マイティ・ソーのレビュー・感想・評価
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ハンマー使ったアクションは豪快
アクションと世界観は今のところ1番好き。ハンマー使ったアクションは豪快だし、神回の景観が美しく見応えある。
ソーとジェーンが初対面の割には、打ち解けるのが早すぎてラブロマンスはのめり込めなかった。
ロキ役のトム・ヒドルストンがハマり役だと思う。敵なのか味方なのか、何考えてるか分からない不気味さがよく出てる。見た目も性格もソーとは真逆なので分かりやすい。
北欧神話の名称は揃えて欲しかったです
MARVEL・MCU作品4作目
2011年公開のマイティ・ソーを観ました。
THORって雷神トールじゃないの?
ハンマーはミョルニルじゃなくてムジョルニア??
ミッドガルド、アスガルド、オーディンなど
北欧神話でお馴染みの名称が出てきます。
自分自身も神話には詳しくなくても名前ぐらいなら知っているという程度ですが……。
アスガルドでの話と
オーディンに力を奪われて追放された先のミッドガルド(地球)での話となっています。
地球人であるジェーンとの交流、
父親であるオーディン、弟であるロキ、そして仲間たち。
力を奪われて追放されたソーが、力を取り戻して戻ってくるだけの話だと
思っていたら
ダークホース的な立ち位置だったロキ。
北欧神話では悪戯好きな神みたいですが
いやいや、これはもう悪戯の範疇じゃないよ!と。
どこかへ消えてしまったロキ。
エンドロール後のおまけに
ニック・フューリー長官とセルヴィク博士がいる場所の鏡の中に
ロキの姿が!
セルヴィク博士と同じセリフを言い、同じ表情をするロキ。
悪戯好きの神様は何を企んでいるのでしょう??
ロキは今後も出てきそうです。
ロキ&ソー
2016年9月6日
ロキが可愛い!最初は謙虚で美しい。知的でいたずら好きというのも…♡ソーは対照的に先に行動する方。おかわりだと言ってコップを割ったのがシュール。ロキは自分の正体が敵のヨトゥンヘイムということを知って壊れた。虹から堕ちるときのあの表情が愛しすぎ。ソーもロキもお互いのことは好き。ソーがジェーンを守るのにキュンとくる。
2019年5月 2回目
オーディンに訴えている時のロキが最高。
ラストのロキがビフレフトから落ちる時の表情も良い。
ロキはソーのことが昔から憎かったっていうのが少しショックだし、ウォーリアーズ3とシフたちもそれに気付いてて、ロキの悪行が暴かれる前にですらロキを厄介者?扱いにしていたのが少し残念。
見どころはクリス・ヘムズワースの筋肉
北欧神話ベースのスーパーヒーローっていう内容で
これまで全く観る気がなかった
最新作も公開されたので視聴したが
やはり微妙な作品だった
ロキがやっぱり悪役という塩梅なので微妙
北欧神話に触れていない勢なら楽しめるかもしれないが
基礎教養レベルの話なので大半は白け感があるだろう
なぜ地球の宗教でアスガルドの様子が描かれているのか
設定に整合性を与えていないのも視聴時に辛い。
地球に降臨していたときに、地球人に恵みをもたらしていたとか
なにか設定を入れればよかったのではないか・・・
たったそれだけで大分マシだった
北欧神話の神々が多人種なのはまぁ問題ない。
美男美女揃いで順当な配役
だが、宗教を扱うのだから何かしら神秘性があるべき
寿命のない神々の王の代替わりとは何を意味しているのか
またいちばん重要な死後、ヴァルハラ(戦死者の館)について言及がない
原作では転生という設定があったようだがそれもない
しかも、この改変によってヒーロー物としての覚醒シーケンスも無くなり見どころが一つ減っている。
3DCGを多用したアクションシーンはゴチャ付いているのでかなりイマイチ
生身、カジュアルな服装での施設戦闘シーンが一番おもしろい
現代世界に現れたビームを撃つゴーレムの暴れっぷりは良い
超絶美人のナタリー・ポートマンと
クリス・ヘムズワースの筋肉がとんでもないので見どころ
これで+0.5点しているが
全体的に微妙な展開に満足感の低い画面
映画としては微妙
ドラマ『ロキ』を見た後に改めて見直すと、クライマックスの兄弟バトル...
