劇場公開日 2009年8月8日

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縞模様のパジャマの少年のレビュー・感想・評価

全64件中、41~60件目を表示

4.0考えさせられる

2015年9月4日
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スタッシェル

4.0怖かった…

2015年3月21日
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家庭を顧みない様な父親が、息子を探しまくるとこ…。
とにかく展開が怖かった。。。
ラストはやるせない。

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MARY

4.5いわゆる「戦争映画」とは違う

2014年12月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

「縞模様のパジャマの少年」
知人に勧められ、ちょうど第二次世界大戦関連の映画を観漁っていたところだったので、興味を持ち、観ました。
ナチスドイツのユダヤ人迫害が主題ですが、ドイツ人とユダヤ人の子どもを主としてあり、今までのいわゆる「戦争映画」とは違った観点で作られているので、興味深かったと思います。ラストのなんとも言えない感情は表現できませんので、興味がある方はクリスマスに大切な人とご覧になることをお勧めします。

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オカキ

4.5事実を教えないことの残酷さ。

2014年10月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

予告編で流れる、
「少年は、ただ知りたかった。」というセリフ。
まさにそんな作品だった。
彼にきちんと事実を教えていれば、あんなラストにはならなかっただろう。

この映画から学べるのは、戦争の辛さとかではなく、子供達に事実を隠さず見せることの重要性なんじゃないかなと感じた。

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幸ぴこ

4.0本当によく出来た作品

2014年9月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

ナチスの将校の子供と、ユダヤの収容所の子供の出会い。
世間知らずのブルーノは自分の父は国の為に良いことをしていると思っている。
ユダヤ人を強制連行し殺すホロコーストなんて知らない。

シュムエルはそこに収容されている子供。囚人服みたいなのを着ている。

全てのシーンが重要で意味がある。余分なシーンは無いと言える。
完璧な編集とシナリオで私を釘づけにした。

未収録シーンや監督らのコメンタリーでさらに良さが伝わります。

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サブ

5.0全く難しくなく、見やすいので是非

2014年8月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

知的

自分はメッセージ性がどうとかラストがどうとか、あらすじやら背景について語るつもりは全く無く
「素晴らしい作品でした。」これがまず伝えたいことで。
ホロコーストを扱った作品は無数にあれど、これほど明解に繊細に作られた物は中々お目にかかれないと思う。

100分程度の映画に詰めるべき内容と量がきっちり詰まっている。多すぎず少なすぎず、全てのシーンが過不足なく丁度収まってるのがすごく気持ちいい。
原作が児童文学に属するので、原作者ができるだけ子供に分かるようにと読者の目線に寄り添って書いている事と、ホロコーストという成熟しきった題材がうまくかみ合っているんだと思う。

登場人物の性格の配置とそれを観客に伝えるためのエピソード作りが実に見事で、またそこからエンディングまでのシーンの抽出、がいかに優れていたかと映画を見終えた後、舌鼓が止まなかった

例えば少年ブルーノが友達と飛行機の真似をしながら下校する冒頭シーンひとつで、少年の幼さ、純粋さが伝わるし、友達と遊ぶ事がいかに好きか、そしてもしかすると軍人に対して憧れがあるのではないかと、映画のストーリー上でブルーノが見せた性格の全てが一見して感じ取れる

引越しパーティでのブルーノの祖母が軍人であるブルーノの父に嫌味を言うシーンからは、祖母の軍人に対する考えと父親の少年時代から現在までの変遷や彼の本質を予感させる。

全てのシーンが起こるべくして起こって、あるべくしてあった。
暗いストーリーではあるものの、ジグソーパズルのピースが繋がっていくような気持ち良さが常にあった。

また役者陣の演技についても全く文句のつけ様が無い。

80点でも無く120点でも無く、100点中100点の作品とはまさにこうゆう物だと思う。

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前立腺肥大症

4.5嘘でしょ…

2014年5月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

ブルーノがパジャマを着てから嫌な予感に心臓がバクバクいってました。まさかと思いつつそのまさか…観終わった後は呆然としてしまいました。最高のガス室の扉が印象的です。

