ココ・アヴァン・シャネルのレビュー・感想・評価
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40点
映画評価:40点 有名ブランド、シャネルを立ち上げた ココシャネルが自身の才能に気付き 起業するまでを物語にしている それ以降の彼女の人生については述べられておらず、下記については作中にはありません ・その後、どうやって成功していくのか? ・シャネルに至るまでは? ・何故、亡命したのか? ・ナチスとの関係は? 以上の事を踏まえて観てください 当日の女性が働くためには 男の協力無しでは開花出来ないんだなと 改めて考えさせられました ココはとても個性的で 流行に乗らず、信念があり強く どういう人となりなのかが解る良い作品でした ただ90分 当時の男女のイチャイチャを見せられるのは 退屈に感じてしまいました 続編があったら また違った評価だったかもしれません 【2019.2.14】
男女から愛されるココの生き様が素敵!
女も一人で生きていかなければならない。 そんなココの決心が聞こえてきそうな映画でした。 小さい頃に父親に捨てられ、孤児院で過ごした彼女。 この時点で、一人で生きることを余儀なくされた彼女は、娼婦として一人の男に囲われ、お屋敷の中で籠の鳥のように過ごします。 しかし、ここから一気に彼女のライフスタイルは爆発! 質素な服を好み、黒が女性を最も魅力的にさせるという、考え方の基礎を築いていったのです。 男に媚を売りながらも、誰のものにもならなかった彼女。 愛する男の影がありつつも、最後まで一人で生きてきた彼女の強さがブランドに表れています!
自分らしくあることがモード
伝記ものにありがちで淡々と話が進んでいくんですが、女性の自立や自分の美意識を貫く姿勢など、共感できるポイントもあって割と楽しんで見れた。 あとやっぱりオドレイが素敵でそれだけで見て良かった。 シャネルはファッションで女性の自立と自分らしくあることの美しさを提唱し、世界中の女性に共感されて今の地位を確立したんですね。勉強になりました。
オドレイとシャネルが完全にひとつに
まず、映像が美しい。 また、音楽。 ストーリー性より雰囲気でひきこまれていく。 オドレイは、まさにココシャネルになりきっている。 19世紀末のフランスの、やや気だるい貴族社会のなかで、無一文の身から、貴族の愛人となり、さらにはイギリスの青年実業家に恋し、愛され、、 したたかでもあるが、生きるために懸命のココシャネルであったと思う。 ある意味、男性たちを利用しながらも、 自らの賭けうる仕事、ファッション、を見つけ、さらにのしあがっていく。 ココシャネルの目力はそのままオドレイの目力。 オドレイにも、いまはなきシャネルにも拍手をしたくなる映画だ。
ココ・シャネルの意志の強さ
ココ・シャネルの生を垣間見たくて選んだ。 100年以上名を残すようになった彼女の、 意志や行動力が印象的だった。 自分一人で決断し行動する頑固さがあったからこそ 新しい道を切り開いていけたのだなと勉強になった。
凛としたシャネル
何歳スタートなのかわからないけど、しわや輪郭のぼやけがだんだんとなくなって、強く凛とした女性になっていく姿に震えた。 彼女ほど強い女性でも、まわりに流されまいとするときに、悩みや葛藤がすごく強そうだった。 そんな中で出会った男性の存在って大きかったんだろうな〜。
強さは美しさ
そんなに昔の話ではないと思ってたのに、女性たちの生き方が今とは全然違うものだったことに驚いた。女性たちの生き方を変えたのはココなんだよね。 それでも自分のセンスを貫いていたココがかっこよすぎ。garçonと呼ばれてた服装も、漁師を見てマリンボーダー取り入れちゃうのも、オシャレで良かった。
この時代に女性が自立するには相当な困難は想像できる。ただ…もとは男...
この時代に女性が自立するには相当な困難は想像できる。ただ…もとは男爵の愛人でその友人とも恋仲になると言う、性的には緩い感じだったのに驚いた。
女性服の革命家
総合:70点 ストーリー:70 キャスト:70 演出:70 ビジュアル:75 音楽:70 ブラウスを飾るふりふりのレースもなく、帽子の上に羽根もなく、体を締め付けるコルセットもなく、歩きにくい高いヒールのついた靴もない、そんな自由に動ける服。彼女が着る今では見慣れた当たり前の服が、この時代では確かに浮いて見える。 しかしこれが彼女がもたらした服の革命であり女性を窮屈に縛っていた価値観から解放したのだと思えば、確かに彼女の革命的な感覚が窺える。そんな彼女のことが、文芸作品のようなしっとりと落ち着いた雰囲気でシャネルの若き日々が描かれていた。 同時期に発表された「ココ・シャネル」は、ブランドを維持していく重圧も描かれていて楽しめた。本作はそれよりも若き日の苦労と人間関係、それと服の革命的デザインに絞っていて、これはこれで面白かった。
さわやかな愛
不器用な愛情表現、直接的な愛情 フランス映画はさまざまな愛が見れて好きです。 華やかな生活を送っている女たちの中、ココの厳しい性格は異質。 ただ見ているだけでも楽しい。 19世紀フランスのファッションをココは「銀食器みたい」「哀れな女たち」と評しますが ケーキのデコレーションみたいな服飾は見てる分には楽しいです。 着るのは大変そうですが・・・
強い女性
シャネルはホント強い女性です‼精神的にはもちろん、中を通る芯が太いんです(笑)自分の考えに自信を持っていて、物事に対してはっきりしていて、こうと決めたらひたすら走っていく姿はとても憧れます✨ 他の女性は派手で華やかなドレスを着ているのに堂々とズボンをはいてブラウスを着てベストを着て✨✨ズボンにブレザーで外を歩いてるシーンはホントいいです‼‼ 強い女性に憧れるみなさんに是非見ていただきたいです‼
