アイアンマン2のレビュー・感想・評価
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キューピーお手手。
一作目の時にどんな感想を書いたか覚えてないんだけど^^;
とにかくあのキューピー手飛び?がなんともお茶目で笑えた。
今回少しはカッコ良く飛び立つようになったのかと思いきや、
さらにペアでキューピー手飛びするんで(爆)やっぱり笑えたv
あのお手手の愛らしさだけは改良しないで欲しい。
まぁ二作目ともなるとやや失速気味になるのも仕方ないが、
何しろ自分がアイアンマンだー!って名乗っちゃったから
周りがほっとかなくなるのは当たり前で…こういうところが、
スタークってホントにマジで能天気というか何考えてんだぃ?
的なところがある。しかしそこがこのキャラの真骨頂というか
理解を超えたオタクぶりや、金持ちなのにファストフード好き
という変人ぶり(今回はドーナツでぇす)が面白いので好きだ。
ひとえにダウニー・Jr.の地まる出し?演技が功を奏している。
いやまぁ~しかし今回はずいぶんキャストも豪華に揃えて、
それぞれに活躍の場を与えちゃうもんだから^^;ゴチャゴチャ。
とはいえ監督(運転手役お疲れさま)、頭の切れる科学者役に
あの小汚いレスラー役、M・ロークってのはどうなんでしょう^^;
彼に頭を使う役をやらせていいんだろうか?という不安は何処
にもなかったんでしょうか。私なら相当悩みますが。
まぁ、、しかしとても楽しそうに演じていたんで由としましょう。
そしてドンさん。カッコ良かったなぁ~vなかなかの造形美。
アイアンスーツ姿、もっと見たかった。彼もああ見えてけっこう
お茶目な面があり、屋上での台詞回しにはお笑いの要素が。
でもっておそらく、殿方の目を釘付けにしようとしたのがあの
スカヨハさんの恰好でしょう。肉欲感剥き出しダイナマイト系。
彼女もなかなか似合ってました。アベンジャー計画、始動か。
サムはどう見ても悪人にしか見えないし^^;慣れてるから巧いし。
グゥイネス演じるペッパーとはどうなるのかしら(じれったい~)
と気を揉んでいたら、、あぁ~やっとですかvという纏まり感^^;
前半のダラダラした展開と、後半の盛り上がりの中、アッサリ
敵がダウン!?という…ツッコミどころ満載の二作目でしたが、
まぁこのあと三作目もあるようなので^^;そっちに期待しましょ。
今度は心臓電池がどんな形になるのかしら。。(○△の次)
(次回はさらにアイアンスーツの新作シーンが増えて欲しいぞ)
続編・・・
前作ありき・・・いつもそうですけど・・・どうしても微妙になりますね。
かなり面白い・・・ハズ・・・。
なのに殻を破れず。。。
勿体無い。。。
1から続けて観れば、間違い無く面白いけど・・・
そう・・・目新しさに欠ける作品でした。3には期待しています!!
どこか憧れてしまう鉄男
マーブル作品の中でも人間臭さが非常に伝わる一味違ったヒーローもの。
特殊な能力が備わるわけでもなく、機転と知恵で奮闘する姿を見せる反面女垂らしで遊び人なところになんだか惹かれてしまいます。
「私がアイアンマンだ」と名言し、目立ちたがりなとこも他とは違ったヒーローといった感じ
どんどんとバージョンアップするアイアンスーツや戦闘シーンにも興奮してしまいます これぞエンターテイメントといった作品です
「メタルな響き(?)」、「メカもの」ズキなら、…?
ただタダ、
アメコミ・ヒーローずきには、タマらん(?)ド派手な花火(にしか見えない爆発シーン?)大会…
難しく考える必要なんか、毛程も無い!
