マイティ・ソーのレビュー・感想・評価
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アベンジャーズへの布石
アベンジャーズを見ていなかったので、まず関連作品から攻めようと今作を鑑賞。
ファンタジー感は良いけど盛り上がりに欠けるなぁ…というのが全体の印象。
スケール感…というか場面の活かし方が期待していたよりも小さくて、ちょっとがっかり。
噂のアベンジャーズシリーズ!と思ってかなりハードルを上げてたのもあるけども。笑
あと、ソーがジェーンと恋をしただけでどうしたら王に対する態度や考えが変わるんだ?とか主人公の軸に関わる部分がちょっとぶれていて、あまりキャラ的な魅力を感じられなかった。
とりあえず王道っぽいストーリーに王道っぽい属性の主人公を据えておけ、みたいな。
全体的にキャラクター性がストーリーの犠牲になってた気がするんだよなあ、キャラクターが主軸なんじゃないのかこういうヒーローものは…と突っ込んでみたり。
アベンジャーズからの鑑賞ならいざ知らず、この映画単体だけで見てもキャラクターの魅力はあまり伝わってこなかったなあ。
俳優さん達はすっごくかっこいいのに!勿体ない!
あっでも、ソーの弟ロキの屈折した感じとか不憫さ報われなさとクズさは割と好きかも。
ソーと同じようにキャラがぶれてる部分もあった気がするけども、ロキに関しては次回作で内面を掘り下げられたら(掘り下げられるか分からないけど)良キャラになる可能性を秘めてる!
総じて、「アベンジャーズシリーズの他作品や原作コミックを読んだ後だともっと楽しめるのかな?」という印象。
神話と現代の融合&アメリカの南の方の感じを味わいたい時に観たらいいかも。
様々な愛が表現されている。
アベンジャーズで唯一見たことなかったのがこのソーのシリーズでした。
設定が人間離れしてるせいか取っ付きにくそうだなと思っていたが意外に大丈夫だった。
ソーとオーディン、ソーとジェーンなど様々な愛情が絡み合っていて良かった。
神話の神が現代の地上におりてきたら・・・。すばらしい出来。
いやー。ずっと観たかったのですがやっと観れました。
素直に面白い。
キャストや脚本、何といっても作品コンセプトが私好みです。
神を追放された傲慢なソーが地上でお気楽、極楽で過ごしてるって
時に天上界ではクーデターの真っ最中。
おいおいいいのか主人公よ、って突っ込み入れたくなるほど
地上に降りれば一般ピーポーな暮らししています(笑)
まあ、男の子は一度は神話に憧れるのではないしょうかね。
しいて難点言えばCGがアニメっぽい。
お金かかってるっぽいけど、やっぱり架空の世界って難しいのかな。
次にヒロイン役のナタリー・ポートマン。
非常に好きな女優さんですが、この役、彼女じゃなくっても
良いなないかな。なんか彼女のいいところが出ないままエンディング。
もっと新人とかオタクっぽい科学者演じる女優っていただろうに。
それとカットされたシーンにある、兄弟のやりとりと浅野さんの演技。
これは入れないと作品のストリー上絶対にあった方がいい。
DVD観た方、要チェックですぞ。
キャストではアンソニー御大。
素晴らしすぎる。
神々しいとはまさにこのことって感じの神様っぷりです。
最後に、この作品がアベンジャーズにつながるって一体どんな作品になるのでしょう。一人ひとりでも濃い主人公がまとめて出るって・・・。豪華なんですが尺足りなくって3部作になったりして。
期待とともになんか不安です。
まあまあ
こちらに登録して記念すべき最初のレビューです。
見た感想、う〜ん、正直物足んないなあ。
ストーリーがなんかイマイチで、敵がいろんな意味でヘボいし。
良かった点は、主役の肉体美と笑顔が素敵。
ナタリーポートマンがカワイイ。
金色の門番?みたいな人がけっこうイケてる。
そんなところ。
次回作は見にいくか微妙なところ…
一長一短
