ホノカアボーイのレビュー・感想・評価
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ゆったりと流れる時間
とってもとっても素敵な話。
いつもハワイに旅行に行くと、ショッピングやらで終わってしまうけれど、本来のハワイの楽しみ方って、こういう島独自に流れる時間を感じることなんだろうなぁって思う。
ビーさんのレシピが本当に美味しそう。
ケーキ用意していたら、やっぱり食べて欲しいよね。
ビーさんとレオの中に流れる空気が好きだ。
2人の間の優しい嘘に泣いてしまった。
今回はレンタルだったけど、
DVD買って何度も何度も観たい映画。
テーマは、いくつになっても“色気と食い気”
スイートドリームをみれるかと期待していたのだけど
さくら、から、寅へ...
この作品で、倍賞千恵子が登場した途端、「そうかぁ、もうお婆さんの役をやるんだなあ」と、妙に感慨深いものが胸にこみあげた。「男はつらいよ」シリーズが終わってから、倍賞千恵子はドラマや映画に出演はしていたが、それほど印象に残る役はやってきてはいなかった。それだけに、私の中での倍賞千恵子は、寅さんの妹さくら、で止まっていたのだ。
それだけに、陰の主役と言っていい、この作品の中の倍賞千恵子の演技は、とても爽やかで可愛らしく、主役の若い男優よりもはるかに印象深かったことは、私個人にとってもとても嬉しいものだった。そのせいなのか、この作品の中の倍賞の役柄を見ていると、どこか寅さんを思い出してしまっていた。
この作品の中の倍賞の役は、ハワイ島に移民してきた日本人女性というだけで、あまり人生感は語られてはいない。しかし、ハワイでの一人暮らしの日常が、そのまま寅さんのような気ままな旅に似た、のほほんとしたものとして描かれていたせいで、たとえば、若い日本人男性が寅さんのマドンナのように見えるものだったし、性格もいい加減のようだが憎めない可愛らしさがあるところが、寅さんそのもののように画面から見えてきた。それが、ラストにいたるまでのもの悲しさにも繋がって、私は「男はつらいよ」以来の倍賞久々の名演に出会えた感動をおぼえたのである。
ただ、作品としては、ハワイのゆるやかな時間の中の人間模様、というだけで、特に際立ったものがなかったのは残念にも感じた。それだけに、この作品は、倍賞千恵子を見る映画として記憶されるべき、だと思うのである。
のんびりまったりほっこりしたいときに
心がほっこり。さわやかに。
よい映画です
大好き
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