オーシャンズのレビュー・感想・評価
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メッセージ性を差し引いても退屈
前半は海の幻想的な風景を中心にドキュメンタリーっぽく美しい映像が流れ、後半はそれに対して人間はもっと海にリスペクトを持つべきだというメッセージ性が込められている。
後半パートの環境保全についてのメッセージに対してあまり評価が良くないが、正直前半パートの方が退屈で見ていられなかった。結局後半からの訴えがメインなので前半の綺麗でスケールの大きい海の生き物の映像に意味が感じられない。
個人的にはそこまでアジア人が〜反捕鯨団体が〜という主張は感じなかった。むしろこの映画のテーマが見えて少し安心したまである。(別に主張に賛成はしていない)
映像としては美しいのは間違いないが、ディープ・ブルーみたいなものを求めていたので先後半どちらにもあまり魅力を感じなかった。子供に見せるべきかはわからないが一度鑑賞して確認した方がいいだろう。
自然映画
こういった自然の映画は初めて観ましたが面白かったです。蟹のシーンなどCG?としか思えないような映像でしたし他の動物や魚も可愛かったです。鮫の捕獲シーンについて色々賛否両論が分かれてるみたいですがあういうシーンを見る度に人間の虚しさといいますか、何とも言えない気持ちが沸き起こります。もののけ姫のサンがエボシの命を狙いに村を襲いに来たシーンを思い出しました。人間が動物の命を頂いてるのは事実であるだけやはり自然や動物について考えさせられるものはあります。大人の事情を知らない子供が観るのにはちょっとまだ早い気がしますが、色々と考えさせられる映画でしたし、純粋に映像だけでもとても楽しめる映画でした^_^
観る人の想像力がとても重要な映画
よくこんな壮大な海洋の世界をフィルムに収めたなぁ~。もう、それだけで感動。
ドラマ性は少なく海の生物の姿を淡々と映す水族館のようなドキュメント映画ですので、観る人の想像力がとても重要な映画かと思います。たまには、自然の姿に癒されてみませんか?
「私たちの無関心がいくつもの生き物たちを絶滅に追いやったのだろう。」このナレーションが胸にしみました。
海洋生物の神秘。よくこんなの撮れたと感心する映像多数。勉強のため見...
海洋生物の神秘。よくこんなの撮れたと感心する映像多数。勉強のため見る価値あり。
・やはりダントツでイルカ🐬がかっこいい。
・食われるだけのイワシって…
・でかくても食われるオタリア
・蟹の大群、組体操(笑)
人間による環境破壊に警鐘を鳴らすのが主旨のようだ。それより気になる、海の真の王者は誰だ?
BSフジ吹替版鑑賞。
見たよー
PSストアで安くなってたのでアースっていう映画と一緒にレンタル&視聴。
オーシャンズ(字幕)はナレーションはフランス語になってたので、珍しいなあって感想。
内容は、映画のナレーションが全体通して思想色が強い。
上に挙げたアースっていう映画を見た後だから余計にフワフワとした主張が目立つ。
もっと動物の生態とか、映像に映る行動の解説とか欲しいと思った。
映像の向こうにいる人の主張の声がでかい。
映像に網漁やらイルカ漁やらが映りだしてから、もしやこれはシーシェパード関連のやつでは?と思いながら、ラスト予想通りですっきり。
うーん。シーシェパードって、テロリストみたいな行為したり、あとイメージ操作した映像作品があるとか聞いたことあるので良い印象がない。
自然ドキュメンタリーでよく聞く自然を守ろうってこの映画でもナレーションされる。
子供たちに伝えなければ、自然を守る義務が人間にある、っていう主張に、なんだか人を過信しすぎじゃない?って思った。
守るとか無理じゃないかなあ。人が生きていくために必要な分を管理していくしかないんじゃないかなあ。
あと大きなサメと並んで泳ぐ人間がいて、
調和し合うみたいなナレーション字幕が出るけど
本当にそんな映像が美しいって思うものなの?
