縞模様のパジャマの少年のレビュー・感想・評価
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さあ、手に汗握ってください
うそを言った償いでお父さんを一緒に探しに行くなんて、いい子だわ。パジャマはちゃんと着ないと、帽子はかぶらないと中に入れないよ。
観ている俺たちは、ああイカンて、ダメやて。
ホラー映画にある、ああそっちはイカン、を冒頭からきめ細かくそこだけに持てる力をすべて注ぎ込んだ映画。お涙頂戴、うつになってください、の題材だが、そこにドキドキしちゃってちょうだいと、作り手も言っているようなモン。好みとしては親が同時に探し回るのはそのピークのあとだから、やり過ぎでマイナス。
秘密のホロコースト
終戦後に強制収容所は証拠隠滅されたので、本当は何があったのか想像や憶測が絶えない。
真実は闇の中。
アメリカやイギリスは、ドイツを悪にしたがる。
フィクションを楽しむのが映画鑑賞というもの。
今作はアメリカ・イギリス合作。
事実を知らされていない8歳の純粋なドイツの少年の悲しい物語。
人に勧めたいけど勧められない
一度は観てみたいと思っていて、あんまり内容知らないで軽い気持ちで鑑賞したことを後悔。。
内容は観てよかったし考えさせられる。
ただラストのシーンがあまりにも重すぎて心がついていきませんでした。
子供の素直な優しさがあの結末を、と考えるだけで切なくなる。
でもやっぱり内容的には観るべき映画だな...と。
胸糞映画とは聞いてたが予想以上だった..
胸糞映画とは聞いてたが予想以上だった...たぶん今まで観た映画の中でダントツに精神えぐられてる。最後パジャマが脱ぎ捨てられたガス室のカットのインパクトは強烈。
ただ、胸糞とはいえユダヤ人の迫害について考えさせられる良い作品だった。戦争映画なのに説教臭くない。無知なブルーノの質問攻めの一言一言が突き刺さる。
話はフィクションだが、収容所の出来事は本物なので妙にリアル。恥ずかしながら収容所の実態を知らなかったので、これを機にもっと知りたいと思った。たぶん今まで観た映画の中でダントツに精神えぐられてる。最後パジャマが脱ぎ捨てられたガス室のカットのインパクトは強烈。
ただ、胸糞とはいえユダヤ人の迫害について考えさせられる良い作品だった。戦争映画なのに説教臭くない。無知なブルーノの質問攻めの一言一言が突き刺さる。
話はフィクションだが、収容所の出来事は本物なので妙にリアル。恥ずかしながら収容所の実態を知らなかったので、これを機にもっと知りたいと思った。
絶望的に悲しい冒険記
ユダヤ人収容所の指揮官にあるナチスの軍人を持つ子供と、其の収容所に収監されているユダヤ人の少年のお話。
父親の昇格と共に一家は引越しをする。
田舎の家の傍にはユダヤ人の収容所があり、それを知らぬ8歳のブルーノは農場と勘違いする。
でもみな同じ縞模様のパジャマを着ている。
ある日、裏庭の納屋から抜け出してその場所に行くと同じ歳の男の子が座っていた。
彼等は日々会いながら友情を育んでいく。
見た感想は色々書きたいことはあるのだけれど、上手く言葉に出来ないほど残酷で絶望的な最期が待ってます。
ストーリー終盤になると、結果は分かっていながら見てはいけないと思いながらも停止ボタンを押せませんでした。
久方ぶりにこんなに辛く絶望的な映画を見た気がします。
精神的に疲れてしまった母親も、週に2回来る家庭教師からの教えでユダヤ人に憎しみを持ってしまう姉も
。全てにおいて悲しく重い物語でした。
不謹慎かもしれないが80年しか経っていないのに古代遺跡♥
