劇場公開日 2009年5月23日

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チョコレート・ファイターのレビュー・感想・評価

全28件中、21~28件目を表示

4.5美貌の、躍動

2011年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

「マッハ!」などの作品で高い評価を集めているプラッチャヤー・ピンゲーオ監督が、新人女優ジージャーを主演に迎えて描く、アクション映画。

物語の流れを血眼になって追いかけることなく、その作品世界にただただ胸が躍る。目が離せない。気が付いたら、手に汗が吹き出していた。そんな、映画的魅力に満ち溢れた異色の傑作である。

驚異的な身体能力を持った一人の女性、ゼン。彼女は、「自分の身を犠牲にしてまで育ててくれた母親を救う」。そのたった一つの目的のために、壮絶なマフィアとの死闘に立ち向かっていく。

日本人の代表として、阿部寛が何故にこの作品に出演したのか。物語当初は思わず疑問符をつけてしまうほどに、物語の展開と俳優陣の演技には力点が置かれていない。「タイといえばオカマ」、「日本といえば畳」この極めて短絡的な視点が徹底して貫かれ、人物描写への深い理解への配慮は見えてこない。

しかし、主人公ゼンを演じた女優、ジージャーの格闘センスが目覚めたその瞬間。物語はいきなり水を得た魚の如く、観客の目の前で躍動を始める。

ビル街、冷凍庫、肉の解体場に、謎の日本料理店。様々な小道具を配置して作られた格闘ステージ。その中を一人の幼い女性が拳で、蹴りで、爽快を地で行く暴れっぷりを見せてくれる。細かく割られたカットを丁寧に繋ぎ、一発勝負の肉弾戦を鮮やかに、軽やかに切り取った世界には、無駄の無いアクションの設計図が張り巡らされ、いかに見せれば人間の五感を刺激する圧巻の戦いを作り出せるかを、この作品は教えてくれているようだ。

破裂した水道管の如くほとばしる血しぶきを敢えて見せない終盤の刀アクションも、古典の日本映画をきちんと鑑賞、研究した作り手の理解度の高さが伺える。なるほど、だから阿部は本作を選んだのか、そして選ばれたのかと納得させる場数を踏んだ殺陣と、男臭いやくざの香り。勢いで作り上げた訳ではない緻密な計算が、観客を最上級の幸福感へと誘い込んでくれる。

天は二物を与えるのだねと、思わず舌打ちしたくなる主演、ジージャーの美しさと、格闘センス。彼女の4年越しで磨き上げたアクション、まだまだ生かして欲しい。

最小限の台詞でまとめ、キャスト陣のほとばしる筋肉の美しさ一つで作り上げた奇跡ともいうべきアクション映画の可能性。否応無く、観客は観賞後に一人、呟いてしまうのだろう。

「格好良い・・・。」

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ダックス奮闘{ふんとう}

4.0タイの井上真央こと、ジージャーの傑作

2010年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

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としぱぱ

4.5アクションで幸せ気分、ちょっと珍しい

2010年1月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

初タイ映画にして、初めて劇場で観たアクションもの。
あらすじは単純明快…てか雑(苦笑)だし、詳しい人なら格闘の巧拙に注文が出るかもしれないが、素人の私には気にならない。
巣鴨風ファッション(パンフより)さえ魅力的な主人公の可愛さと、鮮やかな身のこなしを、たっぷり愛でた。
ちんぴら→大人数→障害物→武器→プロ集団と、敵の難易度アップも愉しい。もう20分長くても良かったくらい。
細かな粗探しなど二の次だと思う。冒頭の監督の献辞、主演ジージャーが映画界に入った経緯、主要から端役に至るまで充ちる命を張ったガッツ。不思議な幸福感と共に、声援を送りたくなった。ここには映画とアクションへの、素直な愛があるからだ。
なお、蛇足ながら微妙なタイ流メイクについて。
ゼンの母親は序盤、仲間の屈強なオカマと区別がつかなかった。いくらマフィアの一員とはいえ、小雪風のたおやかな素顔を、あんなこってり塗らんでも…一目惚れした阿部寛、透視能力でもあるのか。
本作完成まで四年。続編では、ゼン(ジージャー)もすっかり大人のはず。この可憐な美少女が万一、殺しても死ななそうな濃厚メイク女になってたら、私は泣く。ワイヤー・スタント・CGに加えメイクもノー!監督、どうか宜しく。

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マージョ

5.0舞台挨拶などイベントないのに、万雷の拍手喝采!!

