ヒックとドラゴンのレビュー・感想・評価
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「アバター」を上回る興奮と感動
オードリーを起用した宣伝展開がまったくイケていなかったのと、ポスタービジュアルのドラゴンが、ちっとも可愛くなかったので、観る気がまったくなかったのだけど、Twitter上に絶賛評があふれていたので鑑賞してみたら・・・素晴らしい作品じゃないか!
はっきり言って、冗長な「アバター」を上回る興奮と感動がある。特に主人公のヒックがドラゴンに乗って空を飛び回る描写は、「アバター」の主人公が空を滑空するシーンを上回ると言っても過言ではない素晴らしさ。また、最初はドラゴンを敵としてしか見なしていなかった人間の子どもたちとドラゴンが、少しずつ距離を縮めて行く様子を丁寧に描いた脚本が秀逸。という事で、未見の方はぜひご覧下さい!
なお、主人公が仲良くなるドラゴンの名前“トゥースレス=歯なし”を、オードリーを起用したがためだけに、“トゥース”に変更したパラマウントの罪は重い。
紙ヒコーキとスタッフの試行錯誤が結実した傑作
<12月16日更新・DVD鑑賞・音声解説によせて>
ツタヤで早速レンタルして今日16日に観賞。(アマゾンで注文したものの届くのは早くて18日と思い、待ち切れずフライングです)上映終了からのこの2ヶ月、あぁ本当に長かった!
まずは感想、2D自宅テレビでも奥行き感・飛翔感は存分に味わえました。劇場字幕鑑賞で確認済みだったのですが、ほっとしました♪
心落ち着けて観てみて思うのは、この作品の映像のすごさは3Dの技術そのものじゃない。遠近での色遣いの使い分け、そして抜群のカメラワーク(アニメだから実は違うけど、ここではそう呼ばせてください)にある。
実は2Dの段階で十分に奥行きや飛び出し感を出せているのです。それに3Dを組み込んだのだからそりゃ飛んだり落ちたりがすごいに決まってる。大勢のスタッフに心からの拍手を送りたいです。
そして忘れもしない心揺さぶられるストーリー。何度繰り返して観ようと飽きることのない丁寧なつくりの物語と映像はやはり、語りつくせない。。。
ポスターの見た目やうるさいばかりのCMに臆して(実際私がそうでした)観そこなった方も多いと思います。
DVDが出たこの機会にぜひ一度、鑑賞してみてください。
ひ弱に見えた少年の勇気とその代償を受け止めてください。
(ネタバレありませんが、以下は鑑賞済の方に向けてのDVD感想です♪)
音声解説は、どのポイントでもさもありなん!というコメント。観賞し終わった方はぜひ見てくださいね。
まず注目したのは、多くのシーンで声優担当の役者たちがアドリブを入れていたという事実。(焼き魚を肴にしたゲップの足談義の場面も)少年たちのキャラクターがみな生き生きとしていたのもうなずけます。台詞はキャラクターや世界観をつくる重大な要素、アドリブでもそこを全くはずさずにいたのは役者たちの功績はもちろんですが、 やはり制作側に周到な用意があったからこそでしょう。
そしてこの作品の魅力のひとつである登場人物の演技。 これもアフレコ時の役者たちのしぐさが生きています。(「バイキングを演じた俳優たち」も必見)ヒックを演じたジェイ・バルチェル(しゃべり方が太田光そっくりです^^;)、ちょっぴり卑屈でユーモラスな動きがヒックの愛すべき個性につながっています。
でもそれはヒントに過ぎない、ということも音声解説で確信できます。 役者たちの作りだした個性に、さらに目の動きまで丁寧で魅力的な表情をつけたのは 大勢のスタッフたちの力の結晶だと、解説を聞けば聞くほど納得します。
そして、素晴らしいストーリーテリング。 これは試行錯誤の賜物だったようです。削除シーンはもちろんのこと、今から思えば絶対に必要なシーンの幾つかは綿密な話し合いの上で付け足されているのです。(ヒックが起死回生を思い立つアスティとの場面も後付け!あそこははずせないでしょう)
こういった試行の努力は日本のアニメ界にもぜひ見習っていただきたいところです。 私は日本のアニメも大好きです。 いえ、この作品を観るまでは日本のアニメに傾倒していたといっていい。 でもこの「ヒックとドラゴン」を観て、脚本と演出の緻密さに驚き、いやでもその差を思い知らされたのです。
もちろん監督の熱意で一気に作り上げる作品もいい。でもその力が少しでもゆるんでしまうと、すぐに作品の出来に反映されてしまう。 昨今は特にそれを感じることが多いです。。。