クラクフへ行く前にオシフィエンチムへ一晩だけ泊まって、収容所を見てきた。2024年8/25と8/26である。当初ポーランドへ行くつもりはなかったが、クラクフにダビンチの絵があるので、立ち寄る様な形でオシフィエンチムにも出かけた。
負の世界遺産になるくらいで、凄まじいものであった。言い方が不謹慎だが、古代の遺跡を見ているようだった。
この映画の欠点を一つ。
彼の父親がオシフィエンチム(オシフィエンチムとは言っていないか?)に赴任された後に『親衛隊』でなくなっている。最初のダンスパーティーなる面での肩の紋章はS字?Z字?が二つ重なる親衛隊の印。
また、
青い目を強調するのは良いが、英語はリアルに欠ける。また、
製作者達がイギリス人なのだが、イギリス人はゲルマン系。同じゲルマン系として、青い目の少年に未来を与えなかった。同じゲルマン民族としての贖罪のつもりなのだと感じた。だが
しかし、現在、ゲルマン系としてのイギリス人が別の民族をいとも簡単にホロコースト“みたい“な事をやるのは実に稚拙で、学習をしていないと感じている。
さて、同盟国の大日本帝國は同じ様な事をやっていないのだろうか?エキセントリックな言動は、大日本帝國軍人の方が、一部のナチスドイツを除いて、大変に多いといつもの感じるのだが。
オシフィエンチムとはアウシュビッツのポーランド語読みである。
周りは誰も知らなかったは、ポーランド人も含めて、不確かな事である。しかし、現在もその子孫がオシフィエンチムには住んでいるので、ナイーブな問題だと思う。勿論、犠牲になったのは、ユダヤ人だけではない。ポーランド人、ロシア人、ロマ系の人々。そして、ドイツ人もいるのだ。
想像をはるかに越えるまさかの結末
ホロコーストものはとてつもなくつらいし、その中でも特に本作は子供絡みでラストがとてもツラいとの話をよく耳にしていたためずっと敬遠してきたが、機会が重なりとうとう鑑賞。
オープニングからラス前に至るまでは思いの外目を背けるほどのシーンはあまりなく、むしろほのぼのするシーンすら織りまぜられていたのだが、まさかのラストのラストで衝撃の結末へ。唖然・愕然・呆然…。まさかそうくるとは…完全にノックアウトされた。
戦争の無益の悲惨さを、こう表現することもできるのか。
とにかくノーモアだ。あまりにつらすぎる。
涙すら出ない悲劇とはこの事
マ王の映画仲間から「エグい映画があるぞ」と聞いたタイトルが「縦(たて)模様のパジャマの少年」だったので探すのに一苦労してたのよ、この作品😑
正解は「縞(しま)模様のパジャマの少年」だった🌀
似てるけど違うでしょ💨
さて内容はガチでエグい😫
ゴアとかグロ系ではないけれどバッドエンド好きのマ王も「まさかねぇ」とラストを見縊っていた💦
流石はPG12😆
でもこの手の映画は「ビューティフル・ライフ」で経験済みだったので、どうにかメンタルへのダメージは避けられたが覚悟は必要な映画です😐
進行形で鬱症状な方は少し鑑賞を躊躇って下さいな😅
マ王は幾つか戦争映画を観ており当然、アメリカ万歳戦争は正義👍といった物から真逆の戦争ド反対💢といった物まで幅広く観ています✨
その中でも前述した「ビューティフル・ライフ」と「プライベート・ライアン」「フルメタル・ジャケット」の3作品は抜きん出た反戦映画だった🥸
本作は「ビューティフル・ライフ」のテーマ、ホロコーストにおける悲劇の極みを描いた作品(フィクションなのを願う)なんだけど、どうにも全編英語ってのが違和感でしか無い😬
もうドイツ語バリバリでしょ、ココは😤
まぁイギリス映画ってトコで唯一許せるかなと(コレがハリウッドだったら許せん商業主義)
まぁ逆に言えばイギリスでしか作れんかもしれんけどね←ドイツには恨みしか無いから
だから最後まで英語劇として進行していくので気を抜くと「ん?この人ってドイツ人だったっけ?」となった(ならなかった?)
