「この映画のメッセージ」20世紀少年 最終章 ぼくらの旗 よしくんさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画のメッセージ
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最後の部分を言わんがための7時間のビッグプロローグだったと感じた。しかしそれくらいの大それたことに繋がるくらいの子供時代の友だちとの関係の歪みは恐ろしいということ。それを軽く考えてはいけないと言うことだろう。時代背景としてもいじめが社会問題になっている時期、人の心を壊すとどうなるか、が伝わる。その狂気は侮ることはできない真実だろうと感じた。人によっては言いたくても友だちになってと言えない子もいる。
最初の第一部、第二部、そして第三部は最後のステージのあたりで少し感動はしたが、それでもエンドロールが終わり、最後までみて初めて見る価値のある映画だと感じた。いじめは子供だけの問題ではない。大人になっても人の心を壊すようなことはしてはいけない事を感じさせる。人間の悲しみが大いなる狂気の元になる、そんな事を伝えてもらった。
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