ってなほど脳天気で、お気楽なヤンキー(←もちろんアメリカンの俗称の方だけど、それでも、偏見バリバリ入っちゃってマ〜ス的)映画…
音楽は、
もう少しハードでヘヴィーな(メタル系?)のを期待していた(←たぶん、TVCMでは、前作からの「アイアン・メイデン」とかじゃなかったっけ?)だけに、
どちらかっていえば、すでに王道(と呼ぶに、ふさわしいぐらい古めかしい?)のハード・ロック系「AC/DC」では、軽過ぎな印象も、否めなかった。
まあ当然、そのへんも、大人になったアメコミ・ファンの年齢層を計算尽く=マーケティング済みの上なんでしょうが…
この作品が、単純であるだけに、
一般的、働き盛りのアメリカ女性の多く(20〜30才代後半あたりの人達か?)にとって、
数カ国語も堪能なうえ、武術にも長けたブラック・ウィドウみたいな(もちろん,仕事もソツなく、こなす?)タイプが最大公約数的な憧れなのか?
それとも、急遽、社長に抜擢された彼女みたいに、(実際的には、やっばり無理目では、あるんだろうけど…?)
恋に仕事に充実したカンジのライフスタイル(?)みたいな方を求めていたりするんだろうか?
もしくは、単にキレイなだけじゃなく、「有能な(?)」女性をそばに置いて(はべらして?)おきたい現代アメリカ男性の理想願望の表れなのかな?
なんて、穿った見方をしてしまった。
エンド・ロール後まで、見てた人なら、
「"3"制作決定!」と確信し、
もう,「快調に(とっくに?)撮影中!(済?!)だな、コリャ!」
と得心したに違いない!?
復活したオジサン二人。
面白さへの期待が大きかったかな~。
前作より、パワードスーツやバトルシーンは、パワーアップしている。
最後のバトルシーンは、見応え有り。
けれど、ストーリー運びが、イマイチだった。
新しい元素を考え出すまでの過程が長すぎ。
朝が早かったのもあるけれど、少々眠くなった。
今回は、胸に埋め込んだ装置の副作用が、トニーの命を蝕んでいく。
自分の命の短さを知り、自暴自棄になっていく。
頭脳明晰で、女好きで、お茶目で、ナルシストで、大金持ち。
やりたいことをやって、ドンチャン騒ぎ。
でも、それって、死への不安の裏返し。
誰にも、何も言えず、一人懸命に耐える。
それは、良いのだけど、ちょっと長すぎ。
もう少し短くしてくれると、良かったのに。
でも、おもしろ、お茶目キャラは、大好き。
主役のロバート・ダウニーJr。
今回の敵役、ミッキー・ローク演じるマッドサイエンティスト。
どちらも、公私ともに復活したオジサン。
そんな目で見ると、何だか、熱いものが感じられる。
エンドロール後に、映像あり。
その映像が、とても興味深い。
1を見ていないけど・・・つまらん!
1を見ていないけど・・・つまらん!
海外では大ヒットしているけど、イマイチでした。
日本では前作が10億弱、今作が前作並みでしょうね。
注)eiga.comの試写会ではありません
マーベルコミックおもしろいや
内容よく覚えていないんだけど、レビューで ややこしい話はナシだw
アイランドに出てた美女とミッキーロークとサミュエル・L・ジャクソンはインパクトあったなぁ(良い意味です)
映像も どこがCGか もうわからないレベルです。
とにかくスッキリ、スカットしたいなら是非観にいこうぜ!
エンドロール後 オマケ映像あるので、席は座ったままで。
最後にハンマーみたいなのがちらっと見えます。(よく観てないとすぐ終わりますので)
予想的にはアイアンマン3的な映像じゃなく マーベル公開予定のソー、アベンジャーズに絡んでるとみました。逆にアベンジャーズをアイアンマン3とかにしちゃったりw まぁハリウッドは仕掛けいろいろやってくれて観客を楽しませてくれますねぇ~^^
最強の…別れた妻
いよいよS.H.I.E.L.D.へって映画になってますよね。
ニック・フューリーさん出番多かったし…
それに、ブラック・ウィドーさん登場ですし(^^♪
このシリーズ長く続くのでしょうか?
今回はドン・チードルさんもスーツ着てましたが…
よく似合ってたと思います。
テレンス・ハワードさんだともしかしてスーツ入らない?
子供がアイアンマンのマスクをかぶって危機一髪ってトコで
アイアンマンが助ける場面が一番好きでした。
後は、ブラック・ウィドーさんのアクションシーンかな?
おっと、モナコのシーンも良かったよね。
笑えたのが最強の武器“別れた妻”これってある種の人にだけ通用するのかな?
