ココ・アヴァン・シャネルのレビュー・感想・評価
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見る前の想像と異なる作品
映画館で予告編や冊子を見て興味をもちました💡
それらを見てるとココがどのようにしてファッションの頂点に立ったのか!?
っていう作品だと思ってましたが
ココがいかにその時代で自分らしく生きてきたかというココの内面的なものやマイノリティについて描かれた作品でした
自分はてっきりココのサクセスストーリーだと思っていたので正直ちょっとガッカリもしましたがあれもあれでよかったです💑
ただやはりフランス映画✨ストーリーが淡々としていてちょっと眠たくもなりましたw😨
自分らしくかつ強い女性に憧れる人オススメです
期待が強かった分、肩すかし
もっともっとシャネルがデザイナーとして脚光を浴びるまでのデザイナー初期の時代を描いてくれるものと思って観に行ったら、それどころかデザイナーとして脚光を浴びるシーンなんてラストの数分。
デザイナーとして脚光を浴びるまで、ファッション業界に登場するまでのシャネルを描いたといった方がいい作品なので、ファッション映画として観に行くと失敗するかもしれない。
デザイナーとして歩みだすまでの女性の半生を描いた伝記映画、そんな感じの作品です。
フランス映画らしい淡々とした展開。きっとこういう作品が苦手な人は拒否反応を示すかもってくらい典型的な作品っていう感じもするかも。
なんとなく映画の中で描かれるエピソードがぶつぶつ切れるような印象もちょっとあったかなー。流れるように描かれていかないなという印象が。。。
ただ、それまでのファッションのスタイルに疑問を感じ、異端児としてセンスを発揮していくシャネルという人を描いていく部分については、人物への興味が強くなったので成功かなと。
最悪でした
いつかシャネルの服を着たい。いつかシャネルの服の似合う女性になろう。その時シャネルの服を買おう。 そういう想いで死にもの狂いで仕事をし、シャネルの顧客になった。 私のシャネルの服に対する想いは想像を絶するような努力の末に得たものだったのに・・・・。 この映画では、「シャネル」はただの売春婦?男と寝て養ってもらい、お店を出してもらって・・。 ココシャネルはこんなプライドの低い女性ではないはず。 もし、シャネルが生きていて、この映画を見たら、どう思っただろう。 とても気分の悪い、後味の悪い映画でした。 絶対に見ない方がいいです!! 特に、私のようにシャネルに対する想いが強い人ほど、見ない方がいいと思います。
先立って公開の『ココ・シャネル」で不足分を補う
話の展開、人間描写ともにずぼら。 先立って公開の「ココ・シャネル」を観ていたので、不足部分を補いながらの鑑賞となった。 端的に言うと、作品性および音楽も含めて、フランス作品であるはずの「ココ・アヴァン・シャネル」がまるでアメリカ映画で、アメリカ作品(仏・伊合作)の「ココ・シャネル」の方がフランス映画に見えるのだ。 オドレィ・トトゥは好きな女優だが、今回は残念な作品となった。
ヒラヒラよりシンプルを選ぶ理由。
今作を観て思ったのは、
シャネルの原点がいかに創造されたか、よりも、
子供時代の痛烈な体験が後々まで影響することだった。
原題・シャネルになる前のココ。
ココというのは彼女の愛称で、本名はガブリエル。
母親の死後、父親に見捨てられ、姉と共に孤児院で
育つ。お針子をしながらキャバレーで歌手を夢見る日々。
当時、女性が自立して仕事を持つことなど考えられず、
貧乏女性が財を築くには、富裕な男の玉の輿にのるか、
一生下働きでコツコツと貯めるか(これは難しいもんね)
…というわけで、ココはアッサリと将校の愛人になる^^;
姉に比べると負けん気が強く、口も悪いわ気も荒いわ、
そして当時のフリフリ♪ファッションを毛嫌いするあたり、
私には母を裏切った父への恨みがかなりなのだと感じた。
男(愛)を信じてバカな夢を見るよりも、もっと現実を見て、
自立しなければならないと、意気込みだけは相当なもの。
ただ^^;理想だけでは夢は成り立たず、アッサリと自ら
愛人になる道を選ぶ…このあたりは時代ゆえに仕方ない
のもあるだろうが、実は愛を探し求めてたのではないか。
自分の存在価値を認めてほしい。
子供時代に叶わなかった夢はそこに起因する気がする。
わざと場違いなファッションを好むのも、
(才能とは別次元で)自意識から生まれるように見える。
女らしさを否定することで、自分は他の女とは違うのだ
と懸命に訴えているのだ。華々しいファッション界からは
想像のつかない地味さである。
だがしかし…。それが思わぬ旋風を起こすのが面白い。
鳥のような羽帽子から麦わら帽子へ。
機能性とシンプルを兼ね備えたデザインが、のちに
どんどん女性たちの間で広まり、好評を博していく。
何が起こるか分からないのが人生、ココ本人も自分の
個性がこれだけ評価されるとは思わなかっただろう。
思惑とは別のところで成功をおさめ始める彼女だが、
自分を認め、愛してくれる男性に巡り逢えた経験こそが
本当は最も手に入れたかった財産だっただろうと思う。
ついに日向の存在を手に入れられなかった彼女だが、
決して不幸ではないと思う。あんな人生、欲しくても
貰えるものではない。しかも自身で選びとったのだから。
(野心に満ちた女性は、白馬には自分が乗るんですねぇ)
晩年は?
ブランド品って、本物をさりげなく身につけてこそ、上品な感じでいいんだろうなぁ。 高価なものだけど、偽物で我慢したり、借金してまで手に入れるものじゃないなぁって、この映画を見て感じました。 ココシャネルの若き日が描かれてるだけなので、晩年の彼女が何を思っていたか、庶民にも気軽に買えるブランドコンセプトを抱いてたのかはわかりませんが、若き日の彼女を見ただけでも、今まで、シャネルに興味がなかったけど、分相応になれば、手に入れたいなぁって言う憧れのブランドになりました。
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