やっぱり言語は正しく使わんとね😶
物語が進むにつれ全てが狂気へと傾いていくのに、美しいドイツの森と友情だけが宙に浮かんでゆく😟
母親がブランコで遊ぶシーンに戦争という歪んだ正義が見え隠れしてます(本作の印象深かった場面です)
でもこの映画って反ユダヤ人の人間全てが子供のように描かれている🤔
ワガママな父親、おかしくなってゆく母親、年上に興味を抱く姉とその軍人達😶
反面、ユダヤ人全てが大人みたいな振る舞いをしている🫤
何かを悟ったような雰囲気を放ってならない💨
故にこの結末が皆に刺さるのよ🗡️
大人が子供を道連れに······詳しくは本編で確認してほしい👍
余談だが「縞模様のパジャマの少年」はアマプラで観たんだけど、その説明が「言葉に出来ない感動」「感動的で素晴らしいストーリー」と紹介されているのさ😐
あのラストシーンで何をどう感動しろと言うのか解らない🙄
ていうかアマプラの説明は案外下手クソだと思っているのはマ王だけなのか?
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
アマプラ字幕読みにくい度★★☆☆☆
意外と子役の演技が上手い度★★★★☆
人が人を大量虐殺することの愚かしさ
ドイツ人将校の息子として裕福な暮らしを送る主人公の少年と、強制収容所で極限状態に追い込まれている少年。2人の少年が置かれる対照的な境遇を見せながらも、人間として根本的に大した違いは無いのが表現されている。その表現を通じて、人が人を大量虐殺することの愚かしさを、メッセージとして伝えている映画。
人間の大量虐殺という子供にも分かる愚かしい行為が、大人になるにつれて様々な知識を付けていくことでかえって分からなくなる。反ユダヤ主義思想の元に愚かしい行為を正当化していく。主人公の姉は、家庭教師の教育の影響により反ユダヤ主義思想に染まってしまった。まだ判断力の未熟な子供は何物にも染まりやすく、このような歪んだ思想にも簡単に馴染んでしまう。子供に対する教育の重要性も、この映画は伝えている。
ラストは衝撃的だが、主人公の家族は何を感じたのだろうか。
フェンス越しの禁じられた友情
フェンスで挟まれた境界は地獄との境境界。
少年達はその違いを分かるのにはあまりにも幼すぎました…。縞模様のパジャマ=囚人服ということすら理由が分からない、ナチス将校の8歳の息子ブルーノとユダヤ人シュムエルと無知で純粋からうまれた友情。
その結末はあまりにも残酷じゃないですか…。
二人の友情はシュムエルが屋敷のお手伝いになったことで、一時的に二人の間のフェンスを越える。ただ、あまりにも無垢であるから故の残酷な裏切りという仕打ち。
起こってしまった裏切りという苦しみ以上に絆はゆるぎないものでした。時間と共に二人はいつもの金網越しでの楽しい仲に戻ります。二人の間には、人種も差別も何もないのです。が、この頃から観ていると嫌なざわつきを覚えます。
無知が悪いのではない。大人たちが自分たちの都合が悪い事を子供に伝えていないことが悪いんです…。
何も知らないで着てしまった縞模様のパジャマ。何も知らないでついて行ってしまった大人たちの行進。何も知らず入ってしまった部屋…。
泣き叫ぶ母親、息子の名前を呼ぶ父親、もう遅いのです。ガス室で純粋な二人は大人たちの身勝手な争いのために苦しみ悶えて亡くなっていくのです。なぜ、なぜなんだという無念の気持ちしか残らない映画です。二人の全く間違っていない純粋な友情と行動の結末としては余りにも悲くはないでしょうか!