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ポム

4.0これが戦争

2014年1月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

観終わった後、なんともいえない感覚に襲われました。
ある意味衝撃的な映画です。
何も知らないって、こんなにも怖いものなんですね。
新しい戦争映画だと思いました。

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うな

4.0マークハーマンの安定感

2013年1月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

ブラス!もそうであったが、
この監督は、実に丁寧に物語を紡ぎ出す。
外しません。
遊びません。
皮肉なラストは実話ではないそうでやり過ぎ感も。
タイトルが効いてきます。映画的といえるかもしれません。
二人のこどもの演技だけみても
充分満足できる作品。

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waka1192

4.5この映画に出会えて良かった

2012年7月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

この映画は大きな音の効果音はなくて、
ただ観ている人の心に切実に訴えかけてくる映画でした。

今までの戦争を題材にした映画は
大人からの視点で描かれているのが主だったけど、
この映画は子どもの視点から描かれていて、だから余計に心に響くものがありました。

人をユダヤ人とかドイツ人とかと見るのではなくて、ただ1人の人間として見る。
私たちが今でも出来ていないことをブルーノという少年はやってのける。

ラストは衝撃的だったけどこの終わり方以外は考えられません。

観た後に人種って何なんだろう、大人は歴史をどのように捉え、伝えていったらいいんだろうと深く考えさせられ、また、自分の価値観をしっかり持って事実を受け止めることの大切さを教えてくれる、素晴らしい映画です。

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ru

5.0観て良かったけど、観なきゃ良かった

2011年12月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

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だいず人

1.0現実という名のドS映画

2011年2月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

2008年イギリス映画。95分。2011年1本目の作品。予告編でずっと気になってた映画が今年の1本目の作品に。

内容は;

1,時は第一次世界大戦まっただ中、ドイツに住む主人公の少年は父の転勤で家族共々引っ越すことに。
2,新しい生活の地で少年は縞模様のパジャマの少年と友達になる。
3,そのパジャマの少年はユダヤ人収容所施設で生活していた。

本作のミソは、人種問題は大人の問題であって子供の視点からはまったく関係ない、ということでしょうか。本作はいわゆる実存主義的な作品。大人が受け入れる世の中の規律に「汚染」されていない子供の視点から描かれた人種差別問題。

もちろん、これだけではただのファンタジーで終わってしまうのであって、ドラマにするためにはそこに大人や社会の2人の少年の友情への介入が必要になってくる。ですが、本作の場合はいくらなんでもやりすぎです。

これは子供向けの映画ではなく、大人向けの作品。家族で観ることなど絶対にしないでください。予告編の宣伝の仕方もあるのでしょうが、本作を観終わった後、あまりの絶望ゆえにすごく気分が落ちました。

それにしても、「あれ」はひどいな。そこまでする必要が本作にあったのだろうか。あと30分長くしてもいいから、もっとましな終わり方にして欲しかったです。

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あんゆ~る

5.0何よりも訴えてくるもの

2010年12月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

ナチス政権下の話。
戦闘シーンは全くないのに、痛くて 悲しくて
どんな戦争映画よりもドキュメンタリーよりも訴えるものがありました。

忘れられない映画です。

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みやこ

3.0さあ、手に汗握ってください

2010年11月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

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しんざん

3.0バチがあたった。

2010年10月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

悪いことすると、バチがあたる。

最後の結末からすると。これの一言。
ドイツの緊張感は伝わってくる。

しかし、ナチス時代は何故か、食卓が必ず詰まらなそうである。
そんなわけないのに・・・

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tom88

4.5これも戦争映画

2010年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

ナチスドイツ軍のユダヤ人迫害は、様々な映画で描かれてきました。
今回も同じテーマの映画です。しかし、この映画には銃撃戦や、人が直接殺されたりするシーンは一切ありません。
それでも、全体的に漂う不安感。それは主人公であるブルーノが、真実を何も知らないから。
だからこそ、ラストのシーンには忘れる事が出来ない衝撃がある。

