シリアの花嫁

劇場公開日:

シリアの花嫁

解説

67年の第3次中東戦争以降、イスラエルの占領下となった中東・ゴラン高原。“無国籍者”の境遇にあるイスラムの少数派とされるドゥルーズ派の花嫁モナが祖国のシリア側へ嫁いでいく。1度境界線を越えたら2度と家族のもとへは帰れない複雑な中東情勢を背景に、揺れ動く家族の姿が描かれる。監督は「Cup Final」「Lemon Tree」のエラン・リクリス。04年のモントリオール世界映画祭ではグランプリを受賞した。

2004年製作/97分/フランス・ドイツ・イスラエル合作
原題または英題:The Syrian Bride
配給:シグロ、ビターズ・エンド
劇場公開日:2009年2月21日

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映画レビュー

4.0ある女性が嫁ぐ日の物語

2020年11月28日
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UNEmi

4.0軍事境界線を越えての結婚は家族と二度と会えないことを意味します。宗...

2018年11月3日
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軍事境界線を越えての結婚は家族と二度と会えないことを意味します。宗教的な意味合いもあり難しい作品ですが、感動はひとしおです。
2014.5.7

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miharyi

3.5シリアかぁ・・・

2016年1月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

知的

今のシリアの現状を知る者としては、この映画はおいそれと語ることは難しく感じますね・・・
花嫁がずっと不安気なのが印象的です。
自然にそこにあるはずの家族に、外的な要因で無理やりにも楔を打ち込まれ、そしてまた今度も引き裂かれる。それをなんとかまたつなぎ合わさろうと皆がもがくけど、簡単ではなくて・・・ 確かにこういったことってどこの家族にも大なり小なりあるのでしょうけども、花嫁になることに、ここまでの決意と忍耐を強いられることは、そうないのだろうと思います。
国自体が抱える悲劇を扱う作品は、これまでにも多く見てきましたけど、それらの中では、かなり無理をせず、そして誇張もせずに、普通の日常の苦悩を描いていることが好感を持てましたね。
花嫁さん、今、どうしてるかなぁ・・・

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チャーリー

4.0嫁ぐことの決意。

2010年5月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

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ハチコ

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