「「空を自由に飛びたいな」「ハーイ。ナイトフューリー!」」ヒックとドラゴン(2010) かせさんさんの映画レビュー(感想・評価)
「空を自由に飛びたいな」「ハーイ。ナイトフューリー!」
原作はイギリスの児童文学作家クレシダ・コーウェルの『How to Train Your Dragon(君のドラゴン訓練法)』
【ストーリー】
バイキングたちが生きる古代の豊かな海。
そこに浮かぶバーク島では日夜、人間とドラゴンがたがいの生存をかけて、衝突していた。
バイキングたちはドラゴンとの戦いにそなえ、子どもたちを訓練していた。
ヒックはバイキングの王の一人息子だったが、生来の優しい気質から勇猛な戦士たちにはくわわれず、"鍛治"手伝いにかり出されていた。
闇夜を攻めこんでくるドラゴン、その中でも一等目立っているのが最速最強のドラゴン・ナイトフューリー。
腕力も胆力も人なみのヒックだが、アイデア豊かで工作も得意。
対ドラゴン用ネットをナイトフューリーに食らわせるが、乱戦でだれもヒックの活躍を見ていなかった。
翌日、ナイトフューリーが落ちた裏山を一人でさがすと、ケガをしたナイトフューリーが、窪地から出られなくなっていた。
見ると尾羽が片方、なくなっている。
ヒックはナイトフューリーを手なずけ、「トゥース(トゥースレス)」と名づけて、木と布で尾羽を作ってやる。
お礼のつもりか、トゥースはヒックを背中に乗せて、大空を存分に飛びまわる。
ヒックは知った。
広い大海原と空、色彩豊かな世界を。
——そしてドラゴンの、美しさと優しさを。
最高かよ。
あなたは最高よ(テレサ・テスタロッサ)。
もうね、一発で好きになりました。
自分がドリームワークスで一番好きなのが、この『ヒックとドラゴン』のシリーズです。
三部作全部好き。
ドラゴンと出会って友だちになり、その背に乗って空を飛ぶ。
タケコプターなんて目じゃない速度とピーキーな乗りごこち。
接触事故をおこしたりもするけれど、私は元気です。
なんていうか、子どもの夢がつまってますね。あ、接触事故はぬきで。
やっぱ大気につつまれたこの地球に生まれたなら、お空、飛びたいじゃない?
タケコプターもいいけれど、それがドラゴンならなおうれしいし、最強ナイトフューリーならもう最高。
誰も足をふみいれたことのない島へ、頼れる相棒ドラゴンと全力で飛び立ちたい。
高いところからみんなに、飛んでるところ見せたいし、ちょっと気になる女の子に、かっこいいとこ見せたい。
みんなみんなみんな、かなえてくれる。
ドラの力でかなえてくれる。オイ。
昔からドラゴンに乗るシューティングゲームとか好きで、友だちと『ドラゴンスピリット』おさいふスッカラカンになるまでやりこんだもんです。
セガサターン買って『パンツァードラグーン』アホになるまでやりまくったもんです。
そんなじぶんだからこそ、この映画はひとつの夢をかなえてくれました。
ディズニーよりも、対象年齢お高めなのもいい。ミュージカルシーンないし(小声)
そういやディズニーで一番好きな『ズートピア』も、ミュージカルシーンなかったような……。
