劇場公開日 2011年4月30日

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ミスター・ノーバディのレビュー・感想・評価

全34件中、1~20件目を表示

4.0極めて難解な映画です。

2020年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

いわゆるパラレルワールドを映像化したものと解釈しました。あらゆる可能性の分だけ存在する宇宙、という理解でしょうか。それ故に、ビックバンとか、そうした事柄を解説するシーンも含まれていました。良い選択であったに見えて、様々なトラブルや不幸が舞い込んでくる。辛く悲しい成り行きに見えて、とても美しく素晴らしい展開にも見える。そして向かえた結末は理解しがたい不可思議な世界。でも、エンディングの不可思議な映像表現が私は好きです。何が何だか判らないけど、素敵なハッピーエンドであったと、私は解釈することにしようと思いました。

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猿田猿太郎

4.5ジャコ・バン・ドルマルによるイマジネーションの渦

2024年12月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

人生では常に選択を迫られるものだ。あっちもこっちも両方は選べない。それは時間的制約によってやり直しが出来ないからだ。
自分の選択について、ああすれば良かったとかこうすれば良かったと後悔するのは誰にでもあることだろう。

では、後悔は悪いことなのか。
仮に何を選んだとしても、選ばなかったことに対する後悔は発生する。選択はゼロサムゲームではないからだ。
ならば、何を選んだとしても後悔はするし、後悔しないとも言える。もちろん明らかな間違いの場合を除いて。

誰もが寿命を迎えなくなった未来。選択が時間的制約によるものならば選択によって生まれる後悔が存在しない世界だ。
失敗したと思ったら新しくやり直せばいいのだから。
そんな世界で、最後の「寿命を迎える人」となった主人公ノーバディは、過去を思い出せとしきりに迫られる。
死なない人々にとって過去とは意味のないものなのかもしれない。ある意味で時が止まったままであるのだから過去も未来も全て「今」なのだ。だからこそやり直せない「過去」のあるノーバディに尋ねる。

過去を回想していくノーバディ。しかし彼の語る過去は辻褄の合わない支離滅裂なものだった。
その中に本当の過去があったかどうかすら定かではない。
ノーバディにとってもまた、過ぎてしまった真実の過去など意味のないもの、なのかもしれない。

レビューが前後してしまうがジャコ・バン・ドルマル監督の作品は「神様メール」に続いて2作目だ。
イマジネーションだけで作り上げるような彼の作風は中々面白い。
他の作品も観ようと思う。

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つとみ

3.5うーん難しいけど、なんとなくわかる

2024年6月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

映画系YouTuberさん2人が勧めていた作品

何の気なしに観てみたが
案外良かった。

確か2090年代の話だか、
実際、きっとここまで発展してはいないとは
思うけど、未来感がとても好き
とても綺麗。

主人公のジャレッド・レトさん
良いですね

どんな役でもできそうな感じ

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seiyo

1.0少しずつ沢山盛るお子様ランチ。非支持。

2021年5月15日
iPhoneアプリから投稿

凡庸な幾つかの物語を束ね方と綺麗な画だけで新味と言っても、駄目なものは駄目。
幾つかに分岐した人生と称して半端な分量で腰の据わらぬ物語が思い付きで盛り付けられる。
ちょっとずつ沢山乗って、どれも印象に残らず美味くもないお子様ランチ。
尤もらしいが、非支持。

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きねまっきい

0.5自己満足

2021年4月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

ねむい。
人生は選択次第、全てに価値がある、といいたいのはわかるが、無駄な時間と作業をかけすぎ。
だいたいあのオチで、あの人があれだけの膨大な話を考えるということにムリがある。あの構成だと、違うところへ走りだすが、その直前のあの一瞬で考えたということにとれてしまう。
やっぱり映画はストーリーありきである。
時間を返してほしい。

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ばーど

4.0圧巻。バタフライエフェクトっぽいがこちらの方が好み。もう一度見たい。

2020年8月27日
iPhoneアプリから投稿

圧巻。バタフライエフェクトっぽいがこちらの方が好み。もう一度見たい。

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卵

5.0最良の選択なんてない

2020年2月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

人間生きていると決断の連続である。しかし人生において最良の選択なんて無い。
一方を選択したら閉ざされる道もあるかもしれないし、逆もまた然りである。
しかしそれを恐れていたら何もはじまらない。選択をするからこそ、ドラマが生まれる。決断するからこそ人生になる。

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柴左近

4.0科学か哲学か

2019年5月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

何を選択したのか。
何を選択するのか。
無限の可能性と無限の充実感
どちらとも取れる不思議な作品でした。
選択しない自由と思いたい。

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カタヤマ

4.0重苦しくない哲学的作品

2018年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

おもしろかった。人生の可能性は無限大。どれを選んでも、幸も不幸も分け隔てなく訪れる。
だからこそ、今の人生を愛していたい。そう思わせる作品でした。

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ちかし

4.5今の危うさ。現実と想像の境界。

2018年10月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

今の危うさ。現実と想像の境界。

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おたけ

3.0映画

2018年7月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

というより、アート。

一度観ただけでは正直、理解できない。

が、何か不思議な感じが心に残った。

観る人によって、相当好き嫌いが別れると思うが、好きな人はきっと、何度も観たくなる作品だと思う。

逆に合わない人は何度観ても分からないし、そもそも2度と観ないと思う。

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REpower

2.5難しい!

