私の中のあなたのレビュー・感想・評価
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親として・・・
母親として子供を思う気持ちは、すごく解る。父親とはまた違う気持ちだと思う。父親は遠くから見てるかもしれないけど、母親は治療が見つかればどんな事でも惜しまない。子ども自身は疲れてるし、痛い思いをするのもさせるのも嫌だから、止めてほしいと思うけど、母親の気持ちを考えると「面と向かって」は言えない。だから親を裁判にかける事にしたけど・母親は何故裁判になったか解っていながら認めたくない。母親の心情として我が子が自分より先に亡くなる事は認めたくない。子供も現実を受け止めて欲しいと思いながら言い出せない。子供が親をすごく思っていることに何だか身に詰まる思いでした。
映像ならばこれでいい
公開直後に1回目をみました。予告編からエンディングが予想された通りの
展開に、涙することはなく、期待が大きいだけに、落胆しました。
パンフレットに原作とエンディングが違うと訳者のコメントがあり、
原作とは相当違うが、小説という媒体から映像にする上では、変更も納得がいという内容のことが書かれていました。
私も、原作小説を読み(原作のエンディングはあまりに衝撃的です)
改めて、映画を見ました。
訳者の方のコメントの意味がよくわかりました。
個人的には繊細かつ濃密な小説の世界の方が好きですし、こちらは本当に泣けました。
ただ、そのまま映画化するには無理があり、映像化にあたり、設定を大きく変えていたり、
より家族愛のしかも明るい面を強調する演出がなされていたこと、主眼がケイト目線になっていたことなど、確かにこの方がこの世界観に入れたと思うし、正解だと思った。設定変更にあわせたキャスティングもよかった。
裁判シーンの核心に迫るシーンは少々だいなしだったのが残念だが、
メインテーマである”家族愛”の形を味わうことのできる良作にしあがっていたと思う。
家族愛の中の兄弟愛がすばらしい
全体的には予想していた通りの流れでした
家族のみんなが家族を愛して大事にしてるんだけどそれぞれの想いがうまく噛み合わなくてゆえに衝突してしまったり ある意味みんなが家族想いのいい家族だなと思ったり
家族愛の中でも兄弟愛はさらに強いな!!って思いました
自分も親よりも兄弟の方が絆は強いかなぁって思ってどこも一緒なんだなぁって思いました
ベターな感じですが観終わったあとは心がちょっと晴れた感じになりました
いろいろ考えさせられてしまいます
自分も子持ちのために、もしも自分が劇中家族の立場に立たされた時にどのような選択をするのだろうとずっと考えながら観てしまいました。
子供を持たない人が観たのならば、もしかするとキャメロン・ディアスの行動を容認出来ないのかもしれません。自分も半ば否定的な立場ですが、絶対的な否定は出来ません。何かをしなければ娘が死んでしまうという現実を突きつけられた時、唯一の選択肢を提示された時にそれにすがってしまうのもよく判る。
どれが正解なんて無いから難しいです。
そんな気分にさせられる映画です。
でも白血病の娘の病室にピザは持ち込まないな。
結構泣けたけど色々穴がある感じ。
母は強し。子も強し。
べつに難病、というわけではないが…
自分の友人にも、こういう状況の家族がいる。
特徴的なのは母親が突出!していること^^;
今作で描かれる母親の在り方には、おそらく賛否あると
思うのだが、むろんそれは当人には聞こえてないだろう。
なにしろその子が第一!なのである(あたりまえだが…)
自分のことなど、他の家族のことなど、次の次である。
時に真っ直ぐすぎて怖いくらいだと思うことすらある。
が、私はそんな彼女を見ても否定できないのだ。
なにしろ自分がその立場にたっていないからである。
子の心、親知らず。親心、子知らず。とは言われるが、
どちらも正しい。想い合う気持ちがすれ違いを起こす。
私がいちばん泣けたのは、高まる周囲の雑音をよそに、
自身でアルバムを作り、それを広げ、家族の写真に
「ごめんね。」を繰り返す白血病の姉・ケイトの姿だった。
自分のせいで家族の幸福の大半を奪ってしまった、と
思いながらも笑みを絶やさない強さ。家族を想う気持ち。
素直で優しい妹のアナが、自分の母親を訴えるという
ややセンセーショナルな内容が先行しているが、これは
冒頭から観れば、どういうことなのかはすぐに判明する。
母親と娘の愛情がそれぞれに対峙している姿なのだ。
影の薄い?父親と兄が、黙って見守る姿がすごくいい。
出てくる男性陣は皆、おとなしいタイプ(男はこうだ^^;)で
それが女性陣の芯の強さと対照的でやけに癒される。
これだけたくさんの愛を受け、狭いながらも人生を生き、
たった一度の恋も経験できたケイトは、幸せだったろう。
無台詞シーンで流れる音楽の使い方が、この監督らしい。
そのシーンのみでも、伝わるものが多いような気がした。
(A・ボールドウィンが久々にいいヒトだったのが印象的^^;)
考えさせる
人に深く考えさせる映画です。第三者の立場でたぶん「そのお母さんどんな人?どっちでも自分の子供じゃない?」という人があるかもしれない。でも、そのお母さんの立場で考えるとどうだろうか。何が正しいか、なにか間違いか、そんなに簡単な決めることではないだろう。。。
考えさせられます・・
病人を抱える家族の思い、家族の在り方、患者の思い、ドナーの権利など考えさせられる映画です。このような家族を前にしたとき、医療者は、患者の、ドナーの家族の本当の思いをきちんと理解できているだろうか。
家族の気持ちも、患者の気持ちもドナーの気持ちもわかる・・・だからこそ切ない・・・。
患者の権利、ドナーの権利、もし自分が患者だったら、ドナーの立場だったらどうする??
