HACHI 約束の犬のレビュー・感想・評価
全40件中、1~20件目を表示
秋田犬もタコも世界中で引っ張りだこ
現在、タコが世界中で人気らしく品薄です。それは良いとして、秋田犬はこの作品で世界中に存在が知れ渡ったらしいです。
BSでの放送を視聴しました。
冒頭、ハチという犬が過去にいたことに言及していて、それは日本の忠犬ハチ公のことではありませんでした。
今作は『ハチ公物語』のリメイク版で、犬を放し飼いしても許される架空の街が舞台のようです。
メインキャストのリチャード・ギアが格好良いです。時々犬視点になったりとカメラワークも見応えがあります。日本ではない景色と秋田犬の組み合わせの映像とピアノのBGMが美しく、『ハチ公物語』のストーリーを知らない人にとっては全てが新鮮で楽しめそうです。
Hachi〜
2024
30本目
映画当時、リチャードギアが『Hachi〜』って言ってるCMが印象深かった。
“日本の映画をハリウッド版”に何が違和感を感じていたのか、映画でもDVDでも気にすることは無かった。
しかも日本人なら知ってる忠犬ハチ公…。
必ず泣くとわかってるからこそ観ることは無かった。
ハリウッド版…まったく違和感なかった。
日本の文化というより秋田犬の特性を活かした作品なので場所はどこでもいいんだよな。
パーカーとハチの物語に集中できた。
泣かしにくる演出より、じんわり涙が出てしまう作品でした。
個人的にはハチが街の人々に見守られながらも最後まで1人(1匹)だったのが寂しかったかな。
わんわんわわわんわお~ん❤
「わかるわ~その気持ち❤」とうちの柴犬が申しております。
洋犬と比べた日本犬のあるあるが随所に描写されていて愛おしくて共感。日本人なら誰でも知ってる感動の「ハチ公物語」。海を越えての設定には多少無理があるものの海外の人たちにも日本犬の素晴らしさがきっと伝わったと確信してます。外人さんたちのうちの柴を見る目が優しいので。。。(親バカ)
それにしても昔からRギアはワンちゃん顔だなぁと思ってたけどこの映画では完全に同化してました。やっぱり。。。
いい演技していたハチ
ハチ公は迷い犬であったが、駅のホームでリチャードギア扮するパーカーウィルソン大学教授と出会ったことでパーカーは家に連れて帰った。ところが妻は犬を飼う事には反対した。
日本版では仲代達矢主演のハチ公物語があったね。忠犬ハチ公はやっぱり全世界的に訴えるものがあるんだね。ここでもハチはいい演技していたな。
ハチの愛らしさが際立つ
リチャード・ギアが‘HACHI!’と呼ぶ部分だけを見て、おしゃれ過ぎてなんだかなぁ、とスルーしていたのだが、久しぶりにサブスクサイトで見かけて視聴してみたところ、これが結構エモかった。
教授よりもハチ公よりに、犬の目線で丁寧に描かれている。音楽も序盤から泣かせにくる。最後の方のハチの様子と言ったら…。これ見たら、誰でもきっと秋田犬が大好きになると思う。エンドロールの監督名を見て納得した。「マイライフアズアドッグ」の方だった。泣かせ上手。
リチャード・ギアはハチと並んで画になるだけでなく、ボール遊びを教える場面の熱演ぶりもよかった。
HACHI
ハチ公は日本の誇り。
リチャードギアのキャラクターがガッチリはまった。
シンプルに感動する。
日本語もでてきて、日本人としては嬉しい。
息子がみんなの前に発表して、聞いている他の子供たちが観ている人と同じような表情をしていて良い。
いっぱい泣いた〜!
ストーリーを知っていても泣ける!いや、知っているからこそ、ご主人と戯れるハチ公の姿に心がいたむ。永遠に続かないんだよ…と。
帰らぬ主人を10年を待ち続ける様、そして、それを見守る周囲の人々に涙すること間違いなし!
犬目線で物事を語る感動作
私がこの映画を観たのは、2009年公開初日の8月8日だった。当時デーヴ・スペクターが色々な番組でやたらと「はちぃ~」というリチャード・ギアのモノマネをしていて、劇中でリチャード・ギアからそれを聞きたかったのだが、吹替え版しか公開されていなかったため、仕方なく吹替えで観たがリチャード・ギアを北大路欣也が担当しており、「はちぃ~」という、たどたどしさはなくなってしまったがソフトバンクのお父さんが犬の飼い主役というのは、おもしろいキャスティングである。
高島彩も吹替えに参加していたり、フジテレビ製作ということで、前評判はあまりよろしくなかったが、監督が犬を描くことに関しては天才的であるラッセ・ハルストレルということもあり、素晴らしい感動作品に仕上がっていた。
犬が亡き主人を待ち続けるというプロット自体が感動しないではいられないものではあるが、それ以上にハチの目線を通して物語を進めるという、犬目線を巧みに使った演出と秋田犬のもつ特徴や性格を反映させることで描き切ったことは流石である。
犬が言葉を喋ったり、脳内で想像していることを言葉に表すという手法を全く使わないで、犬の気持ちを表現できた映画としては、クオリティの高い作品と言えるだろう。
涙が溢れる
なぜこれまでに涙が溢れるのか、台詞も少なく、派手な演出もなく、音楽で感情的にさせる事もないのにだ
それはこの映画が自分の人生を振り返らせ、感情をえぐり取るから
見る人によってはつまらない映画かもしれないが、私にとってはベスト5に入る傑作でした
後半滝のような涙😭
日本に住んでいるのにも関わらずハチ公のお話を知らなかった。ハチ公物語が存在することは知っていたがそれがなんなのかわからなかった。しかし、この映画を見てこんなにいいお話であることを知れた。
リチャードのハチを愛する気持ちやハチのリチャードを待ち続ける姿、駅付近の心優しい人々すべてに感動した。
日本人としてこの話は知っておくべきだと感じた。
改めて渋谷ハチ公を訪れこのお話を振り返り感じたいと思った。
これはハッピーエンド?