物語は単調だが、服に纏わるエピソードは面白い。
ブランド物にもファッションにも疎い僕だが、なんだか面白そうだったんで観てみました。 全体として構成やシーンの演出にヒネリがなく、テンポも悪い。正直、前半はかなり退屈だ。しかしココ=シャネルの才能を見抜くイギリス貴族・カペルが登場し、シャネルと惹かれ合っていく辺りからちょっとだけ面白くなる。 相変わらず盛り上がらないが、実話が元とは思えないほどメロドラマな展開と、己の才能を認めて俄然輝き出すシャネルの姿が物語を引っ張る。 シャネルが古臭い慣習への反発から新たなファッションを開発していく数々のエピソードも面白い。 シンプルな色調を基本とした彼女の服は、実用的でありながら優雅。それは孤児として生きてきた彼女らしい独立独歩のスタイルであり、それ故、どこか孤独で寂しい。ユニクロのCMじゃないが、『ファッションにはその人の歴史や生き様が表れる』という事実をこの映画ははっきり示してくれる。 オドレイ・トトゥはそんな『他人の生き様』を見事に着こなしている。シャネルを身に纏ったモデルが大勢登場するラストで、どんなにスタイルの良いモデルよりも彼女が美しく見えるのは、彼女がシャネルの生き様を見事演じ切った証拠だと思う。
好きな人にはたまらないんでしょうねぇ・・・
私がこの映画を観た感想は「好きな人にはたまらないんでしょうねぇ」です。 グルメリポーターの彦麻呂さんが、苦手な物や美味しいと思えない物を食べた時の感想と同じ。(笑) ファッションや彼女に対する思い入れがある人には興味深いのでしょうが、ブランドのシャネルにも彼女自身にも興味の無い私のような人間が、ただ映画や物語として観た場合に面白い所は少ないです。と言うか殆ど面白い所は無い。 淡々として進む山場の少ないストーリーにしか感じず、話の内容にメリハリも感じない。 私でも知っているような彼女のエピソードが出て来ますが、それらを全く知らなければ、ストーリーも掴み難い映画だと思う。 ただ、100%面白くない、金を返せってほど酷い映画ではなく、可もなく不可もなくて、私の中では内容と共に観た事さえ記憶から薄れるような映画。 ちょっとつまらない気持ちで出てきた私の横で、女性の方が関心し納得したように話す声を耳にして、あぁ興味のある人には結構面白いんだと思ったのが映画の一番の印象でした。(苦笑)
うーん(-_-)
今年観た「サガン」と異なり、子ども時代〜成功する前までが長く描かれた作品。 成功から晩年までの波乱万丈の人生を期待して劇場に行ってしまったので肩透かし… オドレイ=トゥトゥはまた「アメリ」と違った魅力に溢れていて素敵でしたが、ココを取り巻く二人の男の描写や背景がわかりにくく、エピソードもぶつ切りで粗く、欲張りすぎな感はありました。 しかしそれもすべて、コレクションを迎えたココの記憶の走馬灯を覗いていると思えば、なんとなく理解が出来るかも。 「ココ・アヴァン・シャネル」 「ココ・シャネル」 「シャネル」 全て観て、やっとシャネルのことがわかるような気がします。笑
しみじみ泣ける
友人に誘われて見た映画でした。 あまり情報を得ずに映画館に行ったのですが20年くらい前に読んだ ‘ココシャネル’と言う本の内容に沿ったお話でしたので、少し驚きました。 シャネルというとゴージャスなお洋服やバッグのイメージから ハリウッド映画さながらの きらびやかな人生を想像しますが 子供時代~青年時代は特に苦難続き。 たくましく生きる人生を自分で選んで掴み取った女性像が切なく泣ける、、。 栄光と孤独が隣り合わせの不安定な状態をオドレイさんは見事に演じて いたと思います。
最悪でした
いつかシャネルの服を着たい。いつかシャネルの服の似合う女性になろう。その時シャネルの服を買おう。 そういう想いで死にもの狂いで仕事をし、シャネルの顧客になった。 私のシャネルの服に対する想いは想像を絶するような努力の末に得たものだったのに・・・・。 この映画では、「シャネル」はただの売春婦?男と寝て養ってもらい、お店を出してもらって・・。 ココシャネルはこんなプライドの低い女性ではないはず。 もし、シャネルが生きていて、この映画を見たら、どう思っただろう。 とても気分の悪い、後味の悪い映画でした。 絶対に見ない方がいいです!! 特に、私のようにシャネルに対する想いが強い人ほど、見ない方がいいと思います。
先立って公開の『ココ・シャネル」で不足分を補う
話の展開、人間描写ともにずぼら。 先立って公開の「ココ・シャネル」を観ていたので、不足部分を補いながらの鑑賞となった。 端的に言うと、作品性および音楽も含めて、フランス作品であるはずの「ココ・アヴァン・シャネル」がまるでアメリカ映画で、アメリカ作品(仏・伊合作)の「ココ・シャネル」の方がフランス映画に見えるのだ。 オドレィ・トトゥは好きな女優だが、今回は残念な作品となった。
晩年は?
ブランド品って、本物をさりげなく身につけてこそ、上品な感じでいいんだろうなぁ。 高価なものだけど、偽物で我慢したり、借金してまで手に入れるものじゃないなぁって、この映画を見て感じました。 ココシャネルの若き日が描かれてるだけなので、晩年の彼女が何を思っていたか、庶民にも気軽に買えるブランドコンセプトを抱いてたのかはわかりませんが、若き日の彼女を見ただけでも、今まで、シャネルに興味がなかったけど、分相応になれば、手に入れたいなぁって言う憧れのブランドになりました。
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