非常に内容の深い、考えさせられる映画でした。
グッときますねェ
家族の絆の深さを感じさせる映画です。
主人公は誰?
そんな感じが最後までありましたが、納得のいく終わり方です。
限られた人生の中で、家族を愛し、人を愛し......それが美しくもあり、悲しくもあります。
思っていた以上に、
前向きな映画でした。
みんなの気持ちは一緒ですが、それをどう行動に表すか、相手に伝えるか、支え方、は人それぞれなんだよな、たとえ家族であっても。と、当たり前かもしれないことを改めて感じました。
実際そういう状況になった時、自分は潔く生きていけるのか?と思いながら観ていたので、最後のシーンはたまらなかったです。
何となくのストーリーがわかった上で観にいったので、泣く覚悟はしていたので逆に泣かないかもと思っていたのですが、泣かせる演出ではなかったので(自分が思っていたような)、余計泣いてしまいました・・・
今年見た中でベストムービーかも
さいしょはキャメロン・ディアスもとうとう母親役かー。なんて気軽に見始めたのですが、最初からぐいぐい引き込まれていく脚本で、役者の演技も光ってます。
キャメロンがあんなに演技ができるとは、感心しました。なにげなく娘を見つめる優しいまなざしや、ラストシーンで悲しみを爆発させる泣きの演技、どれもこちらの胸まで張り裂けそうなぐらい感情がこもっていて、娘を救おうと必死な姿が胸を打ちます。
子役の演技もわざとらしくなくていい感じ。
息子役の男の子が昔のディカプリオに似てると思ったのは私だけでしょうか・・
尊厳死とは、と考えさせられるテーマでもありました。
命を考える
SFや恋愛物やコメディーも良いけれど、自殺や犯罪が減らない世の中で、こういった作品は重要だと思います。単に悲劇で、お涙頂戴と観るのではなく、健康に平和に普通に生きていられる事に感謝し、また不治の病等で困っている方に自分達はどう接していけば良いのかなど、多くの人が感じられたら、この作品の価値もまた違った意味で上がるでしょう。
そんなに号泣はせんかったな・・・
つい最近アナ役のアビゲイル・ブレスリンが出ている「リトル・ミス・サンシャイン」をDVDで観た。
演技もとても良かったし、コミカルな動きがかわいくて(いかにもどんくさそうなのがいい!)、この子が出てるんなら、気になっていた映画だし観てみようか、という訳で劇場へ。
設定がまずショッキングだ。こんな親ほんとにおるか?と思ってしまった。
どっちも、わが子なのに。
アナ役も良かったが、ケイト役のソフィア・バジリーバがすごく良かった。自分が生きられないという事を明るく?(ちょっと言葉が違う気もするが)受け入れつつ、初恋を燃焼し尽くし、まさに太く短い人生という感じだ。
キャストが全員とにかく良い!!お父さんのブライアン役のジェイソン・パトリックも最後にビシッと存在感示してくれたしね。
本当にみんながいい味出してた。
他の皆さんと少し感想が違うと思うが、ケイトを観ていて自分の治療の時を思い出してしまった。
わが子の事も考えた。
子に先立たれる辛さは想像に余りある。自分の体が使えるなら多分差し出すだろう。だって、先立たれるよりいいから。
内容的には悲しい映画なのに、家族の愛情が描かれていて映画終了時には満たされた気持ちになった。
いい映画だと思う。
泣きました。
観てきました。
泣きました。
家族それぞれの独白、それぞれの目線や考え方がわかりやすかったと思います。
子が親に対し裁判を起こすという外国ならではの考え方といいますか、それ自体が私には驚きだったのですが。
最後はもっと驚かされました。
涙が自然に溢れてきました。
病気を持つ子に対する家族愛、特に姉妹の方には投影できる部分があるんじゃないかなと思います。
いっぱい泣いて、でも幸せな気持ちで帰れる映画です。
観ようか迷っているのなら、観ることをオススメします。
きっと、視野が広がるはず。
愛と輝きの裏側
家族愛と青春の輝き(ただし時間の限られた)という
オブラートに包まれているけれど、遺伝子操作で
ドナーを出産するという設定はショッキングです。
おすぎ(杉浦孝昭)さんが、この映画の映画評として
「これはSF…」と書いていらっしゃるように、2005年の
マイケル・ベイ監督作品『アイランド』に描かれた移植用
クローン人間と、紙一重とも思えるシチュエーションを、
さらっと流しているのがすごい。
クローンではないから、生命倫理とやらには抵触しない
という事なのかもしれないけれど。
冒頭のアナの独白、「姉が健康だったら私は生まれて