せめてもの救いは、この話はフィクションだという事。
でも、こういったユダヤ人収容所があったことは事実。とても恐ろしく、心に刻み付けておきたい映画です…

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アッキーナ

4.5銃声やら爆撃よりも重く痛い

2010年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

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凛々シスト

4.5ブルーノの心

2009年11月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ブルーノとシュムエルは本当に良い友達になれたのだな、と思います。
この二人の天使が紡ぐ友情、悲劇は涙なしでは見られませんでした。
シュムエルがとてもかわいくて、シュムエルの悲しみをもっと知りたいと、背景をもっと知りたいと思いました。

あれ以外の結末はなかったと思います。
しょうがなかった。それ以外の言葉はありません。

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anya

5.0少年の目で見た控えめな演出が、より強い平和へのメッセージを感じさせました。ラストがあまりに衝撃的!

2009年9月4日
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鑑賞方法:映画館

 ナチス・ドイツの強制収容所に所長として赴任した父親に伴って、収容所近くの官舎に移り住んだブルーノ少年の視線で語られる収容所のユダヤ人とホロコーストの告発する物語です。

 まだ8歳のブルーノにとって、父親の仕事も、収容所の目的も分かるはずもありません。ただ父親は国家とみんなのために尽くしているいい仕事をしているのだとおぼろげながら、信じて尊敬していたのです。
 そして、父親から収容所は農場であると教えられて、そう信じていたのでした。両親の愛に育まれて、一度も大人達の言うことを疑ったことのないブルーノにしてみれば、ホロコーストなど、存在するはずがありませんでした。
 けれどもその無垢ゆえの無知さは、思いも寄らぬ悲劇を生むことになります。

 強制収容所をテーマにした作品としては、子供目線にしたため、ほとんどその内部のことが描かれていません。
 人権や反戦など何も主張せず、少年が見た事実だけを追う本作は、それがどういう意味なのか分かる観客にとって、かえって戦争の悲惨さを印象づけるものとなりました。

 ブルーノが、縞模様のパジャマを来た人と出会うのは、引っ越してきてすぐのことでした。ブルーノは、庭のブランコから落下し、怪我します。それを慣れた手つきで手当てをしてくれたのがパヴェルでした。
 かつて医者だったという彼は、いつもキッチンで芋の皮むきをしているばかりです。そして、なぜ昼間から縞模様のパジャマを着てキッチンの手伝いをするのか?とブルーノは疑問に思うのでした。
 何かに怯えながら意志を押さえているパヴェルが、ブルーノに見せる優しさと人間らしい表情がとても印象的でした。

 引っ越し後友達がいなくなり、退屈な日々を過ごすブルーノがある日見つけたのは、物置の窓から広がる裏庭の森。探検が好きなブルーノにとってうってつけの場所でした。母からは、「その場所のことは気にしてはいけないし、絶対近づいてはいけない」と言われると余計に冒険に出かけたくなるものです。

 ブルーノは巧みに母の目を盗み、禁じられた裏庭の森の向こうへ向かいます。そして、収容所のフェンスのたどり着いたとき、フェンスのなかにはシュムエルという、縞パジャマを着た同じ年の少年がいました。はつらつとしたブルーノとどこか憂いをもつシュムエルの表情の違いが、お互いの置かれた立場の違いをよく表していました。

 ブルーノは頻繁にシュムエルのもとへ通うようになります。ボールを持っていったり、お腹を空かせている彼のためにチョコや食べ物を運んだり。次第に二人の心は近づいていきます。
 けれどもブルーノがどんなにシュムエルと一緒に遊びたいと思っても、いつもフェンスが阻みました。しかも高圧電流が流されていて、少しでも触れると感電するのです。