自然の美しさを映すなら人間はいらないと思うけど。
海の動物たちを利用した環境保護教の布教映画
どんな映画かは何となくわかってましたが、出来るだけフラットな状態で鑑賞。
ところが冒頭から人間が出てきた時点で、非常にキリスト教的なものを感じました。(人間は神がおつくりになった特別な存在で、決して進化の過程で生まれたものではない。よって動物とは全く別の存在です。という表現)
中身は案の定、私の知るドキュメンタリーとはかけ離れたもの。
海の映像はきれいでよく撮れていますが、今の技術をもってすれば、お金と時間さえかければこの手の映像は集まるでしょう。
問題はどのように編集してどんなメッセージを込めるかが重要だと思います。
前半は、珍しくてきれいな映像を然したる解説もないまま脈略なく流し、
後半は人間の営みによって魚や動物たちが無残に死んでいくという映像とカット割り。
最初と最後に子供が出てきて訳知り顔の演技。
優しく平易な言葉で子供に訴えかけるようなナレーション。
しごくベタな演出は、より純粋な人をひきつけます。まさに新興宗教や、マルチ商法の勧誘映像によくある構成です。
私自身、環境保護については否定しませんし、貴重な動物がいろいろな理由で死んでいくということには心が痛みます。
しかし、それぞれの地域で長い時間をかけて培われた人間と自然とのかかわりは複雑で、簡単に善悪で割り切れるものではないはず。また、それぞれの立場によって環境保護のとらえ方は様々でしょう。
それをここまで一方的に押し付けられると気分悪いことこの上ないです。
もちろん表現の自由がありますからどんな映画を作ろうと自由ですが、題名と宣伝ではこういった映画だということが一切伏せらている点が問題ですね。
子供には見せたくない映画です。
論点を捻じ曲げている悪質な映画
裏切られた感が半端ない。これをドキュメンタリーといっていいのか?
マイナス評価(総合、物語、演出)。
映像の中で繰り返される命を懸けた戦い。生物は皆、何かの命を糧として生き伸びていくのだということを思い知らされる。
人間だって同じ。
ただ、強欲という名の化け物が他の生物を危機に陥れている。
だのに、人間の営みが全て悪いような印象を植え付ける。「護ってあげねば」という世界の主の欧米の発想。否、地球の全てがわが手にあると思っているらしい。捕鯨船を目の敵にして何でもありの攻撃を仕掛けてくるオーストラリアの団体と同じ発想で、途中で観る気が失せた(と言いつつ最後まで観ましたが)。
ただ、映像は美しい。
特に圧巻なのは、嵐の海に翻弄される船。他にも、ダンスシーンの如く編集されている映像、戦闘シーンの如く編集されている映像。etc。
ドキュメンタリーと聞いたけど、映画のストーリーにあう演技を動物たちがしてくれているかのよう。
本当にドキュメンタリー?CG処理したのではないかと思わずにはいられない映像が繰り出される。特にクレジットの”お断り”を知ってしまうと、全ての映像に疑いの目を向けたくなる。
元の映像はドキュメンタリーなのかもしれないが、意図して編集した映像が続き、何が真実で何が作為的なものか頭がこんがらがってくる。
よくTVでやっているような、海の生物の生態を見せてくれる映画と思ってみると、生物の生態に関しては説明がない(字幕版を鑑賞)。
ひたすら、監督の訴えたいストーリーにしたがって進んでいく映画。
ドキュメンタリーだって、監督の意図で編集されるけど、もう少し事実で語られると思うんだけどな。
特にひどいのが、他のレビューでも触れられているが、サメ漁猟の映像。きちんと調べて事実を挟み込んでの批判ならかまわないが、噂をそのまま”ドキュメンタリー”として表現するのは詐欺・捏造ではないのか。そしてそれがこの映画で一番監督が訴えたい部分であるならば、映画そのものが”ドキュメンタリー”とは呼べないのではないか。
最近、”やらせ”で告発されるTV番組があるが、この映画もそれと同列。
批判が悪いわけではない。
ただ、批判するならもっとちゃんと調べてほしかった。せめて、ねつ造したり、自分の主張に都合のよい映像だけを集めて編集したりしてほしくなかった。やらせや都合のよい映像だけを集めて編集するのなら”ドキュメンタリー”は名乗ってはいけない。
そんなやらせの捏造映画を500円で子どもに見せるとは。
稼げればいいんだよってこと?その思想が環境破壊に繋がっているのに?