2009年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

日本公開を前に、
届いてくる情報は大絶賛ばかり。

絶対に公開初日、しかも良席で見ようと
上映時間の7時間前に指定席と引き換えました。
映画館入りしたとき、8割以上の席が埋まっていましたので、大正解。

劇場入口で特典なのか、
チョコレートまで頂けて、更にテンション上がっちゃいました(単純だな(苦笑))

★彡     ★彡

いやぁ、すさまじいものを魅せていただきました。
事前期待の高いハードルを軽々と越えちゃいました。
どうしよう、もう1回観に行こうかな(笑顔)

エンドロールが流れているとき、
鳥肌が立ちまくっていたのでしょう。全身の震えが止まりませんでした。

そして、一大決心。
私1人だけでもいい。客電が点灯したら絶対に手を叩いて拍手をしよう。

客電点灯、手を叩き始めると、
劇場の、そこかしこからも同時に拍手が起こりました。
舞台挨拶など、なんのイベントもないときに、拍手が起こるなんて初体験です(驚嘆)

◇   ◇

主演のジージャー。
撮影開始までオーディション合格ののち、4年間アクションの修行。
撮影開始も、撮影が終わるまで、2年の歳月をかけています。元々、
テコンドーのインストラクターの資格を持ち、高校時代には国内で金メダルを獲得するなど、
アクションの素質は十分。そこに、家族の不幸が重なり、家族のためにも、とのハングリー精神が
加わりましたので、もう、どんなに稽古が厳しくても、やめるわけにはいかない。

自分だけでなく、家族の人生を背負っています。
超ハイレベルの、運動神経も兼ねそなえています。
とんでもないアクションシーンのお披露目準備は万全。

彼女が凄いのはアクションシーンだけではない。
今回、脳に障害のある役を演じるにあたり、施設の見学にまでいき、
実際の少年少女たちの姿を、眼に焼きつけた上で、役作りをしています。

作品冒頭にテロップで流される文章は、
この施設にいる人たちに贈られた監督からのメッセージ。

驚きは、ココで終わらない。
阿部寛さん。監督、当初は無名な日本人をタイで探したそうですが見つからずじまい。
こんな有名な人が出演してくれるわけがない。ダメもとでオファーを出したそうですが、
阿部さん、監督作品の大ファンで出演を快諾。監督、うれしさ+ビックリ仰天!!

キャストで、驚きをもう一丁。
ジージャーのお母様役を好演されたアマラー・シリポン。
なんと、歌手が本業で、映画初出演。つまり母子ともに、映画初出演!!!

ここまで気合が入っていたら、良作になるのは、当然でしょうし、
こういうときは、不思議と奇跡や偶然をも呼び込んで、更に奇跡を増幅させちゃいます

アクションシーン凄まじいのに、
人物描写や演出を含めたストーリーに、ここまで周到に準備を重ね、
ここまで精緻に描かれてしまったら、心を激しく揺さぶられないほうがおかしい。

ネタバレ防止のため、詳細は伏せますが、
阿部さんのあるシーンなんて、監督から
「納得がいかないから撮りなおす」と撮影終了から1年以上も経ってから、
声をかけられ、再びタイに足を運んで撮りなおしたらしいですからね。気合の入り方、尋常じゃないです。

★彡     ★彡

アクションシーンには、あえて触れません。
まずは、一度観てください。作品を観たアンジーが衝撃を受け、
「このアクションを教えてほしい」と教鞭を請うたほどのシーンの数々を。

いやぁ、レビューを書いていたら、また興奮がよみがえってきたぞ。
もう1回観たいなぁ。何度も観たいなぁ。でもお金がもたんよなぁ(苦笑)