 ブルーノは、シュムエルのきている縞模様のパジャマに興味を持ちます。シュムエルは自分たちはユダヤ人で、みんなここに連れてこられて、服を剥がされ、パジャマに着せ替えさせられたことを説明します。
 けれども、ブルーノはユダヤ人の事を知りませんでした。そしてシュムエルが着ているパジャマに刺繍されてる番号も、何かのゲームのためのものだと思いこんでいたのです。
 そんなブルーノでもシュムエルとの交流を通じて、少しずつ収容所の実態が分かっていきます。

 そこは農場ではないこと。シュムエルはいつもお腹を減らしていること。そして内部では時々身近な人がいなくなっていること。
 父親たちが鑑賞していたドイツのプロパガンダ映画では、収容所はユダヤ人の楽園となっていました。
 シュムエルの話を聞いているとどうも違っているようだと無垢な少年の心に、本当のことが知りたいという探求心が募っていくのでした。
 それに、ユダヤ人は有害で敵だという家族や家庭教師は語ります。でもシュムエルやパヴェルなど知っているユダヤ人はフリンドリーな人たちで、どうしても有害だとは信じられませんでした。

 そんなシュムエルとの友情にも試練の時がきます。
 ある日家に戻ってみるとシュムエルが目の前のいて、ブルーノは驚きます。ガラス食器を磨くためにかり出されたのでした。シュムエルが空腹なことを知ると、ブルーノはケーキを差し出します。それをむさぼりついているところを運悪く、父親の部下コトラー中尉に見つかってしまいます。恐怖のあまりブルーノは、彼のことは知らない。見たこともない。勝手に盗み食いをしていたと嘘をついてしまいます。

 ブルーノは、裏切ったことをとても後悔します。けれど誤りたくても、シュムエルはその日から、いつものフェンスの場所に、姿を見せませんでした。
 しばらくたって、ようやくシュムエルは姿を見せます。でもその顔には、明らかに暴行をうけた痛ましい痕跡が刻まれていました。罪悪感を募らせるブルーノをシュムエルは許し、固い握手をするところが良かったですね。

 このときシュムエルは、父親が行方不明だということブルーノに告げます。ブルーノは一緒に捜そうと約束するのでした。
 そんなブルーノに母から引っ越しが告げられます。夫の任務の内容と収容所の秘密を知った母は、夫に失望し、子供たちの教育のためにも即刻この場所から退去すべきだと考えたのでした。

 シュムエルとの別れを惜しむブルーノは、父親を一緒に捜すという約束を果たすべく、家族に内緒でシュムエルの元へ向かいます。
 それは、衝撃的なラストを迎えてしまう決断となってしまいました。
 とても語れないエンディングは、ぜひ劇場で目撃されてください。

 少年の運命は、果たして強制収容所のユダヤ人たちのいのちの代償になりえたのだろうか?深く考えさせられる結末でした。

 森の映像美もきれいで、印象に残る映像です。

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流山の小地蔵

5.0純粋さが生む痛み

2009年8月27日
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泣ける

悲しい

知的

ホロコーストを描く映画というと、ドイツ人からの視点で描いた「シンドラーのリスト」、ユダヤ人側からの「Life is Beautiful」「戦場のピアニスト」等が有名だが、この映画は今までにない新しい視点から描いている。アイルランド人の原作、そしてイギリスによる映画化が可能にしたのかもしれない。
収容所を巡っての、ナチス軍人の家族における葛藤、心的推移。
その中で大人の意思とは無関係に生まれてしまう友情。

子供という純粋な存在にとって、壁は無に等しい。

ホロコーストにおける、子供の視点。
それは利害を超越した、本質的な真実を見抜ける視点なのかもしれない。

非常に考えさせられる映画だった。

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akiko0922