「戦闘以外の部分をもう少し練ってほしい作品」エアベンダー 銀平さんの映画レビュー(感想・評価)
戦闘以外の部分をもう少し練ってほしい作品
火・土・水・空気。
こういう四大元素を軸にしたお話は、たいてい火を司る者が悪者になります(少なくとも私が今まで見てきた中ではそうでした)。
各国のベンダーたちが能力を駆使して戦う中で主人公(アン)は、気の国最後の生き残りであるものの、まだ未熟なため、修行を積み技を磨いていきます。
あまり期待し過ぎずに、世界最強のベンダーの素質を持った主人公が、一人前になるために成長していく映画として見れば普通に面白かったです。
でも戦闘シーン以外の魅力に欠けているので、そこがもう少し練られていたらもっと良くなったと思います。
火の国の元将軍アイロが、どこかで見た顔だと思っていたら、「アイアンマン」のインセン役の人でした。
ジョン・ノーブルがどこに出てくるか楽しみにしていたのに、ドラゴンの声のみ出演でがっかりでした。
次回作では、火の国の王女が、刺客として襲ってくるという終わり方でした。王女はものすごく強いらしいです。
もし続編が作られるなら、本作より面白くなることを期待します。
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