bど真ん中
およそ一ヶ月ぶりの映画鑑賞(とくに理由はありません)の一発目。
2020年現在では、主役の四人全員が人気俳優としての地位を築き、なんとも無駄に豪華な映画となってしまった今作。
内容はとにかくくだらないボケと殺戮のオンパレードでしたが、人気俳優四人の馬鹿げたやりとりを観られるだけでも満足感に浸れて、とてもよかったです。
10年の歳月を経て、まったく同じキャストで続編が制作されたことには、驚きと感謝を抱かずにはいられませんでした。
こんな良作が隠れていたなんて。
もうキャストもストーリーも最高だった!
まず、ジェシーアイゼンバーグはもうあれは彼自身じゃないのってくらい、はまり役だった。
ウッディハレルソンも、過去最強の男だったんじゃないの!?
エマストーンは今となっては珍しいキャラだったけど、黒髪もクールだったし、あの目つきが最高にグッとくる、女性にしか出来ないよ、あれは。
4人目にアビちゃんを持ってくるのもセンスいいよなあ。もうあの姉妹と長距離ドライブできるなんて最高だよね、ゾンビランドじゃなければ、、
ティーン向けの作品だけど、ストーリー性もあってトゥエンティーにも十分楽しめましたよ…
トゥインキーとビル・マーレイは最高!!
とにかく落ち込んだ日に観て笑いたい映画です。
トゥインキー
コメディチックなゾンビ映画。
キャストが豪華。
主人公は自分で32のルールを守り生き抜いている。
ゾンビ映画で死ぬ奴あるあるをしない様にしてる感じ。
コメディ風だけどほどほどのグロさ。
最近では当たり前になってきている走るゾンビ。
テンポ良く話が進むので見易い。
途中で会う人と少しずつ仲良くなっていく感じも良い。
ゾンビ物だけど暗くならずに
爽やかな気分で見れる。
ルールその1、有酸素運動
十年一昔と言うが、10年も経てばこんなにもキャリアアップ。
ウディ・ハレルソンは『スリー・ビルボード』で再びオスカーにノミネートされるなどして円熟さはさらに増し、アビゲイル・ブレスリンは子役から大きく成長。
特に飛躍したのは、次の3人。
監督のルーベン・フライシャーは大ヒットしたアメコミ映画『ヴェノム』の監督に抜擢。
ジェシー・アイゼンバーグは『ソーシャル・ネットワーク』でオスカーにノミネートされ、マシンガン・トークを活かした個性派に。
だけど何と言っても、エマ・ストーン! 『ラ・ラ・ランド』でオスカーを受賞し、今やハリウッドを代表する人気女優に!
それから、“406号室”はアンバー・ハードであったりする。
当初日本では劇場未公開となる筈だったが、署名運動で劇場公開に。
知る人ぞ知る人気作になっただけじゃなく、色んな意味で貴重な一作に。
と言う事で、2009年のゾンビ・コメディ。
10年後の2019年に監督やキャスト続投で続編が作られ、劇場では観れなかったのでレンタルで見る前に、久々に前作を鑑賞。
ウィルスがあっという間に拡がり、“ゾンビランド”と化してしまった世界。
神経質でビビりな青年“コロンバス”は奇跡的に生き残り、タフな男“タラハシー”と出会う。
途中、“ウィチタ”と“リトルロック”の姉妹に車や銃を奪われるなどしながらも、姉妹が目指すある遊園地へ向かう旅を続けるが…。
主な登場人物はこの4人くらいなのだが、それで充分なくらいキャラが立っている。
ジェシー・アイゼンバーグのヘタレっぷりのハマり役。
アビゲイル・ブレスリンのおマセちゃんぶり。
ゾンビ殺しとお菓子のトゥインキー探しに熱い“ウディ無双”。
だけど何と言っても、またまたエマ! クールだけどそれがまたセクシーで、髪を掻き上げたくなる魅力!