「ヒックとドラゴン」はチーム一丸となって「いかに良質で、楽しい作品を作るか」を上下の隔てなく話し合い尽くしてできた作品。 (その姿勢はドリームワークスやピクサーに共通のものでしょう)主人公ヒックとドラゴンであるトゥースがはじめて心を通わせる、あの有名な似顔絵?シーンだけでも見れば、その演出の隙の無さが感じ取れるはずです。 台詞のないシーン、動作とカメラワークだけで心の動きを表現した力量。 おずおずと互いに歩み寄るその微妙な動きと表情は特筆もの。名演であり名シーンです。
忘れてはならないジョン・パウエルの音楽、素晴らしいです!監督たちも演出上削除が必要なときは断腸の思いだったよう。映画を観てすぐサントラ購入、聴いているだけでシーンの一つ一つが思い浮かびます。
音声解説からはずれますが、吹替もオススメです。変かもしれませんが、私にとってヒックの声はバルチェルではなく田谷隼さんなのです。 口の動きは英語であるはずなのにどの人物ももとから日本語だったようになめらか。日本の声優陣のアフレコが上質であったことが、吹替のみの上映になっても私を劇場へと駆りたてさせた魅力のひとつなのです。 変にタレントさんがあてなくてよかった、と思っているのは私だけではないはず(笑)
こうして振り返ってみると、まず3Dに驚き感動した私ですが、やはりそれは作品の完成度あってこそだと思い至るのです。 2Dだしたいして大きくもないうちのテレビ、 そこでだってヒックやトゥースの生き生きとした表情の魅力、飛翔感の楽しさはちっとも失われていなかった! アスティを伴ったいわゆるロマンティック飛行、上下のわからない浮遊感はちゃんと味わえますよ♪
いつも紙ヒコーキで飛翔の動きを考えたという監督のコメント、優秀なスタッフたちと重ねたたゆまぬ努力が結実したすばらしい作品です。
この作品を創り出してくれたすべての人々にありがとうと言いたい。 感謝しています。この作品と出会い、映画館に通う日々は本当に輝いてました。 毎日いろいろあって疲れたりするけど、こんなに感動できる心が私に残っていたことを思い出させてくれた。
次回作にも期待。でもどんな作品になっても私にとってはこの1作目が一番だろうなぁ…。
かなうものならばこの作品の再上映を、今なお、心から願っています。
<上映終了後記>
3D映像の楽しさを初めて私に教えてくれた作品、もう劇場で観れないことがとても残念です。 ですが何度も観るにつけ、作品としての素晴らしさこそがこの3Dの効果をも高めていたんだと思い至りました。 無意味に飛び出す映像を他の作品で幾度も観ましたが、何の感動も覚えなかった。 バイキングとしては異質であるがゆえのヒックの孤独、それがあったからこそ私はヒックの心の動きや行動ひとつひとつに共感し、同化して、ドラゴンであるトゥースに乗って大空へと飛び立ったその爽快感をヒックとともに味わうことができたのです。
その解き放たれた爽快感に3Dがさらなる臨場感で相乗効果をもたらす、それこそがこの作品で3Dを使う意図だった。
まず「物語」という屋台骨ありきの感動だったのです。 だから2D字幕で観た時にもさほどの遜色を感じなかったのだと。
自宅でのDVD観賞は、確かに劇場で観た時と比べればある程度の迫力は失うでしょう。でもそれを補ってあまりある完成度の高い脚本と演出、映像のきめ細やかさがあると今は確信しています。 ぜひ、ご自宅でDVDで観てください。ヒックと、トゥースととともに空を駆け巡りましょう!<〆> (以下の記事は上映期間中に記したものです)
今まで子どもと観賞した3Dと銘打つ数々の映画に辟易していた私ですが、この映画で初めて3D技術を使うことの意味、すばらしさが理解できました。 映画館でその醍醐味をみなさんに味わってほしい作品です。
何度観ても飽きません。 脚本の強さ・演出力、そしていわずもがなの特筆ものの飛翔感の楽しさ。その良さは2Dでも存分に味わえます。関東以外の方はDVD出たら是非観てください。生き生きと画面いっぱいに表現するヒックやトゥースはポスターの何千倍、何万倍も魅力的です。
でもやはりこの作品は重低音鳴り響く劇場の大画面で観たい。唸り声を上げるドラゴンが縦横に飛び回る世界を映しながら、ヒックの肌に透けるそばかすや風になびく髪までもが美しく繊細に描かれています。 3Dは空飛ぶドラゴンたちの動きに怖いくらいの臨場感を与えていただけでなく、トゥースをはじめ個性的な登場人物たちのくるくると変わる表情や主人公の心の揺れをより際立たせていました。
いかにもアメリカンなヒックの会話を、軽妙な味付けで演じていらっしゃる日本の声優さん?にも拍手したいです。各所で笑って、泣きました。
他にも心揺さぶられる音楽、トゥースのかわいさ・かっこよさ、苦くも納得の顛末、語りつくせません。とにかく一人でも多くの方に、映画館で、観てほしいです。 宣伝力や公開時期のせいでふるわないなら、残念すぎます。 六本木で続映していましたが、10/22上映終了決定(涙涙涙)まだの方は今のうちにGO!
