劇場公開日 2009年3月7日

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「映像こそ美しいが」花の生涯 梅蘭芳 ダース平太さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0映像こそ美しいが

2009年5月7日
鑑賞方法:映画館

寝られる

チェン・カイコーは果たして何がしたかったんだろうか?
そして何を描きたかったんだろうか?

「花の生涯 梅蘭芳」には画的な美しさこそあるかもしれないが、一言で言ってしまうと、何とも退屈なドラマを見せられたという気持ちだ。もっとひどく切り捨ててしまうと、監督の演出に抑揚がないので、ドラマにすらなっていない、という印象だ。主役の梅蘭芳に扮したレオン・ライ、その愛人に扮したチャン・ツィイーともに熱演しているだけに監督の技量を疑ってしまう1本だった。何とももったいない。

ダース平太