ドラマ『ロキ』を見た後に改めて見直すと、クライマックスの兄弟バトルシーン、あれって兄上の心を奪った地球の女にロキがメチャメチャ嫉妬の炎を燃え上がらせて挑んでいたのかと納得してしまう。よく見ると『兄上がそんなにヤワになったのはあの女のせいか!』って叫んだ時ロキ半ベソかいていたしなあ・・。ビフレストをソーが叩き割る時も『もう少しでヨツンヘイムを滅ぼせるのに!』ではなく『もうあの女に会えなくなるんだぞ!』と叫んだ理由も今まで釈然としなかったがドラマのおかげでなんとなく理解できた。ロキ は複雑な感情を抱いていたのだなあと。
神々とMCU
ケネス・ブラナーといえばシェイクスピア劇。その彼がマーベル・コミックのヒーローを描いているのだ。父と二人の息子の確執をもっと深刻に描いてくれれば、シェイクスピアぽくなったのかもしれないが、その点では『スターウォーズ』を超えられないなぁ。
これが50年前のアメコミだというから驚き!北欧神話での同名の神トール。彼らアスガルドの民がノルウェーで氷の巨人を倒したことから地球(ミッドガルド)とも密接に繋がった世界だった。よくわかんなかったけど、9つの惑星が世界樹のように繋がっていて、虹の橋で行き来できるようだ。父親オーディン(アンソニー・ホプキンス)が王位を譲ろうした瞬間、力を青い箱に封じ込めてあった氷の巨人が箱を奪いにきた。そこでロキ(ヒドルストン)と仲間たちシフ(ジェイミー・アレクサンダー)、ヴォルスタッグ(レイ・スティーヴンソン)、ホーガン(浅野忠信)、ファンドラル(ジョシュア・ダラス)とともにヨトゥンヘイムへと攻め込んだ。その戦いを引き起こしたソーの傲慢さ、好戦的な態度のため彼は地球へと放逐。破壊兵器のハンマー、ムジョルニアと一緒に・・・
ロキはなんだか巨人の息子だったらしいけど、あまり重要じゃなかったのか?その真実を知ったためにソーに刺客デストロイヤーを地球に送ったりもした。このロボットの造形も古めかしいけど破壊力は凄い。ムジョルニアを使えば簡単にやっつけられるのだが、地球に送られてからはソー本来の力がでない。そこで眠ったままのオーディンがパッと目を覚まし力を与える。
戦いよりも平和的な解決ということもテーマとなってはいるが、創造もできるが、使い方を誤れば全てを破壊するハンマーが核のメタファーとなっているのかもしれない。最後には橋を壊してしまい、地球との行き来ができなくなったけど、続編ではどうなるのだろう・・・?
『アイアンマン』、『アベンジャーズ』ともリンクしていて、ハンマーとかジェーン(ポートマン)が研究していた天文学を政府の機関シールドが奪おうとしていた。ジェーンの先生でもあるエリック・セルヴィグ教授(ステラン・スカルスガルド)は次に公開される『アベンジャーズ』にも出演。ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)もエンドロール後に教授に不思議なモノを手渡している。シールドのコールソン捜査官(クラーク・グレッグ)も登場していて、「誰がスタークスを呼んだんだ?」などとロボットを見て叫んでた。
ナタリー・ポートマンはもちろん素敵なのだが、彼女の友人ダーシー(カット・デニングス)のオタクぽいところやムニョムニョが面白かったぞ!
「MCU」第三の新人。ハリウッド版ウルトラマンだこれ!