<追記>
ついに明日上映終了です。 何度も観て思うことは、やはりこの作品は素晴らしい。 大人にも子どもにも様々な意味で夢を与えてくれる、力を持った作品だと思います。 私もトゥースの背中に乗って鳥のように大空を駆け巡ってみたい!人生折り返し地点にいる私にそんな気持ちを思い起こさせてくれたこの映画に感謝しています。
DVDの発売も決定したようです。3Dであろうとなかろうと素晴らしい脚本と演出、あらたなファンを増やしていくと確信しています。 できうることならば、もう一度映画館で、全国展開での再上映が実現しますように…と願わずにはいられません。
大人もしっかり楽しめる
作りこみのしっかりした、折り目正しく楽しい映画です。
3D効果が実に見応えありました。
お子様だらけで、ファミリー映画のノリなんですが
最後の方は切ない場面もあり、
お子様は「どうなったの?どうなったの?」の声も・・・
大人もしっかり楽しめる良品です。
エンドロールを見てると、ヒックの父親の族長がジェラルド・バトラー。
アストリッドがアメリカ・フェレーラ。アグリー・ベティが!
…字幕版でもよかったかな・・・
単純に楽しめます♪
ヒックとドラゴンの友情、そしてヒックと父親との関係など、
大人でも十分に楽しめる映画でした!!
ドラゴン達も、とってもかわいいですよ~♪
私は2Dで観たのですが、3Dだとさらに迫力があって楽しめるかも
しれません。
ピクサーとの2大巨頭時代の幕開けを感じさせる作品
CGアニメーションの世界では、ピクサーと共に先陣をきっていた、ドリームワークスの最新作。
興業面では、ピクサーと同等のヒットを飛ばしてきてはいたけど、個人的にクオリティ面では、まだまだ遅れをとった感があった。
…が今作はクオリティ面でもピクサーと同等、同等以上を感じさせられた。
今までと同様に辛口のスパイスがピリッと効いたストーリー展開、それが最も顕著にあらわれているエンディングで不覚にも泣いてしまった…
3D映像もピクサー作品よりも見応えあり。
ただほとんどの映画館で吹替だったのが残念…これは大人が楽しめる作品だけに字幕で鑑賞したかった。
観察し、理解し、自分で選択すること
毎度遅れ気味のレビューですが、まあひとつ。
飛翔シーンの圧倒的な爽快感やヒックとドラゴンとの交流については他の方のレビューで十分に語られていると思うので、無い頭を絞ってちょっと違った点からレビューしてみたい。
この映画、『幼児向けだ』とのレビューも一部見受けたが、子を持つ親や固定観念に凝り固まってしまった人に対するメッセージも多分に含んだ映画だと思う。
バイキングの伝統だからという理由で、伝統に従う。
危険、殺せ!という教えを鵜呑みにして、ドラゴンを殺す。
いやいやちょっと待て、と。
昔の誰かが決めたからといって、その決まり事が本当に最善だと言えるのか。盲目的に従っても良いのか。
相手や物事から一歩引いて観察し、理解する努力をすること。その上で選択すること。それが大事だと本作は伝えているようだ。
しかしその選択が良いか悪いかはまた別の話。どんな判断にもリスクと責任が付きまとうという冷徹な現実がラストでも示される。
だが自分を持たずに従った結果何かを失うよりは、まだ幾らか納得がいくだろう。
観察が必要なのは別にドラゴンに限った話じゃない。自分の子どもだって良く観て、理解してあげなくては。
狩りで多忙なヒックの父親より、その間ヒックの面倒を見ていた鍛冶屋のオッチャンの方がよっぽどヒックの本質を理解してくれていた。序盤で彼は言う。
「向いてないのに無理して目指すなってことだ」
勿論、この父親は息子を大切に思っている。