2018年4月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

バタフライエフェクト同時進行の設定は面白いから
もっとポップにしてほしいよね!

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てん

3.0人生の岐路に立った時

2017年9月25日
iPhoneアプリから投稿

どちらも選ばないという道もある

なんて無秩序な映画だろう
ま〜〜ジャレットレトの美しさたるや

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JYARI

4.0「可能性」の物語

2017年6月22日
PCから投稿

知的

難しい

哲学的かつ科学的ということで、
解説・考察はいくつものサイトでされている作品。

個人的には、素直に「可能性」を描いた作品かなと思います。
人生で何度も訪れる選択の瞬間。
その選択を後悔することもあるだろうけど、
もたらされた結果は、良い悪いを問わず全て価値がある。

鑑賞中は正直 ついていくのがやっとですが、
心地いい余韻の残る良い映画でした。

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mar

3.0なぜだか嫌いになれない

2017年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

正直に言って、技巧的にすぎるように思いましたし、知的にすぎるような気もしてたんですね、観ている時はね。時間の経過を示すような挿入的なシーンは、どれもありきたりな表現のように思えましたし、ひとつひとつのショットが輝いていたわけでもありません。でも、観終わって、しばらく経つんですけど、なんだか不思議とこの映画を嫌いには思っていない自分がいるのが不思議なんですよね。

ジュノー・テンプルがとっても可愛かったというのはあります。その他の女優達もみんな印象的です。
でもそれだけじゃなくて、やっぱりこの多様な生き方の厚みに少しこころが動かされたのだと思います。どの人生もが、いってみれば、どうしようもなく人生そのものという感じがして、なんだか悲しい気持ちがしてるんですよね。もちろん、この悲しみは決して悪い悲しみじゃありません。最後には気持ちが前に向く悲しみなような気がします。

『トト・ザ・ヒーロー』がとっても良かったのでこちらの作品も観てみたんですけど、観て正解だったかな。

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チャーリー

5.0美しい…そして、とてもショックを受ける

2017年3月26日
iPhoneアプリから投稿

見終わったあとには、頭を殴られたようなショックとともに、生きる活力を与えてくれる映画でした…
世の中にはこんなに素晴らしい映画をつくる人がいるのだとなんだか衝撃を受けました…

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てんてこまい

3.0限りあるからこそ愛は煌く

2017年2月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

少年の日にみた未来の思い出。
あるいは今際の際の白昼夢。

人生における選択が創る未来の可能性。
未来における今の自分は何者でもなく、故に何者にでもなれる。

118歳の彼の存在が真実であるとしたら、その彼の歩んだ人生は一つである。ラストの台詞と表情が彼の真実を教えてくれている様に思う。

科学的かつ哲学的なテーマを投げかける難解な映画。ジャレットレトの演技の幅、映像美は素晴らしい。
ただ長い。

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yuitos

4.5映像美と物語のハーモニー

2016年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

難しい

寝られる

この映画は、(眠ったときにみる)"夢"、"ノベルゲーム"です。

決して、過去未来を行き来して運命に逆らって真実の愛を見つけ出すという類ではありません。
個人の好き嫌いがはっきり出ると思います。
みんなが高得点をつける映画には見えない。

"夢"のようにどんどん場面が切り替わっていき、場面同士は脈絡もなく繋がってるようでもあれば関連をもっていたりします。
例えば湖、バスタブ、プールと水を共通点に繋がっている。

この映画はしっかり結末を描けていないと思うかもしれない。
でもオチは重要ではない、だって"夢"ですから。

あのオチはハッピーエンドなんでしょうか?
ひたすら繰り返していくわけで、よく考えたら怖いですね
輪廻転生って言葉が浮かびました。

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appareee

2.5選択

2016年5月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

私には、、抽象的過ぎて。
たくさんの人生の中の選択肢。
どれを選んで進んだかでそのあとの人生が変わるのは、どれがよかったかなんて、それは結果論でどうにもならないこと。
あちこちで絶賛されてるようだけど、ちよっと難しかったです。

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おんぷ

3.5人生の選択はムズい

2016年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

萌える

自分が選べる人生の選択肢が多い程に迷いや選んだ結果の後悔に未練も残り違った人生の可能性を全て経験したとしてもソリャ大変。

時代も場所も環境も行ったり来たりで複雑だが登場人物がある程度は固定されているので段々と理解がスムーズに。

B・ホリーからのオールディーズに"Pixies"など音楽も良く少年時代の恋愛模様と人間はやはり恋とパートナーとの出会いだ。

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万年 東一