子供達が簡単に超えれる境界線は大人はなぜこだわり続けるのか…。
目を逸らしたくなるような壮絶なラスト15分
ナチス将校を父親にもつブルーノ少年はある日、父親の仕事の都合でベルリンから僻地に引っ越す。
周囲には何もなく、退屈な日々を送るブルーノ少年だったが、ある日、通行を禁じられていた裏庭の抜け道から、ある建物にたどり着き、有刺鉄線の向こう側に縞模様のパジャマを着た同い年の少年シュムールを発見する。しかしそこは、父親が所長を務めるユダヤ人の強制収容所だった。
筆舌に尽くしがたい物語。
父親に皮肉めいたことを言う祖母、引っ越してから塞ぎこむ母親、高圧的で無表情な父の部下たちなど、ブルーノは身近な環境から茫漠とした悪性を感じ取ってはいるものの、8歳ゆえの無垢さがそれを包み込み、有刺鉄線越しの友人との交歓へ突き進む。
母親役のヴェラ・ファーミガが好演。強制収容所で行われている凶行を知ってからというもの、一人の人間として精神的な崩壊が随所に見られるが、歯を食いしばって最後の一線で踏み止まる母としてのの使命感を見事に演じきっている。
目を逸らしたくなるような壮絶なラスト15分こそ、目を凝らして観るべき。
重い、、
後半穴が掘れる!ってなったところからオチが想像できて涙が止まらなかった。
オチがわかるから面白くないとかそういうレベルじゃない。
やめてやめて、、と思いながらラストを迎えた。
子供2人とも目が力強い。青くてかっこいい。
お父さん役はハリーポッターのルーピン先生か。
ベラ・ファーミガとの夫婦良かった。
両親の後悔の念ハンパないだろうな、、
最初、友達がネズミのモノマネしてからかったユダヤ人が、最後シャワー室の中でブルーノに対して同じ表情で見つめているの苦しかった。
シンドラのーリスト、ライフ・イズ・ビューティフルを思い出す。
コトラーが奥さんに煙の正体明かしたことから、自身の父が反戦しているという報告義務を怠ったということを突かれ、前衛に送られたの辛い、、
奥さんの「母親が反戦意思があっても報告義務は無いのにね」という皮肉を言うシーン痺れた
ナチスの歴史を加味すると…
目線を子供に向けるか歴史に向けるかで大きく感想が変わる作品かもしれない。
エンディングに掛けては、子供に目線を向ければ悲痛でいたたまれないが、歴史的に観るとナチスのホロコーストは、本作のひとつの家族の悲哀などで流れるはずもない歴史に残る大虐殺であって、全くもって感情移入など出来ない。
作品的には重厚感があり、各子役にヴェラ・ファーミガの演技も素晴らしかった。しかし個人的には、ナチス将校の父親にもある程度フォーカスしてしまった分、歴史的背景を加味せざるを得ない感覚になってしまい残念だ。
時として残酷な友情
パッケージ写真にすっかり騙された。純粋な子どもたちの交流にかすかな希望を持って見続けたが、最後はショックでしばし呆然となった。中には入ったけれど、異様な雰囲気に一度は帰ろうとするブルーノを引き留めるシュムエル、知らない故彼に罪はない。二人で手を握り合う一瞬のカットがせめてもの救いに感じた。
ブルーノを必死に探す所長の父親だが、所長の権限で収容所の作業をすべて停止するのか!?は、甘い考えだった。残酷な結末によって所長自身は変わるだろうか、いや変わらない。自分の子どもの悲劇を公表することはないだろう。所長とは言え家族の不始末は自分の立場を危うくするので部下に箝口令を強いて、何事もなかったように任務を遂行することだろう。そして本当の苦しみ悲しみは敗戦後に来るのかもしれない。
母親の方が気がかり。それでなくても心を病みかけていたのにまさか愛する息子が、、と思うととてもまともな精神ではいられないのではないかと思う。見終わった後それが一番重く引きずっている。
目を覆うような残虐なシーンはないが、救いを見出せない不条理さが突き刺さる映画だ。
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