息子が訓練で成果をあげたのが嬉しくてしようがないのに拙い会話しか交わせなかったり、息子を突き放すような言葉の後で『とんでもない事を言ってしまった』と言わんばかりの表情を見せたり、その愛情の程はよく伝わる。
だが彼は息子をバイキングの型に嵌め込もうとするばかりで、息子を冷静に観察できていない。
私的な意見だが、親が子に生き方や信条を押し付けるより、その子の個性・才能を見抜いて伸ばしてあげる方が子どもの為なんじゃないかと。
さて話は変わって不満点。
物語や映像は申し分無い映画だと思うが、世界観の広がりや密度といった部分はやや薄味に感じた。
ドラゴンは多種登場するし、その生態や人間と対立する理由についてもある程度は描かれる。だがそれ以外の生態系の描き方はちと寂しい。動植物とか魚類とか、他生物の描写にもう少し注力されていれば、よりこの世界観に入り込めたかも知れないかな。
<2010/8/7鑑賞>
ヒックとドラゴン
3Dの作品が多くなってきましたね。やっぱり、迫力があります。不覚にも泣いてしまいました。背景がアバターとかぶってしまいました。前売り券で行ったのですが、劇場で扱いが違うので、統一してもらうのが、今後の3Dの課題だと思います。
シンプルに思えて実は・・・
ヒックとトゥースが、心を通じ合わせるようになる様子は、とても丁寧にキュートに描かれていて心の距離が縮まっていく過程と、台詞のないシーンには、きっと一見の価値があるよう思います。
勇気&友情&知恵&相互理解&冒険etc.真っすぐな分かり易いストーリーなのに、教えてもらうことがいっぱいで、テンポも良くユーモアと愛に溢れ、老若男女誰でもが楽しめる作品であることも魅力です。
そして斬新なラスト、これもとても心に残るメッセージでした。
単純が良い
それにしても、意外とって言ったら失礼かもしれないけど
面白かったですよぉ~
単純なお話なんだけど、
その、単純さにグッときてしまいました
最後は「アバター」とかぶった所もありましたが
ホッコリしちゃうアニメでした~
本当に、最後まで単純なお話だけど、
純粋に見れちゃうはず★
最強のファミリー映画
拙ブログより抜粋で。
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お話は少年ヒックと、トゥースと名付けられたドラゴンのほのぼのとした交流を軸に、親子の葛藤、ほのかな恋模様を描きつつ、最後には怪獣映画と言って差し支えのない壮絶なスペクタクルで大興奮の大団円。
日本じゃ「子どもから大人まで楽しめる」なんて売り文句は、大概ユルユルなだけの子ども騙し映画が幅を利かせているが、これは本物。
いきなりドラゴンの大群襲来でまくしたて、作品の世界観を一気に紹介。この導入部だけですでに圧倒される。
ヒックが憧れるヒロイン・アスティの登場なんてかっこよすぎ。多くは語らんけど、このアスティが見事なツンデレでねぇ、頼もしいやら可愛いやらで。
一方ヒックは言ってみればできそこないのバイキングなんだけど、ユーモアのある性格のお陰で悲壮感はなく、むしろそのだめっぷりも愉しい。
ヒックとトゥースがうち解けていく過程も実に微笑ましい。
外見は真っ黒いトカゲだかサンショウウオだかみたいなトゥースだが、これが可愛いのよ。
ドラゴンはもちろん架空の生き物だけど、動物映画の要素もふんだんに採り入れられていて、たぶん猫とか飼ってるような人はたまらんと思う。
(中略)
そしてこの映画が子ども騙しでないことを印象付ける、まさかのラスト。
お話は王道の展開なれど、この結末はまったく読めなかったわ。
けど、これしかないだろうという納得の落としどころ。お見事。
これは子どもから大人まで楽しめる最強のファミリー映画ですぞ。
今、この映画の全部を指して言ってる。
もっとみんなに見て欲しくって、わざわざここのIDとりました!!!