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「MCU」シリーズの第4作にして、神の国”アスガルド”の王子ソーの活躍を描く『マイティ・ソー』シリーズの第1作。
傲慢さゆえにアスガルドから地球へと追放された王子ソー。天文学者ジェーンとの出会いが彼を変えていくのだが…。
監督は『ハリー・ポッターと秘密の部屋』『ワルキューレ』(共に出演)の、俳優としても活躍する名匠サー・ケネス・ブラナー。
○キャスト
ニック・フューリー…サミュエル・L・ジャクソン。
○新たなキャスト
主人公ソーを演じるのは『パーフェクト・ゲッタウェイ』『スター・トレック』のクリス・ヘムズワース。
天文物理学者ジェーン・フォスターを演じるのは『レオン』『ブラック・スワン』の、オスカー女優ナタリー・ポートマン。
ソーの弟、ロキを演じるのは当時は舞台やテレビで活躍していたトム・ヒドルストン。本作への出演により一躍スターダムにのし上がる。
ビフレストの番人、ヘイムダルを演じるのは『アメリカン・ギャングスター』『28週後…』のイドリス・エルバ。
ソーの友人で「ウォーリアーズ・スリー」の1人、ホーガンを演じるのは『スワロウテイル』『ステキな金縛り』の浅野忠信。
ソーの父親であるアスガルドの王、オーディンを演じるのは『羊たちの沈黙』『M:I-2』の、レジェンド俳優サー・アンソニー・ホプキンス。
S.H.I.E.L.D.に所属する謎のアーチャーを演じるのは『S.W.A.T.』『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナー。
製作はケヴィン・ファイギ。
製作総指揮/原作はスタン・リー。
MCU4作目にして、物語のスケール感がむっちゃ大きくなってる!
これまでに登場した主要人物は軍事会社の社長やちょっとキレやすくて緑色な物理学者、身体能力抜群の女スパイとかだったのに、ここにきて急に神様!?
今でこそ当たり前の様に受け入れられているけど、ソーはこれまでのキャラクターとはちょっと世界観が違いますね。
まぁ、シリーズの前半でこれ以上無いほど荒唐無稽なキャラクターを登場させることで、その後の世界観を広げやすくしたのでしょう。これが結果的には大成功!宇宙人だろうが喋るアライグマだろうが、どんなキャラでも包容してしまう懐が深いシリーズになったのはひとえにこの映画のお陰なのです。
この作品の魅力は、なんといっても主人公のソー!
豪快な性格、抜群の身体能力、甘いマスク、そしてマッチョなボデー!
まさしくスーパーヒーローという見た目と能力でありながら、ギャグキャラっぽいお茶目な性格もとてもチャーミング💕
神の息子というとんでもない設定にリアリティを持たせたクリス・ヘムズワース。この映画を機にブレイクするが、それも納得のスター性の持ち主だと思います!!
ソーが非常に陽性なキャラクターであり、お話の内容も良い意味でコミックぽい。とても明るい映画なので楽しく観ることは出来たのだが、正直気になるところも多い…。
まず、アクションが退屈。
冒頭での氷の巨人の国に殴り込みに行く場面。画面は暗いしアクションがとにかくわかりづらい。
盛り上がる場面のはずなのになんだかイマイチ…。
この場面だけでなく、バトルシーンは全て単調でわかりづらい。必要性を感じないスローモーションを多用するのもなんだかなーという印象。
氷の巨人の長、ラウフェイの扱いもなんだこれ?あまりにあっさりやられたので、あいつがやられたのかどうかすら分からなかった。
地球に追放されたソーが、ジェーンたちと親交を深めていく様子は確かに楽しいが、ちょっと展開が急すぎると思う。
ソーが追放されて数日しか経ってないよね多分…。恋愛描写が唐突すぎて正直ついていけなかった。
ロキの描き方もなんだかなぁー。
彼がソーに嫉妬心を抱いたり、自らの出自のために歪んでいく様子はなるほどと思うのだが、彼の計画が周りくどいし、なんか地味。
あと、ロキだけ親父&兄貴と見た目違いすぎない?血が繋がって無いことバレますよ。せめて髪の色をブロンドにするとかすりゃよかったのに。
地球、アスガルド、ヨトゥンへイムという3つの世界を舞台にしているにも拘らず、それぞれの世界の描写が中途半端なので世界観がこじんまりとしている。
物語上、地球は単純にアスガルドのゴタゴタに巻き込まれてしまっただけであり、舞台を地球にする必然性がなかったのもうーんなポイント。
実は地球に氷の巨人の「箱」が隠されていたとか、もっとストーリーに地球を絡めて、アスガルドとヨトゥンへイムと地球の対立関係を描いてもよかったのでは。
最後のビフレストビームの対象は地球の方が絶対良かった。
キャラクターの魅力が大きいので、まぁそこそこ面白いよ、という感じの映画。これまでのシリーズ作品の中では一番好きなのだが、せっかく荒唐無稽な物語なのだからもう少し突き抜けた面白さが欲しかった。
光の国からやってきて地球人を騙り、兄弟たちと共に怪獣と闘う…。あ、もしかして『これウルトラマン』?
