「アラフォー世代どんぴしゃ」今度は愛妻家 gekoさんの映画レビュー(感想・評価)
アラフォー世代どんぴしゃ
…予想通り、映画観終わった後タオルがしっとり濡れるほどに泣いとりました。
何かが突然悲しいって言う映画じゃなくて、台詞にジーンとさせられ、独り言にしんみりさせられたり、大事な人の不在に泣かされた…という感じの映画でした。
行定監督がその昔「セーラー服と機関銃」@相米監督の映画を見て、監督になろうと思ったとかいうエピソードもある通り、この映画は薬師丸ひろ子で映画を作りたい!という面々が結集しての映画なんだそうです。
私たち世代より上の人にとってはきっと吉永小百合が映画女優としてそういうことなのかな~と思いますが、彼女の映画を作りたい!と思わせる女優として、吉永小百合はちょっと私にはピンとこない人なんですが、薬師丸ひろ子はなんとなくそうだよな~って思っちゃうところがあります。
歩き方の後ろ姿は昔セーラー服と機関銃の時に見た姿と変わりなく懐かしい感じもあったりして。
トヨエツとはずいぶん背も違って、肩辺りの下くらいまでしかないのですが、二人並んだ後ろ姿がお似合いに見えました。
雲の上の女優ではないけれど、等身大の女優さんとしてこれからも映画に出続けて欲しい女優です。
コメントする