「ロバート・ダウニーJr.が出るということで軽い気持ちで観始めたが、...」路上のソリスト FMovさんの映画レビュー(感想・評価)
ロバート・ダウニーJr.が出るということで軽い気持ちで観始めたが、...
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ロバート・ダウニーJr.が出るということで軽い気持ちで観始めたが、ぐいぐい引き込まれて後半号泣(笑)
周りに統合失調症のひとがいなかった、という言い訳しか言えないが、、
統合失調症とはどういう症状なのか、どんな支援が必要なのか、きちんと考えずに今まで過ごしてきた自分が恥ずかしくなった。
非常に難しい問題で、正解というものがない気がする。はっきり言えるのは、彼ら一人一人、それぞれのバックグラウンドがあり、人格があるということだけだ。
ロバートは、最初は自分の仕事のために彼に興味を持ったのかも知れないが、いつの間にか見返りを求めない行動に出始める。それは、一種の愛情というものではないだろうか。
それを感じたからこそ、ナサニエルは彼に感謝したし、少しずつ心を開いた。もし偽りの愛情で何かしてあげても、相手の人間は何となく分かっちゃうから。
相手から感謝されなくても、嫌われても、それでも何かしてあげようとするその感情は、うまく表現できないが、非常に崇高なものであることは確かだ。
スティーブは、最後にその域に達したのだと思う。
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