時間的にも長いこともなく飽きずに観られるなど全体的に良く出来ていたと思いますが、良い面と悪い面があからさまに出ていました。
ドラマ部分ですが、傲慢だったソーが大きな挫折やジェーン達との触れ合いによって謙虚さを身に付け成長する過程は良く描けていたと思いますが、悪役であるロキの方は家族や仲間を裏切るような真似をしてまで己の野望を達成しようかといった過程が希薄だったせいで、悪役としてはいまいち迫力を感じませんでした。
特撮も前半はがんばっていましたが、後半はあっさりで迫力も感じませんでした。特にロキとのクライマックスでの戦闘シーンは神様同士の戦いなのですから、もっともっと迫力を出して欲しかったですね。
次回作も決定したそうですが、次回はもっと迫力のある映像造りを目指して欲しいです。
浅野忠信がハリウッドデビュー
他のMarvelの作品と同様、
一般的な娯楽映画で安心して楽しめる。
浅野忠信がもっと出演時間が長いかと思ったが、
思いのほか短かった。
後は、ナタリー・ポートマンが可愛かった。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ
ハルク、X-メンと・・
アベンジャーズに続く作品なので、
アメコミ好きな人にはおすすめ
神にも欲しい俗っぽさ。
マーベルの中でも最高格の人気を誇るのがこの御方、雷神ソーで
本国ではコスプレまでして観に行くのが正しい観方なのらしい…^^;
う~ん。。そう聞いてすごく期待して観に行ったんだけど…。
まぁ主人公が俺様ヒーロー(ってか神ですよね)ということで、普段から
オレオレ男子が大嫌いな私にはどうだろう…ってのもあったんだけど、
いや、そんなことより多分、、監督がK・ブラナー氏だったというのが…
この偉大なる才人、シェイクスピアならどんとこい監督の作品の数々、
確かに素晴らしい出来栄えなのは承知しつつ、どうも昔から合わない。
ソリが合うか価値観が合うかなんて(彼氏じゃあるまいし^^;)下らない
固定観念を捨てて観ればいいのかもしれないが、うーん…やはりダメ。
あんなにマーベル系が好きなくせに、アイアンマンも大好きなくせに、
なんでこのソーは楽しめなかったんだろう…(T_T)悲しくなってしまうよ。
で、どこらへんがダメだったんだろうと考えてみたんだけど、
何しろ原作に詳しいわけではないので(ほとんど知らないし)ちょっとだけ
調べてみた…(Wikiにて)あら!!何かずいぶん本作とは違うんじゃない?
原作のソーは記憶を消されて地球に放り出されるんだけど、今作と違って
子供にされちゃうのね。で、何も知らずに育って大人になって医者になる。。
なぜ自分は北欧神話に興味があるんだろう?なんて疑問を抱きつつ(面白い)
で、その過程で看護師である女性と出逢い結婚(今作でいうナタPのことか)
地球で暮らしながら襲いかかる敵をソーに変身してハンマーでやっつける!
うわ~♪やっぱヒーローじゃん^^;なんかこっちの方が面白そうだぞ。
医者だからアイアンマンも治療してるんだって。で、秘密を知っているとか。
(デストロイヤーが出てきた時、スタークのか?には笑えましたね)
話が繋がるなぁー。ハルクは弟のロキが兄貴をやっつけるのに送り込んだ
ということで、そこからアベンジャーズが結成と…あ~なんだか面白いぞ♪
早く観たいなーアベンジャーズ!!(うわ、話がそれてる^^;)
ブラナー氏の演出は、確かに神の世界やコスプレ系では秀逸!!
待ってました♪とばかりに派手で豪華な世界観を見事に作り上げている。
また、父子(弟を含めた)の絆など、ドラマ面でも悪くはないんだけれど…
私的に(まったく個人的にですよ)盛り上がらないんだよな~テンポといい、
センスといい、アメコミっぽさがぜんぜん活きてこない。神だから神々しく、
は分かるけど^^;主人公の俗っぽさをもっと露呈させて、人間界でワクワク
させて欲しかったなぁー。ヒーローなんでしょ?最高格の。神なんだからさ!
