劇場公開日 2009年4月25日

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「クリント・イーストウッドにしては一寸がっかり」グラン・トリノ helen1217さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0クリント・イーストウッドにしては一寸がっかり

2009年4月23日
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

知的

クリント・イーストウッドは監督としても、素晴らしい人です。硫黄島からの手紙は最高。日本人がこの映画をつくれなかったのが残念。 それで、この映画もかなり期待して行った。良い映画ではあったが、彼のベストではない。 彼の良さは、どの映画も 愛があること、作り物でなく 血の通った登場人物 ストーリーということ、反権力、巨大な体制 又は 巨大な悪に対する反抗心があること。 ヒューマニズムを感じさせるところ。許されざる者 という西部劇で 銃弾に当たった痛みを感じさせた描写は とても伝統的な西部劇映画にはなかった驚きが感じられた。 彼には日本人に通ずるハートを感じる この映画の結末も 日本的 或いは サムライ精神的なものであった。 かなりの年だが、まだまだ頑張って良い映画を作って欲しい!

helen1217