そんなやらせの捏造映画が「文部科学省選定」になっているとは。
真実なんてどうでもいい、雰囲気に流されて、”らしく”見せられれば、事実に基づいて考えなくてもいいってこと?
いつまでたってもディベートができる人材が育たないわけだ。
そんな人材ばかりの日本はどうなっていくのだろうか?
(私と同じように違和感を持っていらっしゃる方がいらっしゃるので嬉しくも、ほっとしました)
何故だろう?
海洋ドキュメンタリーで、同じようなネイチャードキュメンタリーの『アース』と比べると、全然面白くない。俺が魚介系が好きじゃないからかな?
いやいや、なんか説明じみてて、どうにもウザいのがダメなのかも…
序盤の、イワシの大群に群がるイルカやクジラや鳥達のシーンはなかなか衝撃的だったんだけどなぁ~
この手の類いは、人間を出したらダメですわ
後半の一方的な自然保護展開はちょっと…
ロケットを見上げる大トカゲたち。球体のように群れて回遊するイワシ。波打ち際のオタリアの子に食らいつくシャチ。カニのハサミをちぎりシャコの勝利。海底の草をはむ癒しのジュゴン。漁船がやって来て血を流しながら生物を吊り上げる水中からのショットに違和感。ヒレだけを切って残りを海に捨てるサメ漁。ゴミや油まみれの工業地帯の海岸をゆくアザラシ。水中の映像や想像以上の動物の群れは圧巻、海中の神秘と生物の営みに絞った構成で見たかった。
圧巻の映像美。 サメが…。 ただただ自然の美しさを感じさてくれるド...
圧巻の映像美。
サメが…。
ただただ自然の美しさを感じさてくれるドキュメンタリーではなかった。
海の壮大さを痛感。
ただただ映像が美しかったです。
微笑ましいシーンと、自然界だからこそ起こり得る残酷的なシーンが折り重なって、観ていても飽きたり眠くなることはなく、あっという間に時間が過ぎていくように感じました。
エンディングに近づくにつれて、強いメッセージ性のある言葉と主題歌であるsailing my lifeが流れて感動しました。
普段生きている中では決して実感することがない強い生命力を与えられる作品です!
海好きが楽しい映画
冒頭から最後まで、思っていた数倍メッセージ性が強くて身構えました。ただ海が好きな人には本当に堪らない、あっという間の2時間弱です。家で思わず身を乗り出しながら鑑賞しました。映画館で観たかった…。映像の美しさ、生き物たちが生きている音の臨場感、BGM、迫力満点です。アトラクションのよう。
ただ、要は「人間、地球のためにしっかりしろ!」が一番のメッセージ。こんなことをあまり言うべきでないことはわかっていますが、ああ、またか、と思ってしまいました。純粋に海の生き物たちの生命や神秘を映像にするだけでは済まないのか…済まないよなぁ…そうだよなぁ…
申し訳ないけど、眠くなった。 どっかのハイビジョン放送でやってる地...
申し訳ないけど、眠くなった。
どっかのハイビジョン放送でやってる地球紀行と同じ。
確かに食物連鎖の現実を知る、自然との対話っていうのは大事だけど、映画で見ること??