そういやあのシールドとかウルトラ警備隊みたいだよなぁ、とかどうでも良いことを考えるのであった。シュワッチ!
ムニョムニョ
王子が力を失い自分を見つめ直し成長するお話。
途中から後半まではちょっとだれる。
覚醒後からの流れは結構熱い。
ロキの何か企んでる感じが良い。
・ホークアイ初登場
・γ線研究者、スターク 小ネタがちらほら
エンドロール後
セルヴィグ博士がニックフューリーと会い四次元キューブの存在を知る
それを見ているロキ
若さからくる万能感と成長
世間や親の功績と偉大さを忘れて自分の万能感と力を信じることは行動力にはつながるけど、そのありがたみを噛み締めてまわりのために努力をつみかさねることでもっと大きく自分の力を発揮できるのかもしれないと思った
「神失格の男(ヒーロー)二つの世界の運命は彼の手に」
原題
Thor
感想
マーベルシリーズ4作品目。
ソーにもロキにももっと暴れてほしかったです。
ロキは呆気なかったというイメージです。
これからに期待します。
ホークアイが登場したり、セルヴィグ教授がハルクを想起させる発言をしたり、シールドエージェントがデストロイヤーを見てアイアンマンを想起させてくれたのは良かったです。
次はキャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーを見る予定です。
※コズミック・キューブ
アベンジャーズ エンドゲームに向けて
MCUで見ていなかったアイアンマン2とマイティソーに今さらながらチャレンジしました。
今回はマイティソーです。
相変わらずロキが良い悪役で可愛い。
また、ロキが巨人族の息子って聞いた驚きました。
話はアーサー王伝説風の王道の話でしたが、楽しめました。
女性にも観やすいのでは🌞
北欧神話の神さま達の物語。
アベンジャーズ とかけ離れてるようで
宇宙から攻撃される発端なのかも。
宇宙にある9つの世界と地球との関係も見渡せる作品。
超強くて真面目でコミカルでイケメンの神さまって
もう崇めるしかないよねw
この話でどうしてアベンジャーズで弟のロキが
ヴィランなのかわかる。
ようは地球を巻き込む神さま達のお家騒動。
気になるのはムジョルニアと呼ばれるハンマーの存在。
王であるお父さんにより地球へと投げられたハンマーが
観光地の名物になっているとこが面白いw
勇者の資格がないと抜けない剣…のまさにアレwww
ここにS.H.I.E.L.Dのコールソンが出てくるんだけど
アイアンマン2のエンディングで言ってた別の任務ってやつね、これ。
ホークアイもここで始めて出てくる🌞
ついでにスタンリーもなんかハンマー抜くのに参加してたwww
アスガルドの美しさと神様達の壮大な物語と
ソウの成長と恋愛要素もありで女性にも観やすい作品。
日本からも浅野忠信が出てるので見逃せない。
ポストクレジットでは
セルヴィグ博士のS.H.I.E.L.D入りとアベンジャーズ への伏線が。
ロキ…悪いなぁ…💦
オレサマ雷神、改心してヒーローになる。
マーベル・シネマティック・ユニバース第4作。
ソー・シリーズ第1作。
DVDで2回目の鑑賞。
原作コミックは未読です。
傲慢さが目立つ雷神ソー・オーディンソンは、父であるアスガルド王・オーディンの逆鱗に触れ、地球へ落とされてしまいました。自慢のハンマー、ムジョルニアも持ち上げられなくなり、意気消沈のソー…。天文物理学者のジェーンやその仲間たちと出会い、彼女と恋に落ちると共に自らの行いを大反省。
