「Zよりも…」ゾンビランド 小二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
Zよりも…
なんでゾンビ映画なんですか?って訊いたなら
ジョージ・A・ロメロだったら
「オレの怒りを表現できるのはゾンビだけ!」とか言ってくれそう。
ブラピ(ワールドウォー Z)だったら
「マーケティングが…」とか「家族愛を…」とかゴチャゴチャ言いそう。
で、ルーベン・フライシャーは何て答えるんだろうか…。
ワールドウォーZに抜かれるまで、全米でゾンビ歴代最高興収だった本作、
製作費とゾンビの数と主演のかっこ良さでは、思いっきりZに負けているが
映画自体の疾走感では案外勝ってたりして。
その疾走感、ゾンビっていうよりは、
ビル・マーレイっていう反則技と、ウッディ・ハレルソンのやる気元気侠気によるものだったりするんだが。
(あとは出てくるお姉ちゃんたちの趣味がイイ!っていうのもあるけど。)
なんてゴチャゴチャ言いつつも、最後のシーンでハレルソンにグッときてしまい、フライシャーの術中に嵌ってしまって、ちょっと悔しい。
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