「ルールには生活の基本が。」ゾンビランド ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ルールには生活の基本が。
DVD鑑賞。
もともとホラーやゾンビ(爆)映画は観(られ)ない私だが^^;
これだけは観たいと思った、向こうで歴代記録を打ち立てた一本。
…そんなにすごい映画なのか?
と思ったけど、まさかそんなはずはなく?ユルいコメディだった。
少し前に観た「ショーン・オブ・ザ・デッド」には及ばないけれど(爆)
向こうが英国版なら、こっちは米国版だ、と明るさがウリの作品。
主演がなんたって今をときめく(?)J・アイゼンバーグ。
私の中では、すっかり彼は、某ザッカーバーグなんだけれど^^;
コチラでも、オタク、ひきこもり、彼女がいない、そして早口。
やや気弱で慎重な彼は、自ら32のルールを作り生き延びている。
今や人類は、謎のウィルスで死滅→ゾンビ化している世界らしい。
面白いのはこのルールをいちいち使うたびに語ってくれるところ、
何でこの僕が生き延びているかって?それはこうだからだよ!と
まぁ~親切この上ない^^;驚くほど走るのが早いゾンビ(ホント)に
どんなに追われても、絶対逃げ延びるから怖さはほとんどない^^;
オタクだからかもしれないけど、またパーカーとかを着ていて(爆)
逃げている間もワリと小ざっぱりした格好をしており好感がもてる。
ゾンビ映画も、いろいろ変わってきてるんですねー^^;
でもって、一緒に旅をすることになるのがタラハシー(ハレルソン)。
何だ?この名前。と思ったら、ここに出てくる登場人物はなぜか皆
行き先の地名がメインで^^;本名じゃないのだ。私はまた、あの顔で
ハレルソンが日系人(多良橋さんという)なのかと思っていたのに^^;
だからアイゼンバーグも、ここではコロンバスという。
加わる美人?詐欺師姉妹もそれぞれウィチタ(姉)とリトルロック(妹)。
アビゲイルちゃんも、すでに作品選びがかっ飛んでいる子だったのね。
まぁ目的地が遊園地。なんていうふざけた内容なので^^;
これは(知ってたけど)また大物ゲストでも出すんだろう…と思ったら
やっぱりヤツだった^^;またこんなのに出ちゃってー!このヒトってば。
BMってなってたけど、もちろんボブ・マーリーではないし(分かるって)
あれだけのシーンで、あんなに頑張ってくれて、製作側も嬉しいよね。
多分ゾンビ映画コワ~い…なんてヒトでも、ぜんぜん大丈夫な作品。
あまりにユルい展開なので(お菓子も沢山出てくるし)家族で観られる。
あれだけ俊足なゾンビをどうかわすか、がこれからの課題なのかしら。
ピエロが怖い、っていうのは案外的を得ていて分かる気がしたけど^^;
おヒマでしたら~♪ご家族でどうぞ~♪な作品。
(アカデミー賞の行方如何では、これを観るヒトが増えたりしてね^^;)