来なかったのだろうか?」はつらい言葉でした。
移植とは、ドナーとは、家族とは
テーマの重さと反比例するように、画面からほとばしる
明るさと家族愛に、救いと共に痛々しさを感じます。
同じような年頃・年齢差の娘2人を持つ母親の一人として
キャメロン・ディアス演ずる母親の、長女を守るための
「ドナー用」に第3子を産むという決断には、戸惑いを禁じ
得ませんでした。
子供の命も身体も親のものではないはず…。普通に生まれ
育った未成年の兄弟姉妹間で移植が必要な事情が発生した
時、自分が親の立場だったらと思うと、一人を救う為とはいえ、
健康な子供の身体にメスを入れたり針を刺したりする事に
躊躇を感じない親はいないはずですが、生まれて来た次女の
身体・臓器は「移植用」と思って疑わない姿勢は、この母親
自身もキャリアをなげうち、すべてを長女の為に捧げて
闘っているという自負と、家族なら助け合うのが自然で当然
という信念から来ているのでしょう。
後半の法廷シーンで、弁護士から過去の移植手術が次女の
健康に及ぼした影響を問われるうち、その信念に一抹の
揺らぎを覚える場面に、ほっとさせられました。
また、この映画のテーマが決してそこにあるのではないと
わかってはいるのですが、臓器移植目的での子供の人身
売買をテーマにした「闇の子供たち」等の作品が脳裏を
よぎりました。
余談になりますが、長男ジェシー役は「CSI:マイアミ」で
ホレイショの息子カイルを演じたエヴァン・エリングソン。
ケイトの恋人テイラー役は「ターミネーター サラ・コナー・
クロニクルズ」のジョン・コナー役、トーマス・デッカー。
法廷シーンには「BONES」のブレナン博士ことエミリー・
デシャネルがカメオ出演しています。海外ドラマ・ファンの
方々、どうぞお見落とし無く^^
キャメロン新境地!!
キャメロンが母親役に挑戦する!!ということは前から話題になっていたから
とても公開を楽しみにしていました。
わたしはこの作品を観て、自分には今、悩んでいることがたくさんあるけれど
自分は全然がんばってないんだなぁ...と改めて思ったし、
明日じゃなくて”今”やらないとだめなんだなと自分を見つめなおす映画となりました!!!
考えさせられた
妹の心理描写で描かれているのかと思って観たら、白血病の姉を前面に持ってきた家族全体の流れだったので、登場人物の誰か一人に感情移入するという事ができず、涙脆い私がまったく泣けなかったです。
母親の諦めたくない想い、父親の想い、弟妹の想い、そして死と向き合っている姉の想い。。
キャッチコピーは「もう姉のドナーにはならない」だけど、どうも話の流れが違うので「もしかして姉の意思?」と思ったら、やっぱり…。
妹視点の映画ではないので期待していた泣ける映画というよりは、逆にものすごく考えさせられた映画でした。
もし自分が母親の立場だったら?
もし自分がアナの立場だったら?
もし自分がケイトだったら…
ケイトだったら同じようにアナにドナーをやめさせて死にたいと思いましたが、家族で考えると難しいと思いました。
本年度 赤デミーランキング第一位を奪う!
なるほどそういうもって行き方だったんですね。
家族愛というものをテーマにした物語です。
強い3人の女性と脇役となる2人の男性
物語は、病気の長女とその看病に明け暮れる母を中心に進んでいきます。
不治の病というものは、悪くなっていくというのが普通の流れです。
で、告訴した次女が告訴した理由が・・・・・
と、
最後にかけて、一気に涙腺に挑戦的な攻撃を仕掛けてきますので、
ご注意ください。
女性3人の方にばかりスポットライトがあたっていますが、
男の方もどうしてとっても暖かいですよ。
本年度 赤デミー MVP 候補です
ちなみに前回までの
赤いおじさん勝手に制定 本年度赤デミー ベストイレブン
順位は
1.ディア・ドクター 2009.7.1
2.60歳のラブレター 2009.5.31
3.グラン・トリノ 2009.5.5
4.MAMMA MIA! 2009.2.1
5.ジェネラル・ルージュの凱旋 2009.3.15
6.真夏のオリオン 2009.6.14
7.アマルフィ 女神の報酬 2009.7.19
8.南極料理人 2009.8.24
9.消されたヘッドライン 2009.6.1
10.スラムドッグ$ミリオネア 2009.4.26
11. ぼくはうみがみたくなりました 2009.9.13
でした
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