「面白かったが、レベルの低い作品」アマルフィ 女神の報酬 スネークさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったが、レベルの低い作品
楽しく見る事が出来たのに、ラストになって、ん?なんで?って思える内容!
前回、容疑者Xの献身でも同じような疑問を感じたが、視聴者にあっと言わせる為のドンデン返しにピントを合わせたのはいいが、結果ありきでストーリーを作っているから、上手く行き過ぎてるし、謎解きの不確定要素が全て確定要素の上に成りたっているので、矛盾だらけ!矛盾しているから視聴者は想像出来ない、辻褄合わせに無理な設定を作り出す。残念ながら脚本は三流の推理小説以下。
後で知った事ではあるが、脚本でトラブルがあって脚本家名が入っていないらしい。理由は良く分からないが、個人的に感じた疑問や不満とリンクしているような気がする。それとこの作者が真保裕一であるのにも驚き!実は個人的にはあまり好きではない!原作と大きくかけ離れた脚本になっているらしいので、取り合えず原作も読んでみたいものだ。
それとわざわざオールイタリアにする意味があったのだろうか?主役に織田裕二や天海祐希を使う必要があったのだろうか?個性が強いこの2人をこんな使い方するなら別の人で良かったんじゃないか?フジの歴代映画は面白かったので、こんな形で不満の残る作品に仕上がってしまったのは残念。
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