「ビル・マーレーが登場するシーンは何回でも観たい」ゾンビランド あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)
ビル・マーレーが登場するシーンは何回でも観たい
2009年アメリカ映画。88分。2011年36本目の作品。アメリカ映画のアイデンティティの1つといっていい痛快おバカB級映画だけど、本作はちょっと趣向をかえてゾンビもの。これも散髪屋のおにいちゃんに薦められた。
内容は;
1,世界にゾンビ菌がまん延し生き残りの人間はわずか。
2, 見るからにオタク系な主人公は友達がいなかったのが幸いして生き残っている。
3,そんな彼は噂でゾンビのいない街を目指していた。
バカバカしいのがひたすら楽しい作品。観終わっても特になにも残らず、それでいて食べている間はおいしいまさしくジャンクムービーの王道です。俳優陣もなかなかの顔ぶれで「ソーシャルネットワーク」でマーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグや「ナチュラルボーンキラーズ」を彷彿とさせるがウッディ・ハレルソンが好演。
でも、登場時間おそらく10分くらいしかないビル・マーレーが「ビル・マーレー」で登場するシーンがほんとに笑えるのです。彼は演じる必要がない。ただ、そのまま本人でいればいいのだ。それだけで笑える。
痛快とまではいかなかったけど、本作はなんでもあり的な破天荒なアメリカをよく表現した作品だと思います。
ビル・マーレー、良い味出してます。
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