劇場公開日 2010年1月16日

  • 予告編を見る

「今度は愛妻家」今度は愛妻家 さいたまのババジさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0今度は愛妻家

2010年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

導入から最初のほうは素直に感情移入ができなかった。
浮気でだめな夫・俊介と気持ちの悪いオカマのぶんさん、誰とでもHしそうな蘭子という設定は保守的なおじさんには生理的にだめなのです。
でも、見終わった後は逆になります。
おかまのぶんさんが実は一番好感が持てて、俊介が一番われわれサラリーマンの夫婦の生態に近くて、蘭子が正直で・・・。
北見さくら(薬師丸ひろ子)の日常的なかわいさは特に後半から際立って輝きます。
50過ぎの私ですが、後半から涙が出て止まらずに困りました。
もともと薬師丸ひろ子の大ファンだった私はロードショーに先立つ彼女のコンサート(1月7日)に行ってその会場でチケットを買っただけなのです。
とてもいい映画です。口コミで広がってほしい映画です。
来週の休みにもう一度見に行きますが、これ以上構成を説明できないのが残念です。

さいたまのババジ