地球に降りてきてから礼儀正しくなったし^^;笑えば可愛いところもあるし^^;
もう少し「人間やってます。」な彼を観たかった気がする…。
まぁでも監督は、早く彼を神の世界に戻したかったかもしれないわねー^^;
物語はホント(古い話なんで)ありきたりというか分かりやすく、ラスト~
次回作への繋がりもオマケで見せてくれるので(あいつも生きてるしね^^;)
サービズ満点のソー氏お披露目劇と、なっています。お後が宜しいようで…
(スタトレのお父さんやったヒトですね?ソー氏。風格ありますね~体格も~)
優しさを持った神へ
ストーリーは比較的単純な映画でした。
私が感動したのは真の強さの目覚め。
傲慢で血の気の濃い若造が、人間の世界で自分に足りなかったものに気付き、優しさと謙虚さが備わります。
ありがちな、人の温かい愛に触れて気付く…というのではなく、追放され神の力を奪われる、自分の行為ゆえの父の死(偽の情報だが)、などの挫折から自ら自分に足りなかったものや優しさに目覚めるのです。
愛と正義を持った神としてパワーを取り戻したソーに惚れ惚れしました。
世界を守る為に虹の橋を壊した時、弟の死に落胆した時、誇れる息子になりたいと言った時、真の強さとはこういうことなのだと思い感動しました。
ソーへの嫉妬で自分自身を見失ったロキは可愛そうでした。認めて欲しい一心だったのに、最期に父から言われた一言で死を選び落ちていったところは悲しかったです。
簡単に善と悪を分けることなんてできないですよね。
だから次章へ繋がるラストシーンを見てがっかり。
ロキは悪役として次章で活躍するみたいです。
最後の最後で評価5から4、5へ下がりましたが、また見たい映画です。
新たなる神話の誕生
自分の傲慢さから父親と争い神の力を封印された男が自分を見つめ直し、再び神の力を取り戻す話。
マーベル映画ではお馴染みに成った、原作者のスタン・リーのカメオ主演も今回は本人ノリノリで出ています。
主人公のソーが自分のハンマーを抜こうとする件はアーサー王の伝説に通じる物が有ります。
弟神で敵役のロキもエンディング後のラストで生き延びているのでパート2も期待できます。
その前にアベンジャーズ結成が先でしょうけど。
「アベンジャーズ」予告編第2弾
ところどころ駆け足な印象がありましたが、楽しめました。
クリス・ヘムズワースは、ソーのキャラクターにあっていてよかったですね。傲慢さもあれど、瞳は澄んでいて。
ヤンチャな少年が成長という感じにぴったり。ワイルドさとそれなりの高貴さ?もあわせもちつつ。
「アイアンマン2」とのつながりが多くてニヤリでした。
「アイアンマン2」でコールソンがちょっとニューメキシコ行ってくる…って言ってたのはこれなんですね。デストロイヤーを見て、「またスタークのとこのか」とか言ってたり。
ジェレミー・レナーのホークアイも出ていたし、「アイアンマン2」に続いて「アベンジャーズ」への予告編第2弾という印象も受けました(笑
「アベンジャーズ」が楽しみです。
大安定の出来栄え! 黄金のエンタメ大作
こりゃ大安定のエンタメ映画!
夏の大作がワラワラ公開されるこの時期、
何を観るか迷うようなら僕は本作を勧めますよ。
本作の監督にケネス・ブラナーの起用を思い付いた方はたぶん天才やね。
シェイクスピア映画が得意な彼だけに魅力的なドラマ・キャラ描写は流石。
だが派手なアクション演出までこなせるとは驚きだった。
絢爛豪華なセットや超巨大スケールの神々の国アスガルドの描写も目に愉しく、
「3Dで観ても良かった」と珍しく後悔……。
尚且つこの映画、アクションとドラマのバランスが丁度良い。
家族の対立を描いたドラマだが深刻過ぎず、
アクションに傾倒し過ぎてドラマ・キャラ描写が半端になる事もない。
エンタメ映画の黄金比と言えそうな程の見事なバランス。
(故に“ズバ抜けてる!”という印象が薄いのがネックでもあるんですが)
重厚さは残しつつ、ユーモラスなシーンも多い。
テキサスの片田舎をゴツい神々が闊歩するシーンなんて、
あまりのミスマッチに客席からも笑い声が……。
そして魅力的なキャラだ。
恐怖の黒鳥とは打って変わってキュートな魅力を放つN・ポートマン。
コワモテな印象の強いS・スカルスゲールドも今回は好好爺。
あと役者さんの名前が分からないのだが、神々の闘いよりも
iPodと大学の単位を気にする姉さんがトボけてて素敵。
無論、サー・A・ホプキンスは神々感全開だッ。
そしてC・ヘムズワース演じる主人公ソー。
粗暴で傲慢だが、高貴な精神も持ち合わせた男。気持ちの良いヤツ!
