「遥か彼方の地より神話の戦士、降臨!」マイティ・ソー ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
遥か彼方の地より神話の戦士、降臨!
今回、MCUの作品を時系列に見直しているんですが、いや〜驚きです。監督や脚本家も違うだろうに、うまい具合にそれぞれの作品が絡み合っている。特に、この作品「アベンジャーズ」有りきって感じが滲み出ているような。
ストーリー的にはありふれた感じで、メインはアスガルド(神の国?)の王位争奪のいざこざですよね。
そこへ持ってきて、追放先の地球での出来ごとは思いっきりシールドが関わって「アベンジャーズ」ありきの展開じゃないでしょうか。
新鮮味も面白みも弱いかな。
そんななかで、自分的に嬉しかったのはやっぱり、ナタリー・ポートマンかな。実に可愛らしい女性を演じて、ソーとのロマンスを魅せてくれます。ますます惚れちゃいました。
ヒーロー大好きオヤジは、筋骨隆々のソー、コスプレも含めて非常にかっこいいと思います。ハンマーが武器っていうのもなかなか良かったです。(ドラクエでも武器にハンマーがありましたがここから来たんでしょうか?自分は使ったことありませんでしたけど・・・)
でも、このマイティ・ソーの紹介編的作品、好きな作品ではありますが、ちょっと物足りなさを感たのもチラホラ。
派手な破壊シーンでは有りましたが、メキシコの片田舎ってこともあって、小ぢんまりとしていたし、戦う相手もね〜・・・ショボいし、魅力も感じなかった。
【ネタバレ】
すっかり忘れてたんですが、地球との架け橋が壊れたところで終わっていた本作。「アベンジャーズ」では、どうやって登場するのか?楽しみになっちゃいました。
まぁ、ロキが死んでないよってのは、オマケ映像なしでも覚えてたんですが・・・
ところで浅野忠信さん、本作品がハリウッドデビュー作でした。
このあとに経歴を重ね、ゴールデン・グローブ助演男優賞を受賞するまでになっちゃうんだから、ホンっと感慨深いものがあります。