ゾンビ映画らしいグロやサバイバルもそつなく。
生き残る為の“ルール”が、あるあるだったり、時々「?」だったり。そのルールが32個もあって覚え切れないぜよ…。
そんなユル~いコミカルさとロードムービー風が楽しい。
本人役でのSPゲスト、ビル・マーレイは爆笑で場をさらう。幾らドッキリとは言え、ゾンビランドでゾンビのフリしちゃあそりゃあ撃たれるでしょう!
クライマックスは目的地の遊園地でゾンビ群とサバイバル・バトル!
遊園地と掛けて、さながらゾンビ・アトラクション!
ヘタレくんの成長やロマンス、4人が擬似ファミリーになっていく感も絡め、痛快爽快スカッと!
ゾンビ映画数あれど、中でも秀でた快作!
“ウィルス”とか“感染”とか、この現状下で言うのはアレかもしれないけど、
改めて見ても面白い!
さ~て、続編も楽しみ♪
おうち-200
「マーレる」は、ア〇トーークのゾンビ芸人でフル視聴済みにもかかわらず、なんだこの哀愁と笑いは(笑)
続編を観た時から、1作目が気になっていました。
爆笑とまではいかないまでも、くすっと笑いが続く心地よさと、ウッディ兄さんの萌え萌え攻撃にやられた。
独自ルールや、「今週のゾンビ殺し」は大好き。「今週のゾンビ殺し」は続編のほうがたくさん出てくるので、少し物足りなかったですが、、、。
今では映画もドラマも、ゾンビものって色んな趣向に溢れていますが、この当時は本作のようなコメディ路線はそこまでなかったのでしょうか。
人情に溢れた『新・感染』のようなゾンビ映画も好きだし、独特な雰囲気と灰色な世界観に満ちた『28日後...』のような作品もいい。
そして今作。あっさりとした人間関係で、話もテンポ良く進み、ちょこちょこ笑いを入れていきながら、最後にはこれから4人のロードムービーが始まるんだなぁ、と続きを期待させるような終わり方で、
リアルタイムで見てれば続編希望!とレビューしたに間違いないと思います。
ゾンビが街に溢れた時に参考にしたい作品
監督のデビュー作でもあり、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーンのブレイク作でもある、ある意味映画界の歴史を変えた名作。
ってゆーか、普通に面白い( ^o^ )
ストーリーはシンプルで、時間も短く、セリフも軽妙で、変に考えるコトもなく、ただただゾンビを殺しまくる。血しぶきとかが苦手じゃなければ、めちゃくちゃ見やすい作品(^^)b
まぁ、こんなに面白いのなら、ヒットして当然だわな。
エマ・ストーンなんか、このあと大女優になっちゃって( ^_^ ;)
とりあえず、ゾンビが街に溢れるようになったら、ルール通りにしてみます( ^_^ ;)
ちなみに、エンドロール後に”あの人”再登場。
予習
続編「ゾンビランド ダブルタップ」の予習のため鑑賞。「ララランド」のエマ・ストーンが出ているB級映画だが、彼女は他の映画でもおっぱい出してるし現在に至るまでは苦労はしてきたのだろう。ゾンビ映画は日本でも多く作られているが、日本では安く作れるアニメになることが多いが、B級映画でも結構な予算が使えるハリウッドとの違いが面白く、実際に打って打って打ちまくる爽快感は実写には及ばない。
いいおバカ映画だ!
個人評価:3.7
通快に振り切ったゾンビアクション。
細かい事は言いっこなしのハイセンスが光る。ゾンビあるあるを逆手に取って生き延びるのが、素晴らしくユーモアもある。
ウッディ・ハレルソンもハマり役でキマってる。いいおバカ映画だ!
『ゾンビランド ダブル・タップ』公開前に予習のために鑑賞。
バカに振りきった話を、バカな演出を駆使しバカなネタを詰め込んでバカに仕上げたバカ映画。ルールの出し方とかニヤニヤしっぱなし。そしてビル・マーレイの扱い! とはいうものの時々含蓄のあるセリフが出てきたりして、バカのふりしてよく考えられている。
このメンツでそのまま続編できるとはね。『ダブル・タップ』の期待値が急上昇したわけだが果たして…。
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