一方その頃、故郷のアスガルドでは弟のロキが自分の出生の秘密を知り、兄への嫉妬心と劣等感が大爆発。ひねくれ者にして悪戯好きな性分で、壮大なオイタを計画していました…
なんでもかんでも戦いで解決しようとする傲慢な性格を反省した後は、物事をちゃんとよく考えてから行動するようになりました。自らをちゃんと省みることのできる真摯さも持っていたんですねぇ…。偉いじゃないか(笑)。後に完全開花するコミカルさの片鱗が本作でも見受けられ、どうなっていくのか知っている状態で鑑賞するとニヤニヤが止まりませんでした(笑)。
シリーズ通しての名ヴィラン、ロキも本作から最高の悪っぷりを見せてくれました。ずる賢くて、おまけに口が達者と来てるから始末に負えません。ソーもこのどうしようもない弟には最後まで手を焼かされることになるんだよなぁ…(泣笑)。
※修正(2022/07/09)
最高の胸熱雷神ヒーロー映画
マーベル・シネマティック・ユニバース第4作目にしてマイティ・ソー1作目。
アベンジャーズ1作目を除いたフェイズ1の単独作では本作がダントツで一番好き。いや、マジで。
ストーリーはホント捻りがないってくらいシンプル。
でもこのシンプルさが自分にはかなり心地よく、個人的に本当に観てよかったと思える映画だ。
この物語の主役は実質二人。
ソーが表の主役ならロキは裏の主役なのである。
ソーはその傲慢な性格故に親父にハンマーを取り上げられ地球に追放、アメリカにあるニューメキシコに飛ばされ、ジェーン、ダーシー、セルヴィグと運命的な出会いを果たす。
アホな食欲と猪突猛進ぶりで何も考えなしのおバカ全開だけど、どう見たって親近感たっぷりの近所のいい兄ちゃんっぷりを発揮する彼がハンマーを取り戻そうと突き進み、ハンマーを目の前にして柄に手を伸ばした瞬間、物語は大きく動くのかと思えば、そう簡単には進まないのがこの映画の肝。
そう彼は序盤こそ無敵のパワーで氷の巨人たちを一網打尽にするが、この時点で力こそ正義と思って疑わなかった彼はまだ「スーパーヒーロー」には程遠い人物だったのだ。
ここはさらっとしてるがかなり重要なポイントなのである。
だからこそムニョムニョは彼を拒絶し、一瞬の内に絶望の淵に立たせる。
親父に言われたように「お前は相応しくない」と。
絶望するソーの何と哀愁漂う姿よ。
あのシーンを思い出すとグッときちまう。
その後ジェーン達との関わりあいを通して、自分に何が足りなかったか、何が問題だったのかを、学んでいく。
自分の存在を誇示するために力があるのではない。
過ちを認め、弱き者を労り、大事な物を守ろうとするその「高潔」な精神に力は手を貸してくれるのだ。
「相応しき物のみがこのハンマーのパワーを授かる」
その意味を知った時、ムニョムニョは瀕死のソーの手に戻り、「スーパーヒーロー」となって復活する。
カァァァァァァァ!!!!
ベッタベタながらもなんて熱い展開だ!!
これだからヒーロー物はやめられん!!
ロキにもロキの物語がしっかりとある。
なぜソーばかりもてはやされ、自分はチャンスをもらえないのか、答えは単純明快ながらも自身にとっては残酷なものだった。
自分は氷の巨人ラウフェイの息子であり、アスガルドとヨトゥンヘイムの平和を繋ぐただの道具でしかなかったから。
だからこそロキはソーを一層妬み、自らの力を証明せんとあの手この手で世界を掌握しようとする。
「王になりたいんじゃない!!あんたと対等になりたかっただけだ!!」
カァァァァァァ!!!!
