「ゾンビ・おバカ・コメディ・・・シュールで面白い!!」ゾンビランド 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ゾンビ・おバカ・コメディ・・・シュールで面白い!!
2009年(アメリカ)監督:ルーベン・フライシャー。
R15指定です。
ゾンビの頭グシャ、とか、
ゾンビが死人の臓物を喰らうシーン、
ゾンビの死体からぶら下る腸などのはらわた・・・
と、グロいけれど、エロはありません。
第一にゾンビはクチを開かないので、その点、静かでいいわ!!
・・・映像は賑やかそのもの。
(あらすじ)
謎の新型ウイルスに感染した者がゾンビ化して、ウイルスが全世界に蔓延して数ヶ月後、
地球上は人食いゾンビで埋め尽くされていた。
人類はほぼ全滅。
数少ない生き残りのひとりコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、
両親の住む故郷オハイオ州コロンバスに向かうのだった。
途中で、最強の男=ゾンビ地獄を生き延びできたタラハシー(ウディ・ハレルソン)と、
出会い、彼の車に同乗する。
更に途中、ビッチな生き残りの姉妹(エマストーンとアビゲイル・リトルロック)も一緒に、
ロサンゼルス・ハリウッドへ向かう。
ハリウッドでは無人のスターの邸宅が立ち並ぶ。
ビル・マーレイの邸宅に侵入すると、なんとビル・マーレイ御本人が、
ゾンビの扮装をして現れる。
ゴーストバスターズの映画を観たり、大いに盛り上がる。
ところがビル・マーレイもの、おふざけがとんでもない結果を呼ぶのだった。
兎も角徹底して、おバカコメディです。
監督のルーベン・フライシャーはあの楽しい『ヴェノム』の監督さん。
タラハシーの上を行くエマ・ストーンのビッチぶりも強烈!
そしてなんといっても、ラストの遊園地(ディズニーランドみたいな、
パシフィック・プレイランド)の
《ゾンビVSタラハシー+コロンバスの戦い!!》
この最後の決戦は夜間照明の煌々とした遊園地内なので、めちゃめちゃ派手で
盛り上がりますよ。
おバカの二乗の映画ですが、楽しいし、これぞ娯楽って映画ですね。
(だけど4人の抱える寂しさにも理由があって、最後はしんみりしちゃいました)