見る前は子供向けだろう、と思っていたのですが、子供だけでなく大人まで、様々な視点で楽しめる傑作です。
物語は非常にシンプル。
テーマは最近よくある「他者や異文化を理解することの大切さ」で、
(まあアバターもそうでしたね)
予告編をみれば大抵の人はラストの流れまで予想できるはず。
でも、それでもですよ。
この映画は、人の心を大きく揺さぶる力があります。
正直最近見た映画の中で一番泣かされ、ハラハラ、ドキドキさせられました。
おそらく少年とドラゴンが理解し合うまでのプロセスが、無駄のない脚本で徹底的に表現されているからだと思います。
物語のはじめのほうに、とても印象に残った場面があります。
おそるおそる差し出された少年の手に、ドラゴンが顔を押しつけるシーン。
二人がお互いを理解し始めるきっかけとなる、繊細で、美しいシーンです。
そして切ない。
どうか、この二人が幸せになって欲しいと祈らずにはいられない。
ここでぐっと引き込まれ、あとは物語の波に乗って笑ったり泣いたり、です。
ストーリーがシンプルだからこそ、それに身をゆだねる心地よさがこの映画にはあります。
ストーリーだけでなく、映像も魅力的です。
とにかくドラゴンのトゥースレスが可愛いこと可愛いこと。
猫の愛くるしさにサンショウウオのテクスチャ、犬の忠誠さとドラゴンの力強さ。
表情もしぐさも、いろんな動物を研究して構成しているんだろうなと思います。
このトゥースレスに乗った飛行シーンも秀逸!
スピード感に加えて、バイクのような操作感。
バイクや飛行機が好きな人は、ドラゴンの飛行シーンを見るためだけにこの映画を見に行ってもよのでは?と思うくらい。
これだけ書くと本当に楽しくて爽快な映画ですが、最後の最後は、ただのハッピーエンドではないラストが待っています。
少年がしたことを、私たちが自分の立場で考えられるように。
他者痛みを、きちんと理解できるように。
良い映画です。
とにかく、どうぞ、皆さん劇場で観てください。
お勧め!是非3Dで!
この作品は是非3Dで観て下さい!
3Dの作品は色々観たけど、アバター以来3D観て感動しました。
子ども向けの映画と侮って観に行ったけど、嬉しいほうに裏切られました。大人も感動できます!
ヒックとドラゴン・友達・親子の絆がそれぞれ深まるところが、また良いですね。
最後の方の数シーンは泣けます…。
愛おしさと切なさと。
お子様向けのストーリーなんでしょ、と思っていたけど、少し違う。
確かに、どこかでみたことのあるような内容ではあるけれど、少し違う。
大人でも、充分に味わえる作品だと思う。
原題は、How to Train Your Dragon.
ドラゴンのしつけ方。
ヒックはヒッカップ(ヒカップ=しゃっくり)、トゥースはトゥースレス(歯無し)とのこと。
この名前も見ているうちに、≪はは~ん。そうだよね~≫と思える。
怪我をしたドラゴン、トゥースが、一生懸命に飛ぼうとする姿。
傷ついているからといって、もう飛べないと諦めない。
野生の本能か。
そんな、決して諦めない姿に、早くも、涙。。。涙。。。
心優しくて、ドラゴンを殺せないバイキングの息子ヒック。
いつしか大切な友達になっていくヒックとトゥース。
トゥースの目は、トトロのネコバスになったり、頭が黒猫ジジになったり。
でも、仕草や可愛さは、犬系。
我が家の愛犬を思い出し、思わずクスリ。
ドラゴンの飛行シーンは、とっても爽快!
自分のために、秘密にしていた大切な友達のトゥースが囲まれてしまって、「やっつけないでーーーーっ!!」と叫ぶヒック。
動物と仲良くできるも、できないも、人の気持ち次第か。
それって、人対人でも同じ。
(その優しさに付け込む人もいるけど)
ラストの衝撃にはびっくり。
本当にびっくり。
そうだったのか。
切なさや愛おしさ、相手に対する尊敬、哀しさ、友情、たくさんのものが絡み合った複雑な気持ち。
ヒックとトゥースの後ろ姿に、また涙。。。涙。。。
教官の片手がフック船長と同じなのだけど、登場する度に変化していて、楽しい。
また、それが、ラストに繋がり、ホッと明るい気持ちにもなれた。
迫力と感動☆
ヒックとドラゴンの友情、
ヒックとお父さんの家族愛…。
想像以上に良かったです。
終盤、まさかお父さんがドラゴンを助けに行くと思わなかったので、その場面で思わず涙してしまいました…。
そして、ドラゴンの翼の中にヒックが助けられた場面にも涙。涙。
迫力ある映像とストーリーに最後までドキドキハラハラしました!
