「ソーきたか!」マイティ・ソー Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
ソーきたか!
なるほどね、ソーきたか!と エンタメ大好きな私を唸らせた 一本。 スーパーヒーローのお話は いくらでもあるけれど、強さがちがう! しかも“超人なのに自然な振る舞い”なのが ソー!!(実際の発音は thなのでちょっと聞こえが違うんですけど…)
神々の王の息子ソーは、ごう慢な性格をとがめられ 謙虚さを学ぶために人間界へ送り込まれる。 父(王)との確執、自分の不甲斐なさに打ちのめされるソーに 黒い影が忍び寄る(作品情報より一部抜粋)。
主人公のThor(あえて英語表記にします)を演じた クリス・ヘムワーズ。 この人をキャスティングした人、あんたはエライ! コミックを読んだことがないので描かれているThorを知らないのですが、ストーリーを追うごとに Thor = クリス・ヘムワーズ = 確定。 この人以外に考えられないし、クリスの出演作品は 記憶にうすいものばかりですが 大胆演技がよかった! いや、実際 気性が激しい人だと(ゴシップ記事で)読んだことがあるので あれは地なのかも。。 ホントによく(クリスを)見つけてくれた! キャスティング担当の人、ありがとう★★★ クリスも(頑張ってたから)、ありがとう。
Thorの父ちゃん(神さまで、王さま)・オーディンを演じた アンソニー・ホプキンス。 圧倒的な 存在感。 いつも小柄に見える アンソニー様、今回は デッカく見えました。 神さま役は リーアム・ニーソンというイメージが(私のなかで)定着しているのですが、アンソニー様が 肩を並べました。 ダメ息子を叱りつけるところなんて、迫真。
ヒロイン役・Thorを“拾う”女性・ジェーンに ナタリー・ポートマン。 コメディには向かないと思うんですが、今回は 花を添えるという意味でよい味 出してました。(人間界のひと役 なので)衣装が地味でしたが、そのギャップが 作品を引き立てていたと思います。 と言うか、Thorの衣装が すご過ぎ(笑)。
Thorの弟・ロキを演じた トム・ヒドルストン。 (フィギュアスケートの)ジョニー・ウィアーではありません(笑) キャラ設定が ちょっと弱いかなぁ。。 でもThorをしっかり引き立ててました。
その他、Thorの仲間・ホーガンを演じた 浅野忠信さん。 ん~、セリフは悪くないのに 印象がうすい。。 ハリウッド俳優に おされ気味な感じがしました。 日本人だからなのか“静の表現”、リアクションの少ない 役どころ。 続編でるなら(作ってほしいなぁ*☆・。)救護班じゃなく、もっとスポットライトが当たることを願います。
コミック(原作)ならではの笑いが たくさん散りばめられていて、その軽さも エンターテイメントとしてプラス効果。 でも あのハンマーは重そうだ(笑)