でも…お父さんの仇だとトニー君のことを怨んでたイワンちゃんは少し可哀相に感じたよね。
もっと違う生き方は出来なかったのかな?
ラストはマイティ・ソーの魔法のハンマーでしたか?
次回作もかなり期待しちゃいますよ。
ハリウッドムービーはこうでなくっちゃ!
SF&アメコミなので、アクションシーンが迫力満点で楽しい!
映画というよりはアトラクションに近い感じ
主人公が挫折を感じたりする人間的な部分もあるし、登場人物達の言葉のやり取りが小気味良くて面白い
ロバート・ダウニーJr.がとにかくいい!
自己中心的で周りの迷惑を顧みないのに憎めないトニー・スタークを演じているというよりは、地で言っている感じがする(笑)
アクションシーンは超興奮するし、観終わった後にスッキリする
ストレス解消になりました!
アメリカ的という点で飛び抜けたヒーロー
自らアイアンマンであることを公表したトニーは、世界を守るという意識を高めると同時に、自信過剰による傲りも出てくる。また、パワード・スーツのエネルギー源であるリアクターが彼の身体を蝕み続ける。そこに、更なる強敵が現れるという、ヒーローものとしては至極常套なプロットだが、ここで主人公が鬱的にならないのがアイアンマンの特徴だ。
トニーは根っからの遊び人で、しかも科学の天才。財力もあって、いまさら性格をどうこう変えようって歳でもない。持ち前のぐうたらさと技術力で難局を乗り切っていく。金持ちのぼんぼん育ちだが、誰かと違ってやるときはやる、それがトニーというキャラの面白さで、ロバート・ダウニー・Jr.の風体がそのまま重なる。前作が成功したのも、大人の遊び心をくすぐる要素が盛り込まれて、ほかのヒーローものとは一線を画した作品になったからだ。
それに堂々とヒーローをやる姿はショー的で、色彩も含めていかにもアメリカ的だ。
グウィネス・パルトロウが相変わらず知的で美しい。台詞回しも独特だ。また、監督のジョン・ファブローがお抱えの運転手役で味な演技を見せる。鞭を振りながらステップするように前に進むミッキー・ロークに至っては、恐いというよりむしろ微笑んでしまうぐらい愉しそうだ。
スカーレット・ヨハンソンやサミュエル・L・ジャクソンまで登場してスクリーンを賑わすが、むしろこれはPart3への布石と見るべきだろう。
相変わらず、Skywalker Soundの重低音はスゴい。Tシャツの袖がビビる体験はクセになる。
アイアンマンが飛び立つときの手の格好がキューピーに見えてしまうのは私だけ?
この二人ならスーツなしでも格闘できるのでは?
前作でテロリストを倒すために開発したパワードスーツを装着して、アイアンマンに変身するトニースターク(ロバート・ダウニーJr.)は、正体を公表してからは社長業を放り出しパーティー三昧の自堕落な生活。
恋人や友人にも愛想をつかされる中、謎の強敵が現れる…。
敵となる謎のロシア人に、ミッキー・ローク。
少し染めた長髪に、刺青を入れた筋肉モリモリ(お腹は少し出てる…)の肉体は50代には見えない!?(ダウニーJr.も40代なのだが…)
この二人ならスーツなしでも格闘できるのでは?
パワードスーツを着てのバトルは前作以上にド派手でハチャメチャでした。
大金持ちで天才科学者、スポーツ万能のトニーの豪勢で自己中な振る舞いに、見ていてムカムカもしたのだけれど、彼にも心の葛藤があることが明らかになる。
女性陣は、秘書のペッパーに、ナタリー(スカーレット・ヨハンソン)も加わる。語学ペラペラな上、格闘技にも長けてるという謎の美女。
舞台となるのは、モナコ公国と、大富豪のトニーが独自に開催するエキスポ会場(「20世紀少年」か!)万博好きなので、そこは〇
人格は破綻してても、正義の味方。どうも、トニー・スタークです。
等身大、人間臭さ、超人的なパワーなど持たぬ生身の人間…。
実はこの手のキーワードって、色んな映画で最近頻繁に使われてる気がします。
ヒーローモノ?アクションモノ?など全般的に。
そこに共感せざるを得ない的?な、ムーヴメントにムリヤリ持って行こうとしてる向きを感じずにはいられない。
いや…まあ思ったこと、適当に言ってるだけですけどw
ただ、もし、アイアンマンをそのアナロジーに沿って造ったとしたなら、製作陣のその思惑は、見事に成功したと云えるんじゃないでしょうか。
だって、自分、どっぷりハマってますもん!!肩までw
弁は立ち、カリスマ性を携え、二枚目、女性にモテる、だけど生活は自堕落。
いい加減、適当、行き当たりばったり、でも頭はいい。
正体名乗って、パワードスーツ着て、巨悪に挑む。
ハルクもソーも世界を共有。
もう充分でしょう?