続編も、ほぼ決定された同作。
この衝撃を、ぜひ劇場の大スクリーンにて、味わってみてください(笑顔)

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septaka

4.0ノー・ワイヤー ノー・CG ノー・スタント

2009年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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shimo

3.5本物の匂いがただよう、手作りアクション

2009年6月9日
鑑賞方法:映画館

興奮

あの「マッハ」を作った、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督の
アクション映画です。
物語の主人公ジージャー演じるゼンちゃんは
日本人の父とタイ人の母親から生を受けた可愛い女の子ですが、
自閉症の為一人では何も出来ない、と思いきや
特殊能力の持ち主なのです。
動体視力が超人的に優ている上、見たことを再現出来るのです。
彼女はムエタイが好きだし、アクション映画が大好きなので、
とても強いファイターになってしまっていたのです。
彼女は愛する母の為に闘い始めます。
そのファイトシーンがこの映画の見所です。
なんと、スタント無しで全部彼女が演じているそうなのです。
戦いの相手は多士済々。
オカマ?のお姉さまや、
神経質そうでメガネの危なそうなおにいさん、
ラスボスは、イケメン、イケメン、ボクイケメンと
いっている芸人さんに似た人です。
彼らとのアクションシーンは兎に角、圧巻です。
そのアクションを観るだけで、一見の価値ありです。

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カサキショー

3.5これぞ命がけの大運動会!

2009年5月26日
鑑賞方法:映画館

興奮

予告編にもあるボールキャッチのシーンは、
なんだかジージャーが実際に幼く見え、(若干ぽっちゃり?)
ストーリー順に撮影してるのかな、と思った。
そんな感想もつかの間、開会式的アクションシーン!
「よし、行けっ!」と心の中で小さく叫ぶと、
そこから先、「次は、プログラム2番と3番と4番」という感じで、
怒濤の如くアクションが続く。
若干「お、おふっ」となる痛いシーンがありますが、
ストーリーも難しくなく単純過ぎず、
閉会式的な本気NGシーンまで命がけの大運動会を楽しめました。

あー、きっとジージャー(かわいい)の次回作も
アクションてんこ盛りなのだろうなぁ。
あー、応援席的立ち位置の私もチカラが入って、
少し疲れるかもしれないけど見るだろうなぁ。

『あぁぁぁふぉぉぉぉう!!』

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クリア

4.0アクションとのギャップ

2009年5月20日
鑑賞方法:試写会

楽しい

単純

興奮

先日試写会に行ってきました。

ストーリーは、オイラが書くより公式サイトとかで見たほうがわかりやすいと思うので書きません。ネタばれしちゃうし。文才ないので軽く箇条書き。

ストーリーは大して難しくはなく、わかりやすい。絵の撮り方、演出方法もわかりやすく綺麗だと思う。すんなり簡単に見れるからこそ何も考えず、アクションが見れる、ジージャーのアクションを魅せる映画だと思う。

ゼン役のジージャーかわいい。素朴と言うかなんと言うか・・・それなのにバキバキのアクション。さすがの元テコンドー選手と思わせる切れのあるアクションなのに、声が軽いアニ声・・・そのギャップがキュンときた(笑)

日本にいる父親役の阿部寛も台詞少ないけど殺陣込みでイイ味出してかっこよすぎ。

NOワイヤーNOスタントを売りにしてるだけあって、テンポあって面白いけど、チョッと生々しくて見てて痛くなってきた。だからこそ、ムン(ゼンの世話役のおデブちゃん)で緩急ができるのだが。やっぱりチョッと痛い。

最後のエンドロールでNGシーンが流れるのだが、ジャッキー映画のように100%笑える感じではなく、「ガチでやってます!!」って感じで笑えもするけど、痛い・・・笑顔でワイワイ楽しそうなんだけどね・・・痛い(泣)

以上

結構楽しめた。とってもバランスいい映画だと思う。見るべきところはジージャーのかわいさとアクション。

見て損はしないと思う。

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いちたか