マイティ・ソーのレビュー・感想・評価
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チート雷神降臨
9つの世界を治めるオーディンの息子ソーとロキ。
長年にわたるオーディンの王座を継承したソーだが王位継承の儀式を妨害した敵国ヨトゥンヘイムに憤り、敵陣に報復に繰り出すも仲間を危機に陥れた傲慢さと自信過剰を責められ、オーディンの手により母国アスガルドから追放されてしまう。
たどり着いたミッドガルド、地球にて出会ったジェーンやエリック博士、S.H.I.E.L.D.、そして異母兄弟のロキとの確執を描いたマイティソーシリーズ第1作目にしてMCU第4作目。
主人公のソーは神の子で、マントを翻し、空中を飛び回り、雷を自由に操るハンマーを持って大暴れ。
強すぎる笑。ソー1人いればだいたいの戦いに勝てる笑。
傲慢かつ自信家な性格が仇となり、神の親父オーディンに愛想尽かされ、現代の地球へ。見たことのない世界に戸惑い暴れ回るが、割とすぐ馴染む笑。
メシがうまい酒がうまいとご満悦、敵視されていたエリック博士とも酒を交わして意気投合笑。ちょっとあっさり順応し過ぎでね?と思ったけど意外とクリスヘムズワーズの笑顔がかわいいから許す笑。
MARVEL版スーパーマンにして余りある強さ!ムジョルニアがソーの元に飛んでくるってのもカッコいい。
そんでロキも良い!悪い顔似合うなートムヒ。 兄貴のソーを掌で転がす狡猾さと簡単に乗せられてすぐ行動しちゃうソーの単純さとの対比が笑えるのにどこか似ているところもあると感じさせるまさにハマリ役だった。
ただその2人がメイン過ぎてウォリーアズスリーとかシフとか活かしきれてないのがちょっと残念だった。浅野忠信MCU出てんだぜ?すごくねぇか?とはなりきらない存在だった笑。
あとはアベンジャーズの主力なのにチョイ役で初出演だったホークアイが死ぬほど美味しい役だった。弓構えてただけだけど笑。ジェレミーレナー画になる俳優だよなぁ。
MCU前3作が地球メインで描かれていたため、今回の新しい世界観がちょっと詰め込みすぎで話ついていけない感じもあるけどロキソーの兄弟喧嘩の見栄えが良いのでまずまずの印象。
アスガルドの空すごい綺麗だったなぁもう少しこっちの世界の詳しい描写あれば見やすいと思う。いきなり9つの世界って言われても実際3〜4つくらいしか出てこなかったもんね笑。
あと要所要所でFFのWalk使われてて最高。
2016年04月30日(土)1回目
2017年10月29日(日)2回目
2018年03月23日(金)3回目
2019年03月24日(日)4回目
王道な展開
力が発揮できずずっとモヤモヤさせて、ようやくドカーンと弾ける。王道やけど気持ち良く見れる。車にひかれたり眠らされたり、コミカルな部分も楽しい。武器がハンマーってのもイカす。ロキが持ち上げられなかったシーンも良い。
おうち-39
ただただお金かけたアメコミのアクション作品じゃないっていうの、
ケネス・ブラナーが監督だってことで納得。
なかなかドラマティックです。
やっと皆さんが「マイティ・ソー バトルロイヤル」が違和感って言ってるのがわかった気がする。
この作品と2を飛ばして見ちゃった自分としては、お祭りムービーだと思ってましたが、違うんですね。
これを見ると、なんであっちはロキがあんな陽気キャラなんだとか、ジェーンは?てか浅野忠信!ってなるの、ようやっとわかりました。
ドラマティックながら、ちゃんと笑えるところもあるし、難しい顔して見る必要はないです。
地球人じゃない人や昔の人が今の地球に降り立つ話って、ベタに面白い気がしますが、今回もしかり。
それにしてもナタリー・ポートマンきれいすぎ。
典型的
3が面白かったので、今頃になって鑑賞。
色々と連なる話しの元でもあるので、ああそんな事があったのかあと、納得。
お話自体は序盤とも言えるのだろうか、ああだこうだとこねくり回すより、ストレートに人物相関図に則したような話しだった。
この頃のCGも凄かったんだなあと感心するが、今の進化に目を見張る。
とんでもない事が出来るようになってんだなあ…今日のマーベル作品の快進撃はこのCGのおかげといっても過言はないよな。
シリーズ最初とあって、登場人物たちが色々と初々しい。
マイティ・ソー
ケネス・ブラナー監督が放つアメコミ原作ヒーロー・アクション大作。
傍若無人な振る舞いがたたって力を奪われ神の世界を追放された男が、
人間の女性との交流を通して心の成長を遂げていくさまと、
やがて訪れる地球と神の世界の危機に立ち上がる姿を描く。
これは単なるヒーローの物語ではない。
王位をめぐる父との確執。
実は敵側の血をひいていた弟との争い。
これはもうシェイクスピア劇です。
ソー演じるクリス・ヘムズワースは初見でしたが、
とても魅力的でした。
地球でソーは、
車に轢かれたり、
スタンガンで気絶したり、
注射器で気を失ったりと笑いも提供してくれる。
浅野忠信がソーの側近として出演してるけど、
あまり出番が無かったのがちょっと残念。
Shall possess the power of Thor. MCU第4弾は王道中の王道!