リチャードギアの温かい演技もあり、HACHIと段々絆を結んでいくシーンでは自然と微笑んでしまうような素晴らしい映画でした。
犬と人との絆や秋田犬の忠実心が見てとれるけど、帰らない相手を待ち続け衰弱死してしまうのはハッピーエンドなのか疑問です。
天国で会える!っていう考え方もあるけど
会えなくてもその人の事だけを想いながら死んでいくのは幸せな事なのかな。
原作ファンなので観ないわけない
出演してる秋田犬たちの可愛さが半端ないのは置いといて。
今作の八は、原作より恵まれた環境に遺された設定。
きっと原作を見た人がほぼ全員感じたであろう悔しさに近い切なさ。
それが、こんなにソフトな演出になって伝わるかなと途中まで微妙でしたが、さすがです。後半ぐわっと溢れ出ました。
きっと痛感した上で、綺麗に八の思いだけを残して浮き出したリメイクです。
この作品によって秋田犬がより大切にされているのを見るにつけ、こういう映画を作れる方は本当のプロなんだとしみじみしました。
世界でも犬は人の忠実な友人
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 70
今更説明の必要もない、日本人ならば殆ど誰でも知っている有名な話。同じような話で「ユアン少年と小さな英雄」はかなり脚色されすぎていてのめりこめなかった。こちらもアメリカ版になって変に物語が脚色されたりしていないだろうかと少し警戒していたものの、基本に忠実に進めていく話はなかなか面白かったです。
喋る動物も出ないし、とってつけたような劇的な出来事も起きない。だからこそいい映画になることがある。話はゆっくり進むし大きな展開はないしで、普段のハリウッドらしからぬ静かな演出でじっくり元の話しを壊さず展開してくれる。教授の死後、彼の家族が家を出て駅に向かおうとするハチの意思を尊重?してその後の世話を一切諦めるとかちょっときつい話だし、現在では飼い主のいない首輪もつけていない犬が町を自由に歩き回ることは不可能という意見もあるようだし実際その通りなのだろうが、そこらあたりは気がつかないふり。だって映画とは別に本当の話としてあったのだから、別にそんなこといいじゃない。実際のハチも周りの人から餌をもらってたというしね。
犬は人間ほどたくさんの色彩を認識出来ないと言われている。ハチから見たカメラ目線になるたびに、下から見上げたように撮るだけでなく色彩も変えて白黒に近い色にしているのが面白い。いかにもハチが見ていますという気分になる。
この映画、どういうわけかアメリカでは劇場公開がなくてDVD販売のみで終わっている。IMDbという英語の有名映画サイトで確認してみたら、視聴者からの意見も、泣いた・感動した等相当に評価も点数も高かった。それに世界的に充分に興行成績も上げているしリチャード・ギアも出演しているのに、いったい何があったのでしょうか。特に公式な理由は発表されていないようです。日本とかで稼げればいい、アメリカではこういう地味な話はうけないだろうとか思ったのかな。近年のハリウッドの動物映画といえば、人間のように喋ったり考えたりするような動物が出演するものばかりしか作られていないし、それしかうけないと思っているようだ。どうせならばアメリカでも劇場公開して欲しかった。評価を見る限りアメリカでも充分収益を上げられる可能性はあっただろうに。
ペットロスの方へ捧ぐ
私事ですが 数日前に愛犬を老衰で亡くしました。
ワン子を世話しながら録画をしておいた『HACHI』は 「まだ観ない」と心に決めていましたが、その最愛のワン子が 19年の人生を閉じた時、"ペットロスの荒療治"と考え鑑賞。 息が詰まるほど泣きました、観てよかったです。☆
【ハチ公物語】をご存知の方は おおよそストーリーも理解していると思われますが… ウィルソン教授と出会った秋田犬・ハチ、主人を亡くしても待ち続ける 献身・忠実なワンちゃんのお話です。
パーカー・ウィルソン教授役に リチャード・ギア。 彼は、本当にマルチな俳優さんだなぁと思います。 コメディもこなすし、刑事ものや、こういった ヒューマン・ドラマまで。。 どの作品に出演する時も “リチャード・ギア”を基本に性格を曲げていく芸風が、感情移入しやすくしているのかな。 今回は 家族思いの犬好きな教授パパ。 あれは演技だけじゃなく、犬が好きってわかる感じ(だから心に グッときます、涙)
パーカーの同僚(教授)・ケンを演じた ケイリー=ヒロユキ・タガワ。 どっかで見たことあると思ったら 『SAYURI』に出てた人でした。 日本語が上手なのは 父親が日系で母親が日本人だから(でもアメリカ国籍らしい)。 チョイ役でしたけど、よかったです。
その他の俳優さんたちもよかったですが、やっぱり ハチが一番でしょうね☆ どうやって教えたの?と思うほど、言うことを聞いたり・聞かなかったりの演技が メリハリあってよかったです。
この映画を通して、犬目線でいろいろと知ることができました。 私は愛犬に先立たれたけれど、それが ウィルソン教授のように犬を残して逝ってしまったら…と考えると、立場が逆でも やっぱり飼い主を思う犬と 犬(ペット)を大事に思う飼い主の気持ちに ちがいはないんだと教えられた気がします。
この映画に 感謝です★
全40件中、1~20件目を表示