そしたらもっとドキュメントタッチでムーア監督みたいにしてくれてもよかったんちゃう・・・。
どうも捕鯨船を攻撃する団体が絡んでそうなニオイがする。
変な主張を入れずに海の生物の映像だけにしてほしかった
総合40点 ( ストーリー:5点|キャスト:5点|演出:10点|ビジュアル:90点|音楽:70点 )
よくある海の生態の映像集かと思って観ていたし、実際に途中までは素晴らしい映像だった。珍しいもの・美しいもの・激しいものが登場する。鮫と一緒に動く潜水士には驚いた。だが海のものを何でも手当たり次第集めましたというだけでまとまりに欠けている気はする。
それが後半には鮫と鯨の漁が出てきて、網や釣り針の犠牲になる魚と動物が出てくるあたりからさらに雲行きが怪しくなる。痛々しい映像を見せ付けて自然保護を訴えたいのだろうが、これはあまりに一方的な主張なのでは? そういうことを言いたいのならばもっと勉強して現実に基づいた理論的な主張をして欲しい。
偽善映画です。
正直タルいです。前半は色んな生物が出てて良かったのですが、途中から漁の映像が流れてて、え!っと思いました。全く今まま何だったんだ?って怒りを覚えました。フカヒレだけとってそのまま泳げずもがくサメの映像観て観るのやめました。初めてです。鯨の捕獲の映像もあたかも乱獲してるように見せつけてるし。これってある団体が関わってるんじゃない?
見ない方がいいです。
結論から言って、これからこの作品を見ようと思った方は、絶対にやめておいたほうがいいです。特に子供に見せてはいけません。不快な思いをすることはまず間違いなく、トラウマになる可能性すらあります。
映画としての評価は問題外ですが、ドキュメンタリーとして見たとしても完成度が低いと言わざるをえません。場所や撮影対象も、目的が曖昧でまとまりがない上に、クジラやイルカばかりを写していて偏りが大きいです。もっと幅広く撮影すべきでしょう。大自然の営みを追っていくというよりは、単に珍しい映像をつなげただけという印象は否めません。
映像の美しさは評価できますが、他の面が酷すぎるので、それを補いきれていません。むしろせっかくの映像が台無しになってしまっています。
後半は特に、見るに耐えません。
製作者が何を言いたいのかは理解できますが、子供が見る可能性もある映画という媒体で、あのような映像をみせられたら誰でも気分が悪くなります。
表現するにしても、もっとましな手段があったのではないでしょうか。
ともかく、これを見るくらいなら三流のアクションでも見ていたほうがはるかにマシでしょう。
息を飲むシーンの連続
まず始めに。
私は無類の海好きなので、ひいき目で見てしまいました。
見所は、とにかく映像美。ナビゲーターに宮沢りえが任命されているけど、実はあまりナレーションはない。映像が主役なので、ドキュメンタリーに専門的な知識を求めている人はちょっとがっかりするかも。だけど私のように「とにかく映像に圧倒されたい!」という者には大好物。「DEEP BLUE」からだいぶ時が経つので、どちらがすごいか比較することが難しいのですが…おそらく映像技術は進歩しているのでは。
サメとヒトのしばしの遊泳、神秘的なコブダイの遊泳、ヒラヒラと海面をゆらぐタコ、何かの帝国を築きあげたかのクモガニの群れ、赤ちゃんをそっと抱きしめるセイウチ、とにかく息を飲むシーンの連続。世界各地の海でこれら奇跡の映像を集めたダイバー・製作スタッフの根性に驚愕。
ただ、合成映像のようなアンリアルなモノが入るので、そこで萎える人は多いかと。
音の臨場感
似たようなドキュメンタリーが毎年1本くらい出てきている気がするけど、年々進化する映像と音の技術が素晴らしいと。特にこの作品は、音が印象的でした。ある程度作っているところもあるんだろうけど、海の中だとこういうふうに聞こえるのか…というか、こういう音を出しているのか…という生々しさが。
イルカやクジラなど大型生物を扱うのはよくあるけれど、この作品はかなり小さい生物まで捉えていたのが良かったかなと思います。海の生物は大小さまざまですから。
全53件中、1~20件目を表示