「期待が強かった分、肩すかし」ココ・アヴァン・シャネル しんぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待が強かった分、肩すかし
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もっともっとシャネルがデザイナーとして脚光を浴びるまでのデザイナー初期の時代を描いてくれるものと思って観に行ったら、それどころかデザイナーとして脚光を浴びるシーンなんてラストの数分。
デザイナーとして脚光を浴びるまで、ファッション業界に登場するまでのシャネルを描いたといった方がいい作品なので、ファッション映画として観に行くと失敗するかもしれない。
デザイナーとして歩みだすまでの女性の半生を描いた伝記映画、そんな感じの作品です。
フランス映画らしい淡々とした展開。きっとこういう作品が苦手な人は拒否反応を示すかもってくらい典型的な作品っていう感じもするかも。
なんとなく映画の中で描かれるエピソードがぶつぶつ切れるような印象もちょっとあったかなー。流れるように描かれていかないなという印象が。。。
ただ、それまでのファッションのスタイルに疑問を感じ、異端児としてセンスを発揮していくシャネルという人を描いていく部分については、人物への興味が強くなったので成功かなと。
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