人格破綻なスーパーヒーロー、アイアンマン。
どうぞ、よろしく。
大人が憧れる現代版ヒーロー【アイアンマン】!
前作(アイアンマン1)を観た人も観てない人も十分楽しめる作品です。
見どころは、アイアンマンの戦闘シーンと主人公トニー・スタークのリッチな生活ぶりに尽きます。
戦闘シーンのおすすめは前半のモナコと後半の日本庭園です。
トニー・スタークの素敵な自宅は今回色々と大変な事になりますが、すぐ直せるほどお金持ちという設定なのでひと安心です。
スカーレット・ヨハンソンの役どころは今までに無いクールぶりなので、男性諸君はやや期待外れ?
トニー・スタークの内面も掘り下げているため単なるアクションだけには終わっておらず、気になる秘書ペッパーとの恋の進展は?!
エンド・クレジットが終わるまで席を立っちゃあダメですよ~
I am IRON MAN
゛私がアイアンマンだ ゙
自ら正体を明かしたトニー・スターク。
トニーは一躍時の人(前からそうだったのだが)になり、子供にも好かれる存在に。
しかしトニーはアマーの動力原、そして生命維持装置であるはずのアーク・リアクターに体を蝕まれる。
政府には、皮肉にもスーツをもう作らないと決めた ゙兵器 ゙扱いされて引き渡し要求され。
モナコGPでは乱入してきたウィップラッシュに、勝利はしたがズタズタにされ。
無二の親友ローディとはド派手な喧嘩の末Mark2を持っていかれ。(これはトニーが悪いのだが)
血液中毒素も上昇していく。
本当に哀れなヒーローだと思う。
ここから感じた事つらつら書きます。
・スタン・リー
この人はもはやMARVEL映画に出なきゃいけない存在ですね。
今回も出てたけど…短い!
これはちょっと不満でした。
・悲しさ
リアクターの副作用で苦しむトニー。
傲慢社長が、余程不安だったのでしょう…自分に問いかけるシーンがあり、切なくなりました。
・すごいぞ!ホーガン!
ジョン・ファブロー演じるトニーの専属運転手ハッピー・ホーガン
前作ではこれと言って活躍は無かったが、今作は大活躍じゃないか!
F1カー爆走中のコースを逆走し、ウィップラッシュを跳ねて挟んで…もはや運転手の域ではありません。
ハマー・インダストリーズに乗り込み警備員を苦戦の末ノックアウト。ふと顔を上げると既にブラック・ウィドーが警備員数名を既に倒している。
「俺の努力は…」というような寂しい空気が笑えました。
・テレンスどこいった
テレンス…貴方は前作でスーツを着る事を心に決めていたでしょう…。
ドン・チードルは嫌いではないんですがね…。
これを不満に思ってる人は少なくないでしょう。
・まさかのS.H.I.E.L.D.