なんつう悲しい台詞よ。
そりゃこんな大事なこと隠してたら神じゃなくても誰だってグレるぜ、オーディンさんよ!!
ソーとロキのこの確執が、ニューヨーク大決戦にまで発展したとなると地球人からしたら何ともはた迷惑な兄弟ではあるがw。
もちろんアベンジャーズのリンクネタも忘れちゃいかん。
最後のシーンにはキーアイテム四次元キューブが、ホークアイは中盤辺りで申し訳程度にちょこっと登場、セルヴィグが「ガンマ線研究者」(ファンなら言わなくても分かるだろう)と言ったり、デストロイアーと対面した際の「スタークのマシンか?」、「いや、トニーには何も聞いてない。」
もはや台詞だけでニヤニヤしてくる。
ラストのビフレストが破壊され、音楽も相まってジェーンが置き去りにされるあの悲壮感溢れるシーン、ヘイムダルが放つ「あなたを探しています。」
この映画を観て以来、すっかりソーの大ファンになってしまった。
ありがとうギルデロイ・ロックハート(ケネス・ブラナー)。
いや〜映画ってやっぱりいいもんですねぇ…。
(どうでもいいが、海外で役もらえてよかったな、浅野さん)
王道な展開
力が発揮できずずっとモヤモヤさせて、ようやくドカーンと弾ける。王道やけど気持ち良く見れる。車にひかれたり眠らされたり、コミカルな部分も楽しい。武器がハンマーってのもイカす。ロキが持ち上げられなかったシーンも良い。
典型的
3が面白かったので、今頃になって鑑賞。
色々と連なる話しの元でもあるので、ああそんな事があったのかあと、納得。
お話自体は序盤とも言えるのだろうか、ああだこうだとこねくり回すより、ストレートに人物相関図に則したような話しだった。
この頃のCGも凄かったんだなあと感心するが、今の進化に目を見張る。
とんでもない事が出来るようになってんだなあ…今日のマーベル作品の快進撃はこのCGのおかげといっても過言はないよな。
シリーズ最初とあって、登場人物たちが色々と初々しい。
Shall possess the power of Thor. MCU第4弾は王道中の王道!
アイアンマン、キャプテン・アメリカと並ぶ、いわゆる「マーベル・ビック3」の一角ソーを、シェークスピア俳優兼監督のケネス・ブラナー監督で実写化です。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では4作目にあたります。まぁ、観なくてもストーリーが想像できる王道中の王道なので捻った感じが好きな人にはイマイチかもしれませんが、個人的には満足でした。
よくよく考えれば異次元人の襲来という大事ををアメリカの片田舎で済ませちゃう小並感。意外と田舎狙ってくる作品って少ないのではないでしょうか?田舎にアスガルド人がやってきてコスプレ大会になってるのが楽しい。
もともとオーストラリア人のクリス・ヘムズワース、一応神様なんだけど気のいい兄ちゃんという感じがとっても似合います。脳筋なんで直ぐにロキに騙されちゃう所がまた良い。トム・ヒドルストンのイヤらしいロキも良かったですね。絶対粘着系やわ。ナタリー・ポートマンのジェーンも相変わらず美人で可愛かったですが、やっぱりカット・デニングス演じるダーシーでしょう!ちょっとトボけた感じが最高です。ムニョムニョ~。
ジェレミー・レナーのホークアイは元々登場予定なかったみたいなのですが(だからソーとは一緒の画面に映ってない)、後に付け加えた事でMCUの繋がり感が出て英断だったと思われます。
尚、原作アメコミのソーは通常地球では人間に憑依してて、何かあった時にソーに戻るという設定なのですが、その憑依している人間の名前が「ドナルド・ブレイク」。そう、セルヴィグ博士がソーをシールドから引き取る時に使った偽名です。こういったアメコミファンにわかるネタが含まれてると思わずニヤニヤしてしまいます。
恐らくMCUの中では一番王道でコメディ色の強いマイティ・ソー。成長しても何だかんだでこのまま脳筋キャラで突き進んでもらいたい物です。さぁ、お次は「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」だ!!
再鑑賞履歴
2022/7/4
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