あのドラゴンも表情が可愛らしくスティッチを思い出しました。
最近、自宅で旧作ドラえもんの長編映画ばかり観ていたのもあり(笑)、ヒックと、劇場版ののび太が重なる感じもありました。
思い遣りや優しさ、勇気ある行動等…(←勿論、ヒックにはドラえもん的な存在は居りません)
しかし、主人は、ヒックの動きや喋り方、軽い感じが『バックトゥーザフューチャー』のマイケルJフォックス(←マーフィー)に似てた、と。
あ、確かに似てるかも!と思いました。
小さなお子様連れの隣に座っていらしたお母さんが、身を乗り出して、『おぉ〜』とか『わぁ〜』『あぁ〜』と興奮されていたので、(私も同じ場面で同じ様な興奮を心の中でしていました)
大人でも充分に楽しめる作品だと思います。
もしかすると、私が子供の時に、この作品を観たら迫力有りすぎてちょっぴり怖いかもしれません…。
しかし大人も子供もファミリーで楽しめる作品だと思います☆
ビックリな面白さ
ドラゴンのトゥースが思いのほかかわいかったです☆
他のドラゴンたちもそれぞれ愛嬌があるし「あたしも乗りたーい」って感じでした(^O^)
しかしながら人間がちょっと可愛くなさすぎでは!?主役のヒックもだけど女の子も全然可愛くないし。。。その辺は日本のアニメとは違うなぁって感じました。
日本ではヒロインは可愛いのが当たり前な感じだし。。。できればそうであって欲しかったです。
基本吹き替えって抵抗あるのですが、吹き替えであることが全然気にならないくらいうまかったと思います。これなら吹き替えで観ても全然後悔しないと思います。
3Dでもう一回観ようかなぁ☆
久々に見なければ良かったと思う映画 超駄作です
物語の内容の設定が安易すぎて感情移入が最後まで出来ませんでした。 映像もわざわざアニメでやる意味が無い内容。ドラマチックな映像それ自体の力で泣かせる所も無くアニメ版アバターなどと評したレビューなど恥を知れと思います。子供だましの内容では大人を満足させる事は出来ず最近の物を知っている子供にも満足させることは疑問。前評判を見て鑑賞しましたが時間の無駄でした。
百歩譲って幼児向けに鑑賞となれば内容の稚拙さが問われませんので良いかと思います。
展開が早いのが長所で短所
展開が早く、登場人物の関係もサクサク解りやすく説明されるのは良いのですが、それだけで満足して作ってる感じがしました。
時間をかけて絆ができる感動や、ようやっと仲良くなれたという深みが、ヒックと父親、ドラゴンの間にも見えなかったです。
ヒックからのドラゴンへの、対等の立場としての愛情は無かった気がして残念でした。
最後に自分でも言っていた通り、あくまでペットを手なずけて自分の乗り物にしてるだけな感じです。
3Dの迫力が無ければ評価はもっと低いです。
上から目線さえなければ…
『夏休みだから、シネコンはお子ちゃま映画ばっかり。大人の映画好きはどうすればいいの?』と嘆きつつ観たこの映画に、まさかこんなに興奮と感動させられるとは!
凄いよ、この映画。
だけど、ラストの上から目線って一体…。
アメリカ人が考える共存って、やっぱり[アバター]シンドロームから抜け出せないのかなぁ〜。哀しいなぁ〜。
悠々と『アバター』超え
絶対、ビジュアルで損してる。
一見しただけではトゥースがあまり可愛くないし、ヒックにも華が無い。
でも映画を観るとトゥースはとってもキュートです。
ほらね、観賞後あらためてチラシを見るとアラ不思議!
・・・やっぱ若干キモチワルイな、質感が。
動いていると大丈夫なので(←精一杯のフォロー)、
食わず嫌いをせずに是非観てほしい。
トイストやアリエッティの陰に隠れたカタチになって、
とってもとっても残念でならない。
ドラゴンで空を飛ぶシーンの躍動感と感動は、
かの『アバター』なんて目じゃない。
3Dにあまり必要性を感じないので2D字幕で観たのだが、
これに関しては3D吹替も観てみようかという気になった。
教訓がどうのと規模がデカい話にすり替えるわけではないが、
やはり社会の、いえ、地球の基本は、
できることならば”対立”より”共存”だと思う。
共存バンザイ!
観終わったらそんな風に快哉を叫びたくなる爽快さ。
ただ満点をつけなかったのは、、、
”ペット”じゃないでしょペットじゃ!
飼育じゃなくてあくまでも共存でしょ、ってとこが。
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