前作のエンドロール後に出たS.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリー。
まさかこんなに本編に関わるとは…。
エンドロール流れてる時に帰る人結構いるので、「この人は…?」と思ってた人も居たでしょうね。
・キャップの盾は敷くためにあったようです
前作にチラッと映ってた未完成のキャプテン・アメリカの盾と思わしきもの。
今回も出ましたね。前作から何も作業進んでませんでしたね(笑)
それを[バキッ]と下敷きに…。
ここで「別の任務が」と、トニーのもとから離れたコールソン。何の任務かはエンドロール後に…
・トニーのラボが面白い
3Dで表示される色々なデータ。時には遊びの要素も。
新リアクター開発のために3Dいじってたシーンは素晴らしかった。カッコよく、トニーが超能力持ってるように思えました。
・クリムゾン・ダイナモ…
何だろうこの扱い…。
ウィップラッシュが最後スーツ着てますが、あれがクリムゾン・ダイナモですって…。
そしてすぐやられましたね…。
スパイダーマン3のヴェノムのような扱いで残念です。
別れた妻には笑えました。
まぁそんなこんなで楽しめたのですが、個人的には前作の方が良かったと思います。
今回はヴィランにあまり満足出来なかったので、IRON MAN3のヴィランに期待です。
(もうマンダリンでいいと思うのですがね…。ジョン・ファブロー監督は「メカニクルなアイアンマンに関わりすぎてソーのような世界は描けない」と、アヴェンジャーズの監督を断っているので期待はできませんね)
本編に関しては以上。
そして…
‐ニューメキシコ‐
「長官。発見しました。」
コールソンの目の前に巨大なクレーターが。
そしてそのクレーターの中には1つハンマーが。
これが何を意味するか。
このハンマーは、ムジョルニアと言って、2011年公開予定の Thor(原題) の主人公マイティ・ソーの武器です。
つまり、2012年公開のアベンジャーズに向けて、ヒーロー達が集結していってるのです。
ますますアメコミ映画から目が離せません。
因みに、本編よりもこの1分にも満たない映像の方が興奮したのは私だけでしょうか(笑)
能天気が清々しい。
数多ある不満とツッコミは,
小ネタの笑いと,迫力満点のアクションで解消。
モナコGPでのファーストバトルに鳥肌!
エキスポ大決戦に興奮!!
「別れた妻」に爆笑。
スカーレット・ヨハンソンがおいしい役どころ。
ただの逆恨みでしかないミッキー・ロークの役は可哀想。。
せっかくパワーアップしたのに,決着が呆気ないし・・・。
そういえば,トニー・スタークの「命の危機問題」もあっさり解決。。
このシリーズは,
トニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jr.の魅力勝ち。
「見た目はおっさんでも心は永遠のティーンエイジャー」
を体現する楽しいヒーロー像が,
内容の薄さを補って余りある存在感。
それだけで満足。
トニー・スターク2
「アイアンマン」シリーズはもちろん「ダーク・ナイト」ではない。正義とは何かと葛藤することはないが、実際、する必要はまったくない。社長で金持ちで酒飲みで女好きだが、本当は永遠の科学少年で、好きな女性には奥手なトニー・スタークのことを好きになれるなら、それで良いのだ。ハンダ付けや板金加工でパワードスーツを作るというのは馬鹿馬鹿しいほど楽観的だが、子供がプラモデルを作るように子供の心を持った大人がパワードスーツを作るということだから、楽しく見れる。
ヘルメットの中の顔を頻繁に映すのも良い。CGを使った戦闘シーンはよく出来ているが、この映画の魅力はCGではなくあくまでスタークなので、本当は見えるはずのない顔が画面に映るたびに、よく分かって作っていると思うのである。同じく主人公が面白いのに、戦闘シーンに魅力がない「スパイダーマン」第一作は、その点を分かっていなかった。
トニー・スタークとツンデレ秘書ペッパー・ポッツ以外の登場人物は平板であまり魅力がないが、観客のほうも二人以外には大して関心を持っていないだろうから、かまわないだろう。
サブプロットを多く作りすぎて、メインが弱くなってしまった
ロバート・ダウニー・Jr.の魅力に負うところが大きい本シリーズ。第2作もダウニー・Jr.の魅力は全開だ。が、敵が意外に弱く、第1作と比べると面白さは半減。ダウニー・Jr.対ミッキー・ロークという敗者復活者同士のバトルに期待し過ぎると肩すかしをくうでしょう。ストーリーも、トニーと父親の過去やら、ボンクラ科学者の暗躍、「アベンジャーズ」絡みのネタ、秘書との恋愛など盛り込み過ぎで、メインのミッキー扮する鞭男との対決が自然とかすんでくる。アクションも物量に頼った演出が目立ち、典型的なハリウッドのパート2映画になってしまった。
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