「こんな軽薄さで医療現場を描かれても」ジェネラル・ルージュの凱旋 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな軽薄さで医療現場を描かれても
総合55点 ( ストーリー:65点|キャスト:60点|演出:50点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
前作「チーム・バチスタの栄光」と色んな意味で同様。まず軽薄な演技と演出が目立つ。やたらと格好をつけた緊急医療班の速水の言うこと為すことが現実離れしていているのをはじめとして、登場人物の演技が大袈裟で好きになれない。これで医療現場の抱える深刻な問題を取り上げられても心に響かない。そしてこの軽い医療現場の雰囲気の中に、医療改革の話に加えて犯罪とその捜査を入れるというのも強引で中途半端。同じ路線の演出と内容で二作も見たいとは思わない。
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