自分の傲慢さであらゆる物を失った彼が苦悩し、
更なる高潔さと強さを得る展開に、思わず応援したくなる。
また、絶対無敵の力を持ちながら、最後の敵は
その力を発揮できない(したくない)相手という点もニクい。
けどやっぱり僕は、悪役のロキに感情移入してしまうんですね。
自分が休戦の為の“道具”だったと知って激怒した彼だが、
そんな自分を息子同様に育ててくれたオーディンを、
やっぱり本当の父のように慕っていた。
父親に愛されたかっただけなんだよね、本当は。
世界中をメチャクチャにしてでも父親の愛を
独占したかったロキが、僕にはなんだか哀れで。
あんなことする必要、初めから無かったのにさ。
以上!
ヒジョーに楽しんで観られました。
ところであの謎のアーチェリー使いも次回作への布石?
最後の青白いデバイスと併せ、気になりますなあ。
<2011/7/2鑑賞>
アベンジャーズを絶対見る予定ならニヤニヤが止まらない!
ホークアイがちょっとだけ登場するがもうその瞬間ニヤニヤしてしまった。
でも!でも!
色々と伏線をはりすぎてマイティ・ソーというよりアベンジャーズゼロ章てきノリになってしまっていた‥
それでもいいんですが、せっかくソー単体でも魅力的なのだからもっと深く掘り下げてほしかった!
ヒロインがソーの頬をひっぱたいてちょっと説教をするなりしてほしかったし、荒々しいソーが駆け足で丸くなってしまったので消化不良気味。
後、ソーにかんしての予備知識を持っていると補完されて楽しめたかも…
とにもかくにも、終わっておもったのがモッタイナイこの一言につきる
ハムレット役者ケネス・ブラナー監督の心意気。
原作のコミックを知らないのが幸いしたのか、神話がベースというアメコミでは珍しいクラシックな要素とアメコミ特有のダイナミックな造形(もちろん3Dもお作りらしい)がうまく噛み合っていました。これにはハムレット役者であったイギリス人監督ケネス・ブラナーの功績も大きかったのではないかな。三人の従者がもっとキャラが立っていてもよかったのにとは思いましたが、地球人三人の会話も、盲人の見張りのユーモア(好き!)、そして実はほとんど登場人物が死なないというところに、単なる大作メイカーじゃないぞ、というブラナーの心意気を感じました。主役はどこまでも大味でしたけど。北欧出身のステラン・スカルスガードがでていたのもサービス豊富で嬉しかったけど、パイレーツあたりから年とったなと思ったら、今回は船越英一郎にそっくり。そしてレネ・ルッソの老けぶりもちょっとショック。TVシリーズ『カイルXY』の女性クローンが早くもスクリーン進出。三従士の二人目、かっこよかった。ロキ役は拾いもの。また最近は子ども時代の役の子が本当に似ていて感心しました。
強すぎて萎える(´Д` )
素直に、おもしろい!そこに疑いの余地はなし。が、原作コミックファンでないからか、ソーの強さに萎えてバトルシーン全然ハラハラしなかった。だって無敵すぎだもん。悪役全然強くないし、弟であり永遠のライバルロキですらザコ。これはほんといただけない。ソーは素直にかっこいいし、ストーリーもスパイダーマンのように王道でいいのに…アベンジャーズでたところどアイアンマンやキャプテンアメリカは相手にされないんじゃないか、ハルクなんてハンマーで一撃瞬殺ではないか…と想像してしまった。次回作ではありえないくらい強い悪役期待。神様に対抗できるくらいの。
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