「原作ファンには物足りない」20世紀少年 最終章 ぼくらの旗 gambarcaさんの映画レビュー(感想・評価)
原作ファンには物足りない
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実写化が決まった時から楽しみにしていた3部作最終章。
うーん。。。物足りない。
原作が長いだけに、3部の約8時間に押し込める作業は大変だったと思います。ただ、これで初見の人は理解できるのかな?ってぐらいに流れが速いし、ぶつ切りだった気がします。
本編最後の音楽フェスもなんだか文化祭並にちゃちに見えてしまった。それに、所々有名人が出てくるのも不快。地球防衛軍陥落のシーンでは高嶋さんの演技力は流石と思いましたが、なんで淳!!淳が気になってなんか入り込めませんでした。それはダイヤモンドユカイやMC-Uも同様。演技力ある人か、劇団員で良かったかと。
このままならC評価なんですが、最後の10分に救われました。
カツマタが犯人も無理矢理感は否めませんが、カツマタ君に関する説明が入っただけ、マンガの「え?!なんで?!」って言う終わり方よりも納得。なるほどねぇと思わされました。
カツマタ君が飛び降りようとする時に、ケンジが流した2oth century boyはこの映画で初めて鳥肌が立つシーンでした。(原作は鳥肌立ちっぱなしなんですけどね)
マンガ+最後の10分でこの作品が完結したといっても過言ではない程、完璧な10分となっていると思います。
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