「社長が着ていたサバスTシャツが欲しい」アベンジャーズ よねさんの映画レビュー(感想・評価)
社長が着ていたサバスTシャツが欲しい
「日本よ、これが映画だ!」という上から目線のコピーは間違い。
「日本よ、これがドリフだ!」が正解。
すなわち、
ニック・フューリー/いかりや長介
アイアンマン/加藤茶
ソー/志村けん
キャプテンアメリカ/仲本工事
ハルク/高木ブー
ブラック・ウィドウ/由紀さおり
ミス・ポッツ/伊藤蘭
ホーク・アイ/すわしんじ
ロキ/ジュリー
で、サブタイトルは「もしも兄弟仲が物凄く悪い神様がいたら」。ジョス・ウェドンは64年生まれだけあって、ドリフを徹底的に研究し尽くしている。恐らくは杉並公会堂辺りで散々全員集合の収録観た世代なんでしょう。いちいち高木ブー扮するハルクがオチつけて皆でズッこけるというコントで2時間24分を押し切る強引さは天晴れ。反面ドリフを知らなければ全く面白くないのでそこはちょっとハードル高いかも。
とにかく徹頭徹尾ドリフなのでエンドクレジットが終わるまで席を立ってはいけません、最後に「だっふんだ!」級のオチが待ってます。
どうせならニック・フューリーに「ダメだ、こりゃ!」と言って欲しかったし、日本版特典エンディングに筋少を使わなかったことも減点対象、よって100点満点で98点。
あと何気に社長が着ていたブラックサバスのTシャツがメチャクチャカッコいい。あれは純粋に欲しいです。
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