アイアンマン、キャプテン・アメリカと並ぶ、いわゆる「マーベル・ビック3」の一角ソーを、シェークスピア俳優兼監督のケネス・ブラナー監督で実写化です。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では4作目にあたります。まぁ、観なくてもストーリーが想像できる王道中の王道なので捻った感じが好きな人にはイマイチかもしれませんが、個人的には満足でした。
よくよく考えれば異次元人の襲来という大事ををアメリカの片田舎で済ませちゃう小並感。意外と田舎狙ってくる作品って少ないのではないでしょうか?田舎にアスガルド人がやってきてコスプレ大会になってるのが楽しい。
もともとオーストラリア人のクリス・ヘムズワース、一応神様なんだけど気のいい兄ちゃんという感じがとっても似合います。脳筋なんで直ぐにロキに騙されちゃう所がまた良い。トム・ヒドルストンのイヤらしいロキも良かったですね。絶対粘着系やわ。ナタリー・ポートマンのジェーンも相変わらず美人で可愛かったですが、やっぱりカット・デニングス演じるダーシーでしょう!ちょっとトボけた感じが最高です。ムニョムニョ~。
ジェレミー・レナーのホークアイは元々登場予定なかったみたいなのですが(だからソーとは一緒の画面に映ってない)、後に付け加えた事でMCUの繋がり感が出て英断だったと思われます。
尚、原作アメコミのソーは通常地球では人間に憑依してて、何かあった時にソーに戻るという設定なのですが、その憑依している人間の名前が「ドナルド・ブレイク」。そう、セルヴィグ博士がソーをシールドから引き取る時に使った偽名です。こういったアメコミファンにわかるネタが含まれてると思わずニヤニヤしてしまいます。
恐らくMCUの中では一番王道でコメディ色の強いマイティ・ソー。成長しても何だかんだでこのまま脳筋キャラで突き進んでもらいたい物です。さぁ、お次は「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」だ!!
再鑑賞履歴
2022/7/4
ロキには同情する…。そりゃグレるわ。
主人公マイティ・ソー(クリス・ヘムズワース)は
父オーディン(アンソニー・ホプキンス)の反対を押し切り
氷の世界 ヨトゥンヘイムに住む巨人討伐へ向かった。
オーディンはこれに激怒。ソーを地球へ追放する。
雷神の力を奪ったうえで。
その頃アスガルドではロキが王の座につき不穏な動きを見せ始める。
ソーは力を取り戻し、ロキの暴走を止められるのか…。
ロキの行動はやり過ぎだと思うが、
あんなことを父親から伝え聞いたら誰だってグレると思った。
家庭環境になじめず夜な夜な不良グループと
悪さをする子供が問題になるが
ロキの心境はそんな子供たちと同じだったのかもしれない。
ただ、神であり王だから、悪さのスケールは段違いだが。
ソーとロキが生まれるより前
オーディンがある行動を起こした時から
兄弟が対立することは決まっていたのだろう。
運命とは残酷だ。
ロキの境遇には同情する。
シリーズ1作目ということもあり
バトルシーンの演出の仕方を掴みきれていないような気がした。
だからこそ、兄弟・親子の人間模様に注目してみるのが
この映画の楽しみ方だと思った。
テーマは昔話のよう。
ソーのキャラクター上もっとコメディ色強いのかなと思ったら、何だろ人間ドラマ?ソーの成長物語?みたいで子どもにも分かりやすい昔話のような話だった。
ロキとの因縁も深まり続編の方が面白そうだ。
シールズなんかも出て来てマーベルはもはや盤石だなと思った。
マイティ・ソーってアイアンマン、スパイダーマンに比べると何かイマイチだと思っていたら、脇をアンソニーホプキンスやナタリーポートマンも出て来てビックリした。
ソーの俺様キャラも良いけどロキの陰湿なキャラが際立ってたな。
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