劇場公開日 2011年7月2日

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「ロキには同情する…。そりゃグレるわ。」マイティ・ソー YuuuuuTAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ロキには同情する…。そりゃグレるわ。

2017年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

主人公マイティ・ソー(クリス・ヘムズワース)は
父オーディン(アンソニー・ホプキンス)の反対を押し切り
氷の世界 ヨトゥンヘイムに住む巨人討伐へ向かった。
オーディンはこれに激怒。ソーを地球へ追放する。
雷神の力を奪ったうえで。
その頃アスガルドではロキが王の座につき不穏な動きを見せ始める。
ソーは力を取り戻し、ロキの暴走を止められるのか…。

ロキの行動はやり過ぎだと思うが、
あんなことを父親から伝え聞いたら誰だってグレると思った。
家庭環境になじめず夜な夜な不良グループと
悪さをする子供が問題になるが
ロキの心境はそんな子供たちと同じだったのかもしれない。
ただ、神であり王だから、悪さのスケールは段違いだが。

ソーとロキが生まれるより前
オーディンがある行動を起こした時から
兄弟が対立することは決まっていたのだろう。
運命とは残酷だ。
ロキの境遇には同情する。

シリーズ1作目ということもあり
バトルシーンの演出の仕方を掴みきれていないような気がした。
だからこそ、兄弟・親子の人間模様に注目してみるのが
